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リーダーシップ ケルトの神ルグ

ケルトの光の神ルグは、仲間の神々を率いて戦をするとき。
 一人一人に「あなたは何ができるのか」と問いかけ、一人一人が自分自身の口で何ができるのかを言葉にしてもらい、勇気づけていった。

 私は、昔々、ヨーロッパに存在した、文字よりも口承を重んじ、美しい芸術センスを持ち、素晴らしい竪琴の技を持ち、戦いに際しては臆することなく、雄弁も雄弁な、ケルト人の神話が好き。

 ずっとずっと追いかけています。

 今日は年に4回あるケルトのお祭り、ルーナサ。

 ケルトの太陽と光の神ルグ様が育ての母親の葬儀を行ったところから来ている、収穫を祝う祭。

 牛を屠り、麦でパンを焼くお祭りだそうで、私も!!ということで、牛肉を焼き、パンを添えました。

(ちなみにテーブルかけは、ギリシャ神話の英雄アキレウスの盾を模したものです。アキレス腱の語源の英雄。藤村シシンさん率いる古代ギリシャナイトさんが作ったもの。壮大!!)

 ケルトの祭日は次にサウィン11月1日があります。
 近頃盛り上がってきたハロウィンの元になったお祭。

 またサウィンのお祝いもしたいものです。

 季節の節目節目を感じ、時をじっくり感じるのは生きる実感をくれますね。

 今日はルーナサにまつわる神、ルグについての神話たちを読み解きながら過ごしました。

 冒頭のエピソードはルグが、王として、神々を率いて戦をするときの神話から。

 人は、誰かから命令されて動くものではなく、己が心から発するものによって動く。

 そういうことをルグはきっとよく知っていたのでしょう。
 現代にも通じる理想のリーダーの姿。
 感動しました。

浮き沈みはげしき吟遊詩人稼業を続けるのは至難の業。今生きてるだけでもこれ奇跡のようなもの。どうか応援の投げ銭をくださいませ。ささ、どうぞ(帽子をさし出す)