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なんでも投稿します。麻雀ネタ多め

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最近の記事

萃夢想願ビール「楽(Vintage.var)」の本音レビュー大公開!

はじめに 葉弥さん主催、ΣLeague ALLSTAR TOURNAMENTの開催にあたって、はみだしカンパニー様に協賛いただけることになりました!Σリーグ運営末席として心から感謝申し上げます。私自身は当日不在となってしまいますが、せめて盛り上げの一旦を担いたいと思いまして、広報部を勝手に代表して優勝商品となる萃夢想願ビール「楽(Vintage.var)」のレビューをしていきたいと思います。「ただの役得じゃねえか!」と思ったそこのあなた、正解です!楽しみ過ぎる!私を選んでく

    • るなすぺ楽屋裏Σ①-「強い打ち手はひどい牌を打たない」を科学する

      思えば、チームを引き継いでもうあっという間に2ヵ月が経とうとしている。時の流れが速過ぎて全く筆が追いつかないが、このシリーズも出来る限り継続していきたいと思っている。 さて、今回のテーマは「強い打ち手はひどい牌を打たない」である。このフレーズでピンと来た人も多いと思うが、原典は片山まさゆき先生のオバカミーコである。我々麻雀打ちの聖典だ。未読の人は全員読もう。 なぜこのフレーズを取り上げたのかと言えば、それは今期のるなすぺ育成枠、げんぶくんに押し引きの基準の話をしている時に

      • 壊し屋の矜持-Σリーグ1期ドラフトを終えて-

        第1期Σリーグの怒涛のようなドラフト期間が終わった。初のリーダーの重責もさることながら、私にとってはドラフトを待つその日までの道のりが本当に険しかった。 初めて技術の責任を預かり、可能な限り人手を減らして応募から当日まで全ての工程を簡略化する大仕事。あくまで使う人を選ばずコストを掛けず、継続的に使えるものを作る、という視点でGoogleAPPやExcelマクロなど、サーバーを要しない、環境構築が不要なものを中心に組み立てる方針で進めた。 結果ドラフトレポートの牌譜屋データ

        • それでも僕は祈らない。村上淳が辿った道の跡に残るものは

          Mリーグ2022-23シーズンもいよいよレギュラーシーズンの20戦ほどを残し、佳境を迎えている。激しく順位が入れ替わる中位~上位と比して、序盤からずっと苦しい戦いを強いられている赤坂ドリブンズにとっては、この先はかなり難しい戦いが待っている。1週間前時点(2023/2月初週)よりは緩和されているものの、点差から逆算すれば、未だに平均して1日1トップが必須に近い条件だ。 さて、そんな苦しいチーム状況の中でも、一際苦しんでいる人間がいる。村上淳だ。 思い起こせば、苦難の日々は2

        萃夢想願ビール「楽(Vintage.var)」の本音レビュー大公開!

        • るなすぺ楽屋裏Σ①-「強い打ち手はひどい牌を打たない」を科学する

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          新るなすぺ楽屋裏・その3「雀魂玉の間攻略・甘口」

          はじめに 半年以上前に書いてリリースするかどうかをずっと迷っていた記事なのだが、世にも出せないようなスパイシーな文体でずっとお蔵入りにしておくくらいならさっさとリライトしよう、ということで取り組むこと一ヵ月。ようやくマイルドな内容に仕上がったのでお披露目しようと思う。 この記事はタイトルの通り、雀魂における四麻半荘の玉の間段位戦においての攻略に際して、登り切ってみて自分の視点で気になったことや、集合として起きている事象を客観的に捉えることで気付きを得るためのテキストとなっ

          新るなすぺ楽屋裏・その3「雀魂玉の間攻略・甘口」

          VPL試験対策・点数計算問題のちょっとしたコツ

          さて、これほどまでに麻雀のプロ試験が取り沙汰されることも過去無かったと思うので、自分が持っている知識で点数計算問題のコツというか、土壇場で頼れる力業をひとつ紹介しておきたい。 まず、この記事の対象としている読者についての話をする。点数計算がよくわからない、という人は恐らく麻雀を日常的に打つ層の中にもかなりの割合で存在すると思っているが、「よくわからない」にはかなりの幅がある。段階別で書こう。 ①そもそも役が把握できてない ②どんな場面であっても自信を持ってすぐに点数申告が

