技能実習生受入れ ~お金の話 定期費用編~

こんにちは。グローバルネットワーク協同組合 鹿児島営業所の二木です。
今回は、技能実習に係る費用について解説していきます。
外国人技能実習機構が令和3年9月9日~同年10月4日まで監理費等に関するアンケート調査を行っています。
今回は、そのアンケートを参考に技能実習にかかる費用について見ていきます。
前回は初期費用でした。

今回は受入れ後にかかるお金について書いていきます。

この記事を読んでいただくことで技能実習にかかる定期的な費用について知ることができます。

✔定期的な費用 

✔監理・訪問指導費

1号の平均額 14,554円
私たち、監理団体が頂く費用です。
監理団体は技能実習事業については、このお金からしか会社の運営をすることができないです。

✔送出し機関に払う費用

1号の平均額 7,077円
入国前の求人や面接、講習を行う送り出し機関にも配属期間中は費用が発生します。日本に駐在員を配置したり、オンラインでの通訳をお願いすることがあります。実習生とトラブルが発生した時(特に1年目)は、是非送出し機関のサポートを活用しましょう。

✔その他実習監理に関する費用

1号の平均額 6,042円
監査・訪問管理指導費用では対象外の営業活動費などはこちらで賄われます。

✔その他

1号の平均額 2,878円
その他には、募集・選抜に要する費用、帰国のための渡航費用などがアンケートでは含まれているのですが、弊社ではこのその他に含まれている項目については一切徴収しておらず、どうしてこのような費用がここに出ているのかわかりません。

アンケートでは、技能実習1号(1年目)・技能実習2号(2,3年目)・技能実習3号(4,5年目)がそれぞれの平均額が違い、
技能実習1号の平均額が30,551円
技能実習2号の平均額が29,096円
技能実習3号の平均額が23,971円

となっています。
年を追うごとにかかる手間が少なくなる可能性が大きいので、監査・訪問指導費用と送出し機関に支払う費用が少なくなり、このような結果になっています。
弊社では、一律料金となっています。

✔不定期費用

平均額 154,780円

内訳の上位3つは
一時帰国に係る渡航費 52,380円
帰国のための渡航費  37,471円
その他実習監理に要する費用 55,910円
となっています。

✔まとめ

以上、今回は技能実習に係る定期費用と不定期費用について見てきました。
人件費+定期費用も発生し、コストとしては日本人より割高となってしまいます。しかし、人手不足で経営が困る前に取り組むことが重要と考えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。

今後も技能実習にまつわることを発信してまいりますので、応援よろしくお願いします。

鹿児島県の技能実習の受入れは
グローバルネットワーク協同組合 鹿児島営業所」にお問い合わせください。
メール:futaki@global-network.jp

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