このYouTube動画をどうしても見てほしいので、３分で読める長さの記事でプレゼンします。

せやろがいおじさんとロンブー田村淳さんが、「マスコミが報じない日本の闇」と題して、外国人の収容をめぐるヤバすぎる実情と、入管法改悪の問題について約48分の対談をしている動画です。要所要所で弁護士の先生が解説を入れてくれます。

✅日本の難民認定率はわずか0.4％！

日本は「難民条約」に加入しているので、難民を引き受ける義務を国際的に負っています。

ミャンマーや香港みたいに、国にいたら殺されたり捕まったりしてしまうかもしれない状況は世界中にあります。ですから危険を逃れて藁にもすがる思いで彼ら・彼女らは「難民条約」加入国である日本にやってきます。（どこの国に行こうかしら、なんて選んでいる余裕のない方が大半です。）

しかし日本は、例えば2018年の数字で言うと10493人の難民申請のうちわずか42件しか認定していません。

必死の思いで日本に来ているのに、それがどんなに酷い仕打ちかぜひ想像してください。

その他、難民申請中の生活はどうしているのか、認定されなかったらどうなるのかなど、詳しいことは例えば認定NPO法人「難民支援協会」などのサイトやこちらの資料などをご覧ください。

✅在留資格がない外国人≠犯罪者！

皆さんは、「在留資格がないのに日本にいる外国人」を犯罪者だと思っていませんか。

しかし、在留資格というものは、ちょっとした都合で仕事を失ったり学校に通えなくなったり、離婚したりしても剥奪されてしまうことはよくあります。

オーバーステイなど、たとえ形式的には「不法滞在」であったとしても、何か悪いことをしたという人ばかりでは決してありません。私たち日本人だって、失職、退学、離婚を余儀なくされることくらいありますよね。

悪いことをしたから収容されているわけではない、ということはぜひ知っておいてください。

✅医療や司法の専門家でもない「入管」がすべてをジャッジ！

スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん（当時33歳）が名古屋出入国在留管理局で収容中の3月6日に亡くなった問題では、収容中に適切な医療を受けさせてもらっていなかったのではないかとの指摘が遺族や支援団体、国会議員から相次いでいます。

これはたまたま発覚した氷山の一角に過ぎず、本来は収容施設から出て適切な医療を受けるべき人に適切な医療を受けさせていない事例が相当数あるのでは、と強い疑念を抱かざるを得ません。例えば入管は、収容中の様子を記録した監視カメラ映像の提出を頑なに拒んでいます。

そもそも、ある外国人に医療を受けさせる必要があるか否かを、医療の専門家でもなんでもない一介の行政機関に過ぎない「入管」がジャッジできる仕組み自体がおかしいと言わざるを得ません。収容させる・させないを決めるに当たり「司法」の判断が一切入らない、無期限かつ全件収容主義とも称される運用など、今の入管・収容制度には問題点が多すぎます。国連からも何度も勧告されています。詳細については例えば日弁連の意見書などが勉強になります。

✅五輪のためのハリボテ

在留特別許可の認定率が、五輪招致が決まった2013年以降から露骨に下降しています（一目瞭然のグラフが、冒頭のYouTube動画23分くらいで示されていますのでぜひご覧ください）。

「安心・安全」を演出するために怪しい（と勝手に決めつけている）外国人を排除したいと考えているフシがあります。自公政権は難民申請者を「保護・救助」の対象としてではなく「管理・取り締まり」の対象としか見ていないフシもあります。もちろんこれは国際規約に反するモノの見方です。

「外国人をたくさん受け入れたら治安が悪化する」などという差別と偏見に満ち溢れ、難民を受け入れず次々と外国人を収容し、粗雑に扱い殺してしまうような国に外国人の「お・も・て・な・し」をアピールし、「平和の祭典」を招致する資格がそもそもあったのでしょうか。私には甚だ疑問です。

