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最近の記事

情事

会いたかった 今日はなんで遅れたのさ? 顔を見せて 今日も綺麗だね 3週間も会えないなんて (キス繰り返す) 急いで来て汗ばんでる? 早く抱きたい 身をあずけてファスナー うん? 何この匂い 何時もと違う 奴の匂い?違うな 奴 以外誰だよ 誰に付けられた 俺以外に誰が触れられるんだよ えっ! 俺の為に美容院へ寄ってきたから アシの子のコロンの匂いが着いた? そんなに密着するのかよ! 男物のコロンだよね … (キス 貪るような) きゃ!って落とさないよ じっとして肩から落ちち

    • 君のお嫁さん

      ねえ ねえ 何で君の耳は頭の上にあるの? 君には大きなシッポがあるの? 私に無いものばかりを持っている君 あとね 何で満月になると居なくなるの? 私はひとりで寂しくて膝を抱えて寝ているよ 君のモフモフのしっぽにくるまって 君のお耳を触って眠りたいのに 何? 私が十八になるのを待っているの… もうすぐだね 私の誕生日 十八になったら何が変わるの? 君と私は幼なじみで許嫁でしょう 私は君のお嫁さんになるんだ 髪にお花を着けて白い着物を着るんだよ その日をずっと待っていたって… 私

      • くるくるくるくる

        はーい ボールにちょっとお水を入れて 粉とお水をモミモミしてください そーそーモミモミ 上手だね モミモミ モミモミ 今度はこねこねするよ こねこね こねこね ぷにぷにになってきたかな? さあ丸めます くるくる くるくる まあるくなあれ くるくる くるくる 手のひらでくるくる くるくる 何が出来るかな? ほーらお月様そっくりな まん丸お団子出来た 可愛いね お団子いっぱいだ! じゃあお団子茹でるよ なあに? なんでお団子こねこねしたのって? 今日は大きな大きなまん丸お月

        • 夏の日

          【夏の日 僕ver.】 夏休みの登校日 錆びた鉄橋から見た遠くまで続く線路が 暑さでくねって曲がって見えた 僕の汗が落下する 目の前に居る君のスカートを見つめて 君が言った「好き」に動けずにいる 一陣の風が吹いて空の色が変わると 大きな雨粒が落ちてきた あっという間にずぶ濡れになったふたりは 言葉を交わすわけでもなく駆け出した アスファルトから立ち上がるホコリの匂い 向日葵の咲く道を走って 市民プールの軒下に避難する 雨で肌に張り付くセーラー服を見られなくて 僕らは何時までも

          スイカ割り

          なあに? えっ スイカ割りしたいの どうしてー ここキャンプでも海でも無いよ うーん それでもしたいんだ わかったよ! 君 子供みたいで可愛いね 待ってて一緒に準備しよう リビングの広いところね シートを敷いて スイカも置いた スイカ飛び散っちゃうから ピコピコハンマーね はいどーぞ アイマスクして10回まわって ふらふらしてる おっと大丈夫? じゃあ はいスタート まっすぐまっすぐ もうちょい右 あっ 行き過ぎ こっちこっちもうちょい左ね そうそうあと5歩 ポン!当たったー

          スイカ割り

          人魚姫

          わlー楽しかったなー 海に来るなんて久しぶりだし 君と来るのも初めて めちゃくちゃ楽しいね 君は何が楽しかった? ははは (笑) バナナボート最高だったね ぴょんぴょん跳ねて2人とも落ちちゃったしね 一緒に食べたロコモコも美味しかった 君が口元に付けたケッチャップも 可愛かった 海水はちょっと冷たかったけど 君のさビキニ姿みれたのがサイコー (シャワー室) ねえ ちょっと こっちに来て大丈夫だから 今 誰も居ないしお願い (シャワーの音・リップ音) ねえ こっち見て僕

          人魚姫

          君の初めてと内緒の話し

          ねぇ あのさー来週の土曜日 河川敷で花火大会ってあるじゃん あれ 一緒に行かない? ぼくさ 大きな花火って見た事ないんだ わぁー行ってくれるの やったーやったー えっ!君も初めて!! 君の初めてもらったー!! (興奮してケモ耳が飛び出すのを見た彼女が) ケモ耳付けてるの?って ぇぇえええ 何で? 頭の上にお耳があるーーー! うー これはカチューシャみたいなだよ うーん そうだね えっとヒミツ ヒミツだよー 何!! ヒミツを知ってる… 何時も一緒に寝ている時に もふもふ

          君の初めてと内緒の話し

          お化け屋敷デート

          ねぇ 遊園地のお化け屋敷って俺 初めてなんだよね 待って悪いけど手をつないでもいい? (お化け屋敷に入場する) なになに これー ぎゃー首なっが!! おいおい!あいつ顔無いのヤバくない 待って待って 先に行かないでよー 待って! あれ!! (彼女が急に崩れ落ちる慌てて助け寄ると 不穏な影が彼女に近ずいて行く) オイ!! (恫喝する声音) お前何やってるんだ! 俺の女に取り憑こうってか? お前 俺が解らないのか? ( 白択に変化する) 雑魚霊が!失せろ !! (

          お化け屋敷デート

          恋人たち(ショートショート)

