#07 立ち直らせてくれた人

前回の記事を夜に読み返したら
いろんな気持ちが浮かんできたから
そんな心を私にくれた人たちについて
もうちょっと書いてみることにした
私の今まで生きてきた人生において
『心の支えだった人』と
『立ち直らせてくれた人』と
『愛を教えてくれた人』と
『期待しないことを教えてくれた人』
…そんな人たちのこと

今回は『立ち直らせてくれた人』について

立ち直らせてくれた人 

彼女との出会いは中学校の入学式の日
同じクラスの教室の右後ろの席にいた

今でも運命の出会いだったと思う

小学校時代の後半で人を信じれなくなってから
初対面の人やあまり話したことない人が怖くて
中学校の入学式は不安でいっぱいだった

そんな日に出会ったのが今でも仲良しの親友

彼女は同級生の中でとても大人びていて
私が欲しかったものを持っている人だった

意見はしっかり言うけど
ちゃんと人のことを見ていて
いつも配慮を忘れない

ほんとに中学生かよ
と、思うくらい大人に見えた

そんな彼女との一言目の会話が…
思い出すと笑えるくらいアホで
お互い第一印象は最悪だったのに

気づけば彼女は
私が今まで怖くて作れずにいた
友達という存在になっていた

中学〜高校にかけて学校も一緒で
なんなら恋人よりお互いが大事で
「結婚するならお互いより好きになれたら」
なんて、そんなことを言ってたくらい

そんな彼女とは以来10年仲良しのまま
私は上京して、彼女は地元にいる

距離も離れて会う時間も少なくなったけど
いつ会っても誰よりも大事な存在

あの頃大人に見えていた彼女と
今見えている彼女は
びっくりするほどおんなじで

それが不思議と心地よくもある

大人になって離れ離れになっても
ずっと大好きで大切な人

あの頃彼女が何か特別なことを
してくれたわけじゃないとは思う
何かしてくれようともしていないと思う

ただ、あの頃の私と彼女の波長が
ちょうどぴったり合ったんだと思う

それが私の救いだった

勝手に私にヒーローにされた彼女が
もしこれを読んだとしたら
きっとちょっと笑って言うんだろうな

『懐かしいなって』




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