一昔前の病院で働く事務さんの特徴として以下が挙げられます。

・地元出身
・既に勤務している職員の身内や繋がり
・高卒や専門卒が多く大卒は稀

最近の傾向としては大卒や中途入職者の割合も増えてきているようです。

以前「以外とアナログな病院組織」というタイトルでお話ししましたが、事務さんの雰囲気もアナログな部分が多いと思います。
まず、年功序列と体育会気質は色濃くあり、仕事においても「先輩からこう教わったからこの通りやって」「〇〇さんからこのようにやるよう言われているから」といった具合です。

また残業していると「頑張っている」と思われ、定時で帰ると「仕事あまり任されていないんだな」と思われます。生産性高く効率的な仕事が求められる現代社会とは少し温度差があるようです。

中には出世のために頑張る方もいますが、出世は実績ではなく上司や他職種の評価によるものがとても大きいと感じます。つまり直属の上司や他職種と良好な関係性が築けていれば出世は早いです。

事務さんの仕事は数値で評価できるものがほとんど無いので、人に気に入られるかどうかで今後の立ち位置が決まってくる感じです。