          ┈┈┈┈••✼♡✼••┈┈┈┈ 手を握られ掌てのひらを親指でさすられた 会話はいつもと変わらないのに 君の変化に戸惑いと羞恥で カッと熱くなる 君が近ずいて 耳元にかかる熱い息と 「スキ」の囁きに 飛び出しそうな心臓 ┈┈┈┈••✼♡✼••┈┈┈┈ さらした真っ赤な果実 熟れた実を口に含みしゃぶれば 君の吐息に身震いする ┈┈┈┈••✼♡✼••┈┈┈┈ きつく目を瞑り 俺の動きひとつひとつに震える君 白い肢体を抱き抱え 手と唇は這い回り君の官能を起こし 舌で急所をいじめれ

          恋人たち(ショートショート)

          走り雨(梅雨)

          コーヒー淹れたけど 起きれないの? 今日は雨けっこう降っているものね 気圧頭痛かな いいよ無理しないで寝てて ちょっと後ろから触るよ (両手で耳を温めて) こうして耳を温めると楽になるみたいだよ 温まってきたね揉んであげる そのまま身を預けて眠ってもいいよ 一緒にゆっくり休もうか (130文字) (キャプション) 昨晩から降り出した季節雨 気圧で具合が悪い彼女をいたわる彼は… #散文 #優しい彼氏 #恋人 #恋人達 #梅雨 #気圧痛 #気圧 #シチュエーションボイス ###

          走り雨(梅雨)

          初めて

          女と男の情事です(対面座位) 台本は同じシーンを描いていますが 女バージョンと男バージョンになっています それぞれの台本として演じていただいても よいですし 掛け合いとして演じてもいただけます リップ音 衣擦れ音おまかせです ┈┈┈┈••✼♡✼••┈┈┈┈ (女バージョン) やだっ 恥ずかしい 無理 やだ跨るなんて出来ないよ きゃ 無理だって あっ キスぅ うん うん きゃ 擦らないで ああああ うん キスぅ 舌? 舌をすするって ぅぅん あー ゆっくり ゆっくりして ああ

          初めて

          雨音

          《雨の日しか会えない女性との情事です》 SE(効果音)に雨音を入れていただけると嬉しいです はっ はっ はっ (息があがる声) 好きって言って 愛しているよ 俺に抱かれている君 俺だけの君 ヤバイよ ねぇ もっと俺を求めてよ 欲しがってよ 俺の古い家じゃ雨音がすごくて 君の恥ずかしがって抑えた声じゃ聴こえないよ 好き 好きだよ 全て好き君が 吸いつく白い肌が赤く染まってる 潤んだ瞳も 雨の匂いの君もたまらない 毎日 一緒にいたい 抱きたいよ ここ いい?

          我慢出来なくて

          ねぇ これどうやるの? YouTube観てもさっぱり解らないや そんなに怒らないで 君さ怒っても 全然怖くないし そんな顔も可愛い んーだから そうだよね そうそう僕が 誘惑に負けて 君が嫌がるのを無理やり だって 初めて見る君のあんな姿 我慢出来なかったんだよー ごめんね どうする? あー泣かないで ちゃんとやるよ えっと あのさー 僕のTシャツとショーパンで帰るってのはどう? そうすれば君の可愛い浴衣姿を 誰にも見せずにすむからお願い! (211文字) (キャプション

          我慢出来なくて

          花火の夜

          花火の煌めきに 7色に染まる君の頬 自分の胸に君を支えて 後ろから抱きしめた おくれ毛のうなじをはみながら 好き 好きと呟く 身八つ口(みやつくち)から差し入れた手は 君の柔く熱く汗ばんだ 膨らみを揉みしだく こぼす声音をかき消す花火の音が ふたりを煽る 自分と君の夏の夜 (125文字) (キャプション) 花火大会の夜のデート 浴衣姿の君が色っぽくて思わず… #浴衣 #浴衣デート #デート #浴衣姿 #恋人 #恋人達 #花火 #花火大会 #モノローグ #散文 #詩 #フリ

          花火の夜

          君が消えない

          スクランブル交差点で君の笑顔をみつけた 髪が伸びて少し大人の女性に見えたよ またキレイになったね 思わず声をかけそうになったけど 隣に寄り添う誰かを見てしまってさ 丁寧にお茶を淹れてくれる仕草や 夢中な時に唇を噛む癖も 真っ直ぐな鎖骨も 変わらないんだろうね 君を形づくる全てを愛していたんだ 僕も今では彼女が出来て日々をおくっているよ 3年前のあのケンカが無ければ 今も一緒に居たのかな 君と出会った季節を迎える度に ダメになりそうなほど君が消えないんだ (215文字)

          君が消えない

          夏のはじまり

          飛び石をけるからんころんの音 小走りに出てきた君に驚く 上気して色づく耳 夜風に揺れるおくれ毛 胸の合わせに手をかけ 俯く君の初めての浴衣姿 僕は戸惑って君を直視出来ずにいる 伏せた睫毛がふるふると揺れて 頬を染め照れている可愛さ ドキドキが止まらない僕は やっと君の指に手をかけ ひんやりとした手を握れば 混ざり合わない目線と夏のはじまり (159文字) (キャプション) 初めて見る彼女の浴衣姿 ドキドキが止まらない… #浴衣 #浴衣姿 #彼女 #デート #恋人 #恋人

          夏のはじまり