          VPL試験対策・点数計算問題のちょっとしたコツ

          新るなすぺ楽屋裏・番外「恨みと呪いのメカニズムから考える幸福論」

          「妻に激似の姿で、麻雀配信をしている人がいる。もしかしてこっそりVtuberになったのではないか?」 今だから言える話だが、こんなとんでもない勘違いをきっかけに、雀魂プレイヤーを中心とした私の交流関係は一気に広がった。運良く優勝出来たBCC杯をきっかけに旧Fリーグ4期でるなすぺの面々と知り合い、チームの垣根を越えて多くの人と交流する中で、雀魂のプレイヤーに限らずたくさんの麻雀好きと知り合うことが出来た。これは間違いなく2022年の自分の活動のメインストリームとも言える出来事

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          新るなすぺ楽屋裏・番外「恨みと呪いのメカニズムから考え…

          映画『THE FIRST SLAM DUNK』の感想※核心に関わるネタバレ有り※

          どうしても観た日に感想を書きたいと思いつつ、余りに人の目につく場だとネタバレ配慮が難しいので備忘録として記事にしておこうと思う。 表題の通り、映画『THE FIRST SLAM DUNK』を劇場公開初日に見て来た。何を隠そう、連載当時から大好きだったマンガである。期待に胸は膨らみつつ、正直に言うと不安も半分、という気持ちで劇場へ足を運んだ。 周知の人も多いと思うが、封切り前のこの映画の評判ははっきり言って良くなかった。未公開の映画の期待度というものは、余程のことが無ければ

          映画『THE FIRST SLAM DUNK』の感想※核心に関わるネタバレ有り※

          続・るなすぺ楽屋裏「NAGAとハサミは使いよう」

          さて、だいぶ間隔が空いてしまったことですっかり忘れていたが、めでたく再びるなすぺのメンバーとなれたこともあって、こちらのシリーズもせっかくなので継続してみようと思っている。 今日のテーマはみんな大好き麻雀AIのNAGAの話。 新生るなすぺのメンバーを最初に見た時に抱いた率直な感想は、メンバー全体の最低ラインはある程度保証されている一方、突き抜けた鉄強みたいな存在がいるわけでもないので、安定してスコアを伸ばしていけるように全体能力の底上げを進めて平均値を上げる、という方針に

          続・るなすぺ楽屋裏「NAGAとハサミは使いよう」

          麻雀リーグFive Colors広報部編集室の舞台裏とメンバー紹介、そしてドラフト祭り最終日に思うこと

          怒涛のドラフト期間も終わり、いよいよ最終日、ドラフト当日を残すのみとなったところで、久しぶりに個人的なテキストを書いておこうと思う。 今回は、史上稀に見る規模のエントリーとなった第一期麻雀リーグFCのドラフトについての舞台裏に関して紹介すると共に、私が広報部に入って感じたことや、メンバーについての紹介を合わせてしたい。 まずはじめに、そもそもこんなテキストを書き起こしておこうと思ったモチベーションの根源は、ドラフトレポートへの反応の良さにある。正直、どうしてもある程度型に

          麻雀リーグFive Colors広報部編集室の舞台裏とメンバー紹介、そしてドラフト祭り最終日に思うこと

          それでも僕はうんこ味のカレーを選ぶ

          日本で幼児~初等教育を過ごした身であれば、恐らくは何人も選択し難い究極の命題に遭遇した経験があるものと推測する。命題は下記のようなものだ 「カレー味のうんことうんこ味のカレーを、食べなければならぬとしたらどちらを選ぶか」 これはどちらも選びたくないような最悪の選択の比喩として成人後も使う人間が散見されるものであるが、私はこの命題に対して明確な解を持っている。 「カレー味のうんことうんこ味のカレーを選ばなければいけない場面は、迷わずうんこ味のカレーを選ぶ」 なぜそれが言

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          麻雀急成長見聞録・僕たちは、言葉のナイフで世界を切り取りながら生きている

          「ブロック数」の概念を知ったのが実は1年前くらいのことだ、という話を先日ツイートで書いたが、実は恥ずかしながら「ウイング形」という言葉は最近初めて知った。昨今の麻雀打ちの間では割と当たり前のように使われる言葉らしい。誰が言い出したのかは存じ上げないが、連続形の分類としては分かりやすくて良いなと感じる。今まであまり意識していなかったが、このウイング形を用いた何切るは広範囲の受け入れ差分を考慮する練習にもなって面白いものが多い。連続形に苦手意識がある人にはおすすめなので、検索

          麻雀急成長見聞録・僕たちは、言葉のナイフで世界を切り取りながら生きている

          るなすぺ楽屋裏第3弾・直感を超えていけ。麻雀座学が持つ価値とは

          認知の話を前回の楽屋裏で書いてから、どこかでヒューリスティクス(直感的判断)をネタにして記事を書こうとは決めていたのだが、差し込みで書きたいことが溜まってしまって筆が鈍ること2ヵ月。流石にいつまでも寝かせてると何を書きたかったのかも忘れそうなのでそろそろ観念して記事に起こしておこうと思う。 一応ネタ元は楽屋裏の雑談(昔の話過ぎてもはや記憶も定かではないが、とくらげちゃんとゆきさんが居た気がする)で、シンプルに言えば「麻雀の座学って、気持ちとしてはなんだか嫌になっちゃうけど、

          るなすぺ楽屋裏第3弾・直感を超えていけ。麻雀座学が持つ価値とは

          滝沢和典への称賛に思う、見る雀文化の未来

          前回の記事をアップした後実はすぐに白鳥翔の話を書き始めていて、既にかなりの文字数を打ち込んだ状態だったが、Mリーグファイナル最終戦を見終えた瞬間、書くテーマを変えようと思って急遽この記事を書くことにした。ABEMASを応援していると公言しながらここまで一本もABEMASの記事を出していないという大変面白い状態だがどうかご容赦いただきたい。 少しだけ弁解をしておくと、本当は白鳥の記事はセミファイナル終了後に出そうと思っていた。そのくらい印象に残るラストプッシュからの2着キープ

          滝沢和典への称賛に思う、見る雀文化の未来

          その時、小林剛だけが前を向いていた

          Mリーグ2021-2022シーズンにおいて、パイレーツがセミファイナルで敗退した。レギュラーシーズンを首位で通過しながらの敗退には衝撃が残るが、全体が接戦だっただけにそこまで驚きは無い。ファイナルも同様で、上から下まで全て入れ替わっても不思議は無いくらいの僅差となっている。結末がどうなるか、一人のファンとして今から気になって仕方がない。 今回はどうしても書き残しておかねばならないと感じたパイレーツのセミファイナル最終日、小林剛を見ていて思ったことを文章に起こしておこうと思う

          その時、小林剛だけが前を向いていた

          るなすぺ楽屋裏「雀魂が挑んだ悪魔の証明。牌操作神話は何故信仰を集めるのか」

          るなすぺ楽屋裏第一弾はたくさん読んでいただいて感謝の限り。想像以上の反響に自己肯定感が爆上がりすると共に、若干次の記事へのプレッシャーを感じる毎日である。 とは言いつつ流石にあれだけ読んで反応をもらえたら次を書かないわけにはいかないので、楽屋裏と言いつつ楽屋裏ではなく表で出た話題をネタに一本記事をあげておこう。今日はGBの酒井団長との雑談で出て来た、「雀魂は面白い方法を使って運営側の恣意的な不正が無いことを証明している」という話から。 「牌操作」という言葉を聞いたことがある

          るなすぺ楽屋裏「雀魂が挑んだ悪魔の証明。牌操作神話は何故信仰を集めるのか」