✅自公政権による入管法改悪案

現状ですら問題だらけの収容・入管をめぐる制度が、今回の入管法改悪案によってさらに悪化しようとしています。詳細は先ほどの日弁連の意見書や、こちらのアムネスティ・インターナショナル作成の資料に譲ります。

✅おわりに　私たち一人ひとりの意識を変えれば社会全体も変えられる

テレビはウィシュマ・サンダマリさんが亡くなったことや収容施設の現状、入管法改悪の問題をほとんど報じず、紀州のドンファンなど至極どーでもいーことでバカ騒ぎしています。そんなテレビに騙されず日本で起きている現実を直視することが大切です。

日本で酷い目に遭っている外国人を助けたところで、政治家にとってはまったく票になりません。にもかかわらず、義家弘介・衆議院法務委員長の解任決議案を提出して強行採決を阻止するなどのファインプレーで必死に抵抗する野党各党に心から敬意を表し、全力で応援したいと思います。

さて、私のフォロワーさんもおかげ様で8000人を超えて、半年前とは違うリアクションの大きさと言いますか、けっこう多くの方に見てもらえているかも、というのを実感しています。

１年前から熱心に私を応援してくれるコアなファンの方だけではなく、普段はあまり政治の話を積極的にするようなアカウントではない方からも思いがけない反応をいただける機会が多くなっています。本当にありがたいことだと思います🙇‍♀️

今でこそ有名人となった笛美さん。しかし１年前、「検察庁法改正案に抗議します」と最初に言ったときは、ごくごく普通の市民の方でした。

私も、今でこそ２つも政治塾を掛け持ちしていますが、１年前の時点ではそんなに政治に詳しいわけでもなかったですし（今もですが）、政治について何かを発信するキャラになろうと思ってnoteを始めたわけでもありませんでした。

「私は政治に関心があります！」と大手を振って宣言できる方というのは、今の日本にはまだあまり多くはないかもしれません。ですが、コロナ対策の無為無策と五輪開催強行の問題を目の当たりにして、さすがにちょっと今の日本政府おかしくない？と思い始めた方はとても増えていると思います。

「検察庁法改正案に抗議します」のときのような大きなうねりを起こすには、政治に詳しい方だけでなく、日ごろは政治を語るキャラではない有名人や一般の方をも巻き込み、みんなで声を上げることがとても重要だと思います。

こちらの記事で詳説したとおり、自民・公明はFAXの数にビビるそうなので、あなたの１枚のFAXが社会を変えます。自民党は明後日１８日の衆院本会議で義家弘介・衆議院法務委員長の解任案を否決した上で同日中にも改正案を委員会で可決し、来週中に衆院を通過させたい考えのようです。今日・明日が正念場です。この記事を読み、そしてせやろがいおじさんの動画を見て、これはおかしいと少しでも感じた方は、ぜひアクションを起こしてほしいと思います。

私たち一人ひとりの意識を変えれば社会全体も変えられます。まさに今、日本は岐路に立っています。社会的弱者に手を差し伸べられるのか。日本全体、そして私たち一人ひとりの人権感覚が問われています。学びましょう。そして動きましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので、励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100％返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️またねー！💕

🍎もう一度動画貼ります。ぜひご覧ください！

🍎ウィシュマ・サンダマリさんの件や入管制度の歴史的経緯についてより詳しい説明を志位和夫委員長がしています。

🍎アクションの起こし方はこちら！FAXの送付先や文面の例もあります！

🍰コぺル＆アヤはFAXするどころか今日・明日の食材が買えないほどの貧困状態ですので、この記事に少しでも共感してくれたなら、100円でもとても助かりますのでPayPayでのカンパを何卒お願いします🙇‍♀️あなたの分までFAXさせていただきます🙇‍♀️以下をタップ、またはQRコードを読みとってください🍎🍏（PayPayをニックネームに変更しておいてくだされば、あなたのお名前や電話番号を私が知ることはありません）

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🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル＆アヤでした🐣

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