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NBA2020-2021シーズンが終わって思うこと

7月22日 練習記録

距離 10キロ 平均心拍数 134 最大心拍数 162

ラップ/km 5分42秒 5分42秒 5分54秒 5分48秒 5分51秒 5分50秒 5分51秒 5分48秒 4分20秒 6分45秒

使用シューズ アシックス ソーティトレーナー

今日は上り基調のアップダウンが多いコースを走る予定で、負荷をかけようと思ってソーティトレーナーで走りだしましたが、走ってみたらかかとに違和感があり、下が土の公園の周回に変更しました。こんな日もあるかとゆのんびり無理せず走りました。

さて、NBAファイナルは、4勝2敗で見事ミルウォーキーバックスの優勝にて幕を閉じました。私は小学校時代ミニバスケットボールをしていたので、それほど詳しいわけではないのですが、今でもNBAは好きで観ています。今年はフェニックスサンズとバックスの対戦で、私としては同年代のクリス・ポール率いるフェニックスサンズを応援していました。ポールはNBAでは殿堂入り確実と言われているほど素晴らしいプレーヤーですがいまだに優勝経験がないので、キャリアの終盤に差し掛かっている今、ぜひ優勝してほしいと思っていました。

しかし、それを阻んで見事に優勝を手にしたのがバックスです。バックスのエースはギリシャ出身のスーパースターであるヤニス・アデトクンボです。彼は相当な苦労人で、親がアフリカからの違法移民で、NBAに入れるかもしれないとなった時に、違法移民の子であることから、なかなかパスポートを取得することができなかったそうです。しかも、入団当時は高さはあるけれども線が細く、本当に世界最高峰のリーグで戦えるのかと思われてしまうような体つきでした。それが、年を経るごとに肉体は進化してたくましくなり、今では211cm 110kgのとてつもないフィジカルモンスターになっています。

また、アメリカでのプレーが軌道に乗ってきたときに、敬愛する父を病気で失い、悲しみに暮れることもありました。しかし、悲しみを乗り越え、自らのなかに父は生きていると自分を奮い立たせ、2018-19シーズン、2019-2020シーズンのMVPを受賞しました。

しかし、そこまで個人としてすばらしいプレーヤーになった彼ですが、チームとしてNBAを制覇するにはなかなか至りませんでした。彼ほどのプレーヤーであれば優勝したければ、勝てるチームに移籍するために、フロントにトレードを要求したり、FAのタイミングで移籍することも今のNBAでは珍しくありません。しかし彼はバックスで優勝したいとの強い思いで、超大型の複数年契約をバックスと結びました。勝つために移籍することが珍しくない昨今のNBAでは、彼のようなチームへの忠誠心が強い選手は珍しいのではないでしょうか。

私は今年はサンズを応援していましたが、バックスのエースであるヤニスのそんなバックグラウンドを思い出して、おめでとうバックスと心の底から思いました。いろんな暗い話題ばかりの世の中ではありますが、ヤニスの念願の初優勝のニュースを知り、自分も頑張ろうと思えました。

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