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何かとてつもなく嫌なのです
生きることと
生きることに絶望する
それが同時ある世界が

心地よい音楽
ひとりひとり好きなもの着て 今日をやり過ごして
ただ起きたことを楽しく受け入れていく

それでいいじゃないか
いや何かが違う
いや何も違わない

何かが進み 切り捨てられている
刻まれていいる
下敷きにされている
それでも声をあげることも出来ない
無色で透明の裏返った世界で
僕は生きざるを得なくなっていて
それはある種の「敵」と同居するような世界
僕は僕の顔をつけて 他人の振りをする
時々 善人として 時には病的になり
時には「愛なのかなあ」と喋りながらの日常の中で
苦痛のない世界に自分の神経を埋め
表面上は平和な人々の中に
僕を同化させる

2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します