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奴らは「死んで天国に行けばパイにありつけるぞ」
そう言いながら俺が死ぬのを待っている
だがこの世に生を受けたその日から死ぬまで
奴らが俺たちの叫び声を聞いたためしはないんだ
Well, they tell me of a pie up in the sky
Waiting for me when I die
But between the day you're born and when you die
They never seem to hear even your cry

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ジミークリフ「ハーダーゼイカム」 


「幸せ」は誰かにとって凶器なんじゃないか
私がそうだった 人の幸せが苦しかった
どうしたら幸せな気分で毎日過ごせるのか
心がズタズタに傷つくと
そこにあるものさえ目に入らない
なにもかも見えなくなってしまう


頑張ってるのに まだまだと言われる
すでにしんどいのにこれ以上どうしたらいい?
どうして遠回しに「頑張ってる人はえらいよね」なんて
言われないといけないんだろう
なんの喜びもなく充実感もない
繰り返し繰り返す日々
歌のように幸せになりたいと思う

カウンセラーに「困ったときはどうしてるの?」って聞かれて
答えに詰まってしまった 
困ったとき、誰も知らないところで吐き出して
誰にも頼ることもできないまま諦めてきました
そうやって生きてきました
誰になら頼っていいのか どう頼っていいのか 
そもそも頼るって何なのか 
そんなことも知らないまま生きてきました

疲れの抜けない身体をひきづりながら
いやな奴のことをずっと考えるなんて馬鹿なことだと思って
好きなこと楽しいことを考えようとしても
何をしても許されると思いこんでいる
自分が世界の中心だと思っているやつをやっぱり考えてしまう
いつかいつか痛い目を見ればいいんだ あんなやつ

猥雑な街 超高層ビルの谷間から
「自分は狂っていないか」確かめながら見上げる
明るさで見えない純粋 ぼやけた六等星


2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します