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UDATSU BITO 〜第2回@美濃市~

7月1-2日の週末、美濃市をフィールドに地域事業の創造に挑戦するプログラムの現地視察に行ってきました!

第1回目の現地視察は田植えや美濃のまち歩きでしたが仕事の都合などで行けず。
第2回目はまちごとシェアオフィスとワラビーランドの見学・利用、空き家調査と事業アイデア出しワークが主なプログラムでした。
週末のできごとを振り返ってみます!

まちごとシェアオフィス

まちごとシェアオフィス「WASITA MINO」はみのシェアリング株式会社が運営している、働くことと暮らすことの両立によってゆたかさの実現を目指すシェアオフィスです。
WASITA MINOの利用者はワークタンブラーを持って地元のカフェに行くとそのまま働くことができます。


タンブラーのデザインが素敵
一般的な地域であれば普通の喫茶店
でも美濃ならここをオフィスとして働くことができる
美濃市を拠点に働いている橋本さん・しょうくん・たくみくんとママ
環境を変えて働くことで創出されるアイデアもある
穏やかで暖かな日常がありました
NIPPONIAの離れにも入る
地元の食材を使ったかき氷が絶品
大谷さんの奥さんがつくる、ここでしか食べられない味だった
宿泊施設の建築が美しすぎる

地域への想いや今後やってみたいことなどを交流しつつ、美濃での「働く」と「暮らす」を満喫しました。

ワラビーランド

続いては今夜の宿泊場所でもあった、先月オープンしたばかりのワラビーランドへ!
和紙にまみれる空間で交流と体験、宿泊ができる施設です。
「芸術は爆発だ」という言葉がありますが、ここで過ごすことがこれほど良い意味で価値観や概念がぶっ壊れるとは思っていませんでした。


20年間空き家だった紙漉き職人の母屋をリノベーションしています
エントランスから和紙まみれなのです
廊下に飾られたアート作品は美術館
床の間も荘厳すぎます・・・
これ一つとして同じ和紙の形がありません
上から下までまるっと和紙の部屋
昼と夜では違った姿を見せます

そんなワラビーランドを運営しているのが和紙職人の千田さんや管理人の小笠原さんをはじめとした方々。出会いから事業構想、そして完成までの運命的かつ劇的なお話が強烈に印象に残っています。

すごい、以上にわくわく、を感じた講話
共感が共感を生み、人や地域が変わっていくとはこういうことなのかと思った
しげこさんの作る夕食が絶品でした
地のものが沢山使われています
昼はフロントだった部屋が夜はバーカウンターに様変わり
和紙が生み出す重厚感で音響効果も
健康第一
朝はラジオ体操から


古民家おじさんツアー

2日目は美濃市内の空き家調査から!
一般社団法人インクの中島さんに古民家の解説ツアーをしていただきました。
この日の最高気温は35度。美濃の熱さも満喫しながらのまちあるきです。


重伝建地区にも指定されているので外装は立派な物件が多い
美濃市や県からの補助金が○○円もらえると、、、など
リアルな情報をたくさん知りました
この物件は水道が通せない
この物件は大家から飲食はNGだといわれている
この物件は状態はいいが高いから外資に買われてしまう
などお話を聞き、活用の上での問題点とそれに気づく視点が学びでした
地図や図面を基にお話しいただけるのでわかりやすい

もともとは建築を専攻していたわけではなかったことが意外でした。
木造建築だからこその柔軟性や地域性の話も面白かったです。

アイデア創出ワーク

これまでの現地視察やオンラインセミナーを踏まえて
「自分だったら何がしたいか?」を中心にディスカッションをしました。
私は「空き家活用」グループの1人として残り9か月かけて
ローカルビジネスの事業企画の創造していきます。(予定)

5人でアイデアを出し合いました
ソトモノとナカモノの視点からやりたいことを発表
今後のプログラムで深掘りをしていきます
 発表後は長良川の鮎を食べて終了
今年もおいしい鮎をたくさん食べます

本当にあっという間の週末でした。
次回の視察も楽しみです!

あとがき


私がこの週末で最も学びだったことは、
ローカルを満喫する中で原体験が想起され、自の理想が見えてくる。
ビジョンを言語化し、伝え、考動しつづけることの大事さです。

「岐阜のことをもっと知りたい」
「事業の計画の立て方を学びたい」


そんな想いでこのUDATSU BITOのプログラムに参加していますが、
偶然にもグループ会社で人事をしている加藤さんや、
お付き合いのある会社で採用ツールを立ち上げた小笠原さんと出会いました。


グループとして地域の価値を創造するってどういうことだろう?
人事として組織の目標達成と人々の幸福の両立は実現できるだろうか?


岐阜が好きという原体験から、将来地元にどんな価値を作っていきたいか?(will)
平日は東京で「働き」、週末は岐阜で「過ごす」私に何ができるか?(can)
今後どんな学びや技術を身に着けなければいけないか?(need)

そんなことを考え、学び続ける日々です。

まもなく1年を迎える週末岐阜県民生活です。
岐阜という地域を媒介に多くの人と対話や体験を重ねてきて、
自分が目指したいビジョンや人生観が少しずつ研ぎ澄まされてきました。
そして、できること・できないこと・やるべきこと・やるべきではないこと
時間やお金の使い方も分かってきました。

1年の節目には諸々を報告できるようにがんばります!

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