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アイアンフィストのウォードが好きすぎる①

わたしは決意した。サブキャラへの猛烈な偏愛をここで語りまくることを!!!!主役そっちのけだ!!愛してるよおおお!!!サブキャラをおおおお!!ああ!!好きに叫べるって最高!!!

記念すべき1人目は写真のこの方。

フローーーーム”アイアンフィスト”!!!

ウォォォォォードッ・ミーッチャアアアアッム!!!

タイトル画像は、サイコパスパパのせいで、だいぶ狂い始めているウォード・ミーチャム。たぶん8,9話目くらい。超お気に入り。父が設置した盗撮カメラに向けて中指立てまくるシーン。狂ってるよね。合理主義者のウォードのそんな取り乱した姿が、まじ最高。

※アイアンフィストって何。ってひとは下記画像からリンク先へいってらっしゃい

ウォード・ミーチャムとは。

上の画像の右端の人。主人公ダニー・ランドの幼馴染にして、ダニーの父・ウェンデルの共同経営者、ハロルド・ミーチャムの長男。ダニー・ランド一家が飛行機事故で亡くなった後、ランド社の共同経営者だった父・ハロルドは自らの死を偽装。死んだことになっている彼の手足となり、ランド社の経営を担ってきたのがウォード・ミーチャム・30歳独身男性、偏屈、守銭奴、横領犯、権威主義者、功利主義者。大富豪二世の嫌なところを全部注ぎ込んだようなやつ、それがウォード・ミーチャムだ!!!!

ウォード・ミーチャムの嫌なところ。

金ですべて解決できると信じている。飛行機事故から15年経ってカムバックした幼馴染ダニーを殺そうとする。さらに精神病院送りにする。ダニーを闇に葬るために手段を選ばない。妹ジョイにも平気で嘘をつく。子供のころから5歳も年下のダニーを姑息な手段でいじめていた。会社の金を横領している。しかも多額。

などなど枚挙に暇がない。金と権力にものを言わせて欲しいものを手に入れる、典型的な「嫌な奴」キャラ。シリーズ前半では、清貧で清廉でピュアな主人公ダニーの敵役として対極に置かれる。

がっ!!がっ!!!だよ、諸君。

後半では手に汗握って「ウォード、負けないでえええ~~っ」って叫ぶ始末だよキミ。わかるかね。

ウォード溺愛だよ!!!!

まあ、なんでそうなるかはおいおい説明するけど、とりあえず、そもそも主人公ダニーがそんなに好きじゃないっすよ、わたしは。

ダニー・ランドよりもウォード・ミーチャムが好き。

ダニーって、ルフィに似てるんすよね。ピュアで勧善懲悪型で善悪の判断が二元的。直情的で単細胞で、感情をコントロールできない。こういうキッズが往々にしてヒーロー視されるわけですよ、少年漫画的な世界では。

が、しかしですよ。ダニー。どんだけ毎度、感情に流されんねんと。おまえマインドフルネス瞑想って知ってるかと。何が”気”だよ、と。ヒマラヤで修業したとか禅がうんたらとか軽々しく言うんじゃねえよ、このカンフーキッズ。

と、まあビジネスパーソンたる32歳のわたしは思うわけですね。で、まあ、なかなかダニーに感情移入できない。コリーンも日系の設定だけど日本語喋れねえのが気になって「あ~英語できる日本人俳優の層の薄さが露見」とかって気が散って集中できないし。ジョイは才色兼備で戦略家でけっこう好きだけど存在感薄めだし。ハロルドはまじでただのサイコパスだし。

で、そこでウォード登場ですよ。ウォードの葛藤。苦しみ。

最初は感情移入できない大富豪二世の嫌な奴、くらいに思っていたけれど、どんどん彼の「普通の人」ぶりに惹き込まれる。合理的で功利的かと思いきや、エピソードが進めば進むほど、ものすごく人間味に溢れていることが露呈。そして父、ハロルド・サイコパス・ソシオパス・ミーチャムの支配下に置かれた彼の、引き裂かれるような葛藤。もう、これが、このドラマ最大の見どころと言っても過言ではない。そう、観客からすればウォードが語り部役になるんですよね、いつのまにか。「闇の組織とくそサイコパスとカンフーキッズの大規模権力闘争に巻き込まれた普通の人」ウォードと伴走しながら、ストーリーを見守ることになる。

いや、そりゃダニーのアクションは超絶かっこいい。光る拳も超絶かっこいい。それは当然なんだがやっぱり、このドラマのサブストーリーを、ウォード・ミーチャムの葛藤と前進、父の支配を乗り越える物語、として観ると、俄然、心が震える。

あー叫びすぎて疲れたから今日はここまで。次回以降、気が向いたらウォードの最高シーンについてどんどん述べていきたいと思います。ウォード。好き。結婚して。ああ、そしたらわたし一気に、社長夫人。そのへんにしとけ。

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