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7インチ盤専門店雑記078「ボーイズレーサー」

1978年頃のことだと思うんです。ヨーロッパ車が好きになる前、セリカのリフトバックとランサー・セレステ、どっちが格好いいかということを議論した記憶が蘇ってきて、思わず画像検索してしまいました。ハテサテ誰と話したやら…。

もう少し後になると、ボーイズレーサーなどと言われるホットハッチがどんどん出てきて、1980年代は楽しい時代でした。大きなクルマが好みではない自分にとっては、大好きなカテゴリーでした。マツダのファミリアは赤限定、トヨタはカットビ・スターレット、日産はマーチ・スーパー・ターボ、ホンダはシティ・ターボII、ブルドッグでしたっけ。三菱のミラージュ・サイボーグというのもありました。いすゞのジェミニはCMは楽しかったんだけどな…。スズキのカルタスはティアーズ・フォー・フィアーズでしたけどねぇ…。

海外はゴルフGTIとか人気だったと思います。WRCもランチア・ストラトスやインテグラーレ、アウディ・クワトロなんかが活躍していて、凄く面白かったような気がします。どうやって情報を得ていたか、全然思い出せないんですけどね。ルノー・サンク・ターボやプジョー205なんかも結構夢中になって情報を集めた気がするんですけどねぇ…。カーグラだったんですかねぇ…。

7インチ盤とかいじっていると、どうしてもクルマのCMで使われた曲とか出てきて、思い切り懐かしい思いをします。脳みそへの刺激が予想外に強く、他のことが手につかなくなってしまう日もあったりします。自分が生まれて初めて買ったクルマは三菱コルディアでしたが、CM曲はランディ・クロフォード。でもあまり憶えていません。

今年の5月にヴァンゲリスが亡くなりました。近いうちラジオ番組で特集を組もうかと考えておりますが、アナログでしっかり特集するのはなかなか骨が折れます。イエスのジョン・アンダーソンとのコラボも含め、LPでほとんど買い集めてあるはずですが、サントラの数が恐ろしく多いので、全部あるなどとは口が裂けても言えません。可能な限り集めたんですけどね。またリリースされていないサントラも意外に多い気がします。ヴァンゲリスの独特の音世界、いろいろ聴き直すのは楽しい作業です。

有名どころは「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」と「ブレードランナー」でしょうか。どちらもクルマのCMで使われていましたね…と思いましたけど、「ブレードランナー」の方は違うテイクでしたっけ。マツダRX-7のCMで使われていたのは、どこぞのオーケストラ音源でした。「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」は、ブリヂストンタイヤのCMでしたね。

嗚呼、懐かしや。

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