【センス】1/3 ~20代で磨くべきセンスとは?~

今回は、【仕事もプライベートもレベルアップ!自分の価値を高めるセンスの磨き方】と題してお届けしようと思います!

突然ですが、みなさん ”センス” と聞くとどんなイメージがありますか?
絶対音感とか身体能力など、先天的なものを思い浮かべる方も多いかもしれません。
先天的なものだから、自分には関係ない…そんな風に思っていませんか?

実はそれ、勘違い。
センスとは後天的に、自分の努力次第で磨けるものなんです!

初めに、センスを磨くとどうなるのかざっくりお伝えすると…
職場でも、プライベートでも…

モテます。

モテるというのは異性から人気を獲得するというだけではなくて
同性からも頼られる人になるという意味ですね。
色々な人に頼られる魅力的なあなたになることができます。

皆さん、どうですか。センスあるって言われたいですよね?

さて今回は、
①センスとは何なのか
②センスが良い人はお得
③どうやってセンスを磨くのか
④20代のうちに磨くべきセンスとは何か
この4つについて、お伝えしていきたいと思います!


①センスとは

ではまず一つ目。センスとは何なのかを説明していきたいと思います。

センスとは、経験や知識をもとに物事から最適解を選ぶ力のこと。
経験や知識から、何を選び出すのか。その選び方がセンスなんです。

そうおっしゃられていたのは、今回の配信内容をお話ししてくださった、
講師の板倉みつるさん。

美のミシュランこと”カミカリスマ”で2つ星を獲得したカリスマ美容師です。

経験や知識から最適解を選ぶ力。
センスが『後天的に磨ける』という理由はここにあります。

経験も知識も、自分の中にしかありませんよね。
生まれつき経験を豊富に持っている、生まれつき知識を豊富に持っている赤ちゃんというのは、いません。

なので生まれつきファッションセンスが良い人、生まれつきコミュニケーションスキルが高い人、というのは、存在しないのです。

経験や知識をたくさんたくさん蓄えていった先で磨けるものが、センスなんですね。

しかし、単に知識や経験を増やすだけいいのでしょうか?
実はそれだけでは、センスが良い人になはることはできません。

ここでもう一つのキーワード、『把握する力』というのが必要になります。

先程センスは、経験や知識をもとに、物事から最適解を選ぶ力なのだとお伝えしました。
その『最適解』は、その時の場面や自分の役割、仕事であれば要件の把握がきちんとできていないと、選べないものなのです。

例えば、表参道のレストランでデートという場面。
そこに行く時の服装は、スウェットやクロックス、、、ではないですよね。

お店の雰囲気に合わせて、素敵な時間を過ごしたい。
それを叶えられる『最適解』を選びますよね。
例えば、ジャケットを着ていくとか。

この時大事なのは、経験や知識として、ジャケットというものを知っていること。
そして、お店の雰囲気や、同じ時を共にするパートナーの気分を把握しているということ。

把握する力が無ければ、ジャケットというものを知っていても、選ぶことが出来ません。
楽ちんだし、スウェットで行こう!となってしまいます。

これは極端な例ですが、センスがないとはこういうこと。
経験と知識が豊富でも、なんかダサい、、、という人は、把握する力が欠けているのです。

②センスが良い人はお得

では、センスが良くなると、どんないいことが起こるのか。
センスが良い人だけが味わえる『お得なこと』には、どんなものがあるのでしょうか?

挙げればキリがないくらいあると思いますが、ここでは二つ、ご紹介しておきます。

一つは、”イケてる人” として周りから特別扱いされるということ。

センスが良い人は、視覚的に自分をよく見せることができます。

例えば、動画内、画像右と左。
どちらに仕事を任せたいと思うでしょうか?

右は、スーツがだぼだぼでサイズ感があっていない。なんなら、シャツが飛び出ちゃってるし、ネクタイも曲がってる。
左は、ビシッと決まってます。
事実は分かりませんが、見た目だけで判断するのであれば、どちらの方が仕事ができそうか?一目瞭然ですよね!

センスが良い人は、このような視覚的な見せ方のコントロールも上手い。
そのため、周囲からの評価も高くなり、イケてる人として扱われるようになります。

そしてもう一つのお得は、自分の市場価値が上がり、より大きな仕事を任せてもらえるようになるということ。

センスが良い人は、見た目だけではなく、アウトプットの質にもこだわります。
自分の役割や、要件定義をしっかりと把握し、常に求められている以上の結果を出すよう、心がけています。

そうすることで、自分の市場価値はどんどん上がっていく。
より大きく、より稼げる仕事を任せられるようになっていきます。


③どうやってセンスを磨くのか

ここまで、いかがでしょうか。
センス良くなりたい!
そう思って頂けてますか?

それでは、ここからはセンスを磨くためはどうすればいいのか。
ご紹介していきます。

センスを磨くために、どうすればいいのか。
やるべきことは、次の4つです!

1、インプットを増やすこと
2、普通を理解すること
3、アウトプットにこだわること
4、自分のセンスレベルを知ること

それでは一つずつ、詳細をご説明していきますね。

1:インプットを増やす

まず1つ目は、インプットを増やすこと。

センスとは、知識や経験の中から最適解を導き出すことでしたよね。
そして、その知識と経験は、自分の頭の中にしかないものでした。

なので、今からでもインプットの量を増やして、最適解を選ぶための選択肢を増やしていくことが大切です。

知識も経験も、データベースのようなものです。
増やせば増やすだけ、その掛け算のパターンも増えていきます。

いつ始めても遅すぎることはありません。
たくさんインプットをして、知識も経験も増やしていきましょう!

2:『普通』を理解する

2つ目は、『普通』を理解するということ。

『普通』という言葉は、普段何気なく使っているものです。
しかし、あらためて普通とは何かと聞かれると、その答えには戸惑ってしまいます。
なぜなら、『普通』の基準は人それぞれ異なりますし、場面場面でも異なるためです。

例えば、金銭感覚。
一日の食事代は、1,000円が普通!と思っている人もいれば、10,000円が普通!と思っている人もいる。
国境を超えれば、100円が普通!とか、30円でも贅沢!という場合まであります。

1,000円が普通!と思っている人たちに対し、1食30,000円のディナーをレコメンドするのは、『普通』から大きくズレており、センスが良いチョイスとは言えません。

まずはその場その場で変化する『普通』というものを、しっかり把握すること。
いろんな視点をもって物事を測り、『自分にとっての普通』と『相手にとっての普通』の距離感を感じてみてください。

『普通』の差、距離感が掴めれば、大きくズレたトンチンカンな人になってしまう心配はありません。
その上で、普通というレベルを超える『より良い最適解』を導き出すよう、工夫しましょう。

また、少し脱線しますが、『普通』を理解する上で、多面的にいろんな視点を持って、物事を捉えられるかということも大切。

例えば皆さん、魚の絵を描いてくださいといわれたら、どんな絵を描きますか?

9割以上の人が、横向きの魚を描くのではないでしょうか。

しかしこの場合、横向きが『普通』かというと、そんな事はありません。
真正面から描いたり、真上から描いた魚も『普通』です。

このように、大多数の答えが必ずしも『普通』であるとは限らないことも、覚えておきましょう。

3:アウトプットにこだわる

続いて、センスを磨くためにやるべきこと3つ目。
アウトプットにこだわる。

繰り返しになりますが、センスとは、経験や知識をもとに、物事から最適解を選ぶ力です。
その最適解は、その時の場面や自分の役割、仕事の要件などをきちんと把握していないと、導き出せない。ということも、先の章にてお伝えしました。

ここでは、さらにセンスが良い人になるためのスパイスをお教えします。

経験と知識を蓄え、選択肢を増やした。
場面や役割、要件の把握も上手になった。
そんな努力家なあなたのみが使える技。
それが、結果を想定したアウトプットです。

例えば、美味しいパスタのお店を開きたいとします。
どの場所に出そうか、どんなメニューを出そうか、どんなお客様に来て欲しいかなど、いろいろ考えると思います。
美味しいパスタを作るための経験や知識も、たくさん身に付けることでしょう。
立地別に異なるニーズや、単価の把握も抜かりなく行うことでしょう。
しかし、これで十分でしょうか?

結論、十分ではありません。
経験、知識、把握の3つだけでは、その時の状況に合わせたアウトプットにしかならず、それは現状の最適解でしかありません。
未来を作る局面においては、現状の最適解を導き出すだけでは、センス不足なのです。

と、ここで使うべき技が、結果を想定したアウトプット。

どんなお店にしたいのか。
あなたのお店に来たお客様にどうなってもらいたいのか。
これらの問に対し、あなたが出す答えを『結果』とします。

そして、その『結果』になるためには、なにをどうすればいいのかを考える。
得たい結果を先に想定し、そこに向かうために、新たに必要な経験や知識、把握すべきことを見つけ出す。
からの、アウトプット。

これが出来てこそ、溢れるセンスで未来を作れる人になれるというわけです。

また、アウトプットは量も大切です。
インプット3、アウトプット7の割合で行うと良い。と、板倉さんはおっしゃっていました。

満員電車を想像してみてください。
満員のままだと、それ以降誰も乗れないですよね。
インプットも同じなんです。
アウトプットをして外に出さないと、新しい知識は入ってこれないのです。
新しい知識や経験を得たら、即アウトプットする癖もつけていきましょう!

4:自分のセンスレベルを知ること

続いて、4つ目。
自分のセンスレベルを知ること。

皆さん、学習の4段階って聞いたことありますか?
人は何かを学ぶとき、4つの段階を順番に登っていくと言われています。

センスにおいても、いま自分がどのレベルにいるのか確認し、着実に次のステップに進めていきましょう。

ここでは学習の4段階に準えて、センスレベルが低い順から、ひよこ組、うさぎ組、きりん組、らいおん組に分けて、解説していきたいと思います!

まず、一番センスレベルが低い、ひよこ組の方!
あなたは、まだなにも意識していなくて、なおかつセンスもない状態にいます。

うさぎ組にステップアップするには、『気付くこと』が必要です。
なにに気付くべきか。それは、、、ちょっと言いにくいのですが、センスがないということに気付くべきなんです。

センスがないことに気付き、独りよがりのナンセンス野郎から脱しましょう!

次に、二番目にセンスレベルが低い、うさぎ組の方。
あなたは今、自分にセンスがないということに気付けています。
そして、センスを磨く努力の途中にいることでしょう。

努力はしているが、なかなかうまく行かない…。
アウトプットしてみるものの、なかなか良い評価がもらえない…