マガジンのカバー画像

初めてのPower Automate Desktop

20
無料のRPAツール、Power Automate Desktop(PAD)のちょっとしたTip’s集!使いながら見つけた事を短文で投稿して行きます!
運営しているクリエイター

記事一覧

【PAD】更新したらPCを再起動!

【PAD】更新したらPCを再起動!

Power Automate Desktopは、月に数回更新(アップデート)がある(変更内容は公開されていないわけだが)。

そして、経験的に更新後はかなりの割合で異常動作を起こし、PC再起動で解決する

更新後はPC再起動するようにしましょう。怖いのは正常に動いたふりして誤動作するパターンです
#RPA

【PAD】アプリの切り替え検知方法

【PAD】アプリの切り替え検知方法

Power Automate Desktopはなぜこんなに更新がある度に既存のフローがエラーを起こすのか。特に売りの機能である「UI要素」がよくこける

従来私はアプリが切り替わるのを切り替わり後のUI要素を待機し検知されたら次のアクションに進むようにしていた

しかし…、そのUI要素が検知できなかったり、検知に30秒以上かかったりする事が「時たま」起こるようになった。そして一度そう言う現象が起こ

もっとみる
【PAD】不安定な時

【PAD】不安定な時

Power Automate Desktopが時たまエラーになるなど動作が不安定な時は別のやり方に変えた方が良かったりします。

例えば、UI要素で文字列をうまく取れない事がある場合は、Ctrl+Cで文字列をコピーし、クリップボードから変数を取得する。またはその逆などです。

ひとつのやり方にせず試してみましょう!
#RPA #生産性

【PAD】複数ウィンドウ

【PAD】複数ウィンドウ

動的に変わる環境でWEBブラウザやメールの複数ウィンドウをコントロールするのは難しい。静的であればセレクタに記録された場所でコントロールできるが動的だとウィンドウの特定方法が分からない。

結局、ウィンドウを一つずつ開いて閉じるワークフローになってしまう…
#RPA #生産性

【PAD】エラー処理

【PAD】エラー処理

Power Automate に限らないがメインのプログラムを組むのはそんなに手間はかからない。手間がやたらかかるのはエラー処理のフロー構築とそのテスト。感覚的には開発期間の8割はエラー処理とテストに時間を割いている印象
#RPA #生産性向上

【PAD】アプリ終了

【PAD】アプリ終了

Power Automate DesktopでEXCELやACCESSを操作し終了してもバックグラウンドで動いたままの事がある。

この場合、アプリを終了させてWAITで2秒ほど置いてから「プロセスの終了」アクションでトドメをさすと解決する
#RPA #生産性向上 #効率化

【PAD】ブラウザ操作

【PAD】ブラウザ操作

EdgeなどのWEBブラウザでUI要素を使うと、位置情報によりセレクタを触っても上手く動かないことがある。ここは大人しく「キーの送信」でタブキーなどを使って操作する方が確実に動作する
#RPA #生産性

【PAD】位置情報

【PAD】位置情報

Power Automate DesktopのUI要素は見た目の画像だけではなく位置情報を持っておりその位置と画像でUI要素を認識しています。

そのため、Microsoft Edgeのようなブラウザの場合、どこのタブにあるUI要素か記録されているためタブの状態が変わるとUI要素は認識されません

対応方法は二つ。

常に新規ブラウザを起動して他のタブが無い状態でUI要素を取得し実行する。複数モニ

もっとみる
【PAD】フローのコピー

【PAD】フローのコピー

Power Automate Desktopで作成したフローは他のPCにコピーできます。やり方は編集画面ですべてのアクションをコピーし、メモ帳などに貼り付けてメールなどで他のPCに渡し、そのPCの編集画面にメモ帳等からコピペします。

こうするとUI要素や画像もバイナリデータとして漏らさず全て送る事ができます。

ただし、UI要素や画像は再設定になる事が多いです(セレクタで調整する事もできなくはな

もっとみる
【PAD】キー送信のデメリット

【PAD】キー送信のデメリット

キー送信はPC環境に依存しにくいフローを作れますがデメリットもあります。それはUI要素のようにアプリの状態を確認しないのでアプリの状況を無視して、つまり暴走します。また、そうならないようにWaitの時間を調整する手間も発生。

対処としては最初だけUI要素でアプリの状態を捕まえてからキー送信で操作するのが良さそうです
#RPA #生産性 #自働化

【PAD】画像認識

【PAD】画像認識

Power Automateは画像認識により、登録した画像とモニタに表示された画像を比較して処理を待機させたり分けたりできます。ただし、注意事項があります。それは、見た目は同じでもディスプレイの解像度や文字のサイズが違うと同じ画像と認識され無い事です。この場合、解像度毎に複数の画像を登録しておくと良いでしょう(できるだけ小さめの画像で…)

なお、アプリの状況を確認するのであればUI要素を使った方

もっとみる
【PAD】 アプリとの同期方法

【PAD】 アプリとの同期方法

PowerAutomateは操作しているアプリケーションの処理完了を検知しないので勝手にどんどん進んでいきしばしばエラーを起こします。こう言う時は下記の幾つかの方法でアプリケーションの処理終了を検知します。

UI要素を使って、処理中の画面が消える、もしくは処理後の画面が表示されるのを検知するまで待機させる

処理中と完了で特定のカラムに表示されるテキストが変わる場合、UI要素でそのカラムを指定し

もっとみる
【PAD】 コピペ

【PAD】 コピペ

PowerAutomateで文字入力すると文字化けしたり上手くいかない事がある。こう言う時は、クリップボードに文字を設定し、キー送信で{Ctrl}{(V)}を使って貼り付けると良い。一瞬でそのまま貼り付けられます
#RPA #PAD #効率化 #DX

【PAD】キー送信の使い方

【PAD】キー送信の使い方

Power Automateで、TABキーなどを使って移動する場合、一つのアクションの中に{Down}{tab}{tab}{tab}{tab}{tab}のように続けて書く事ができます。ただ、あまりに多いと間違えやすくなるので、その場合アクションを分けても良いでしょう
#PAD #RPA #効率化 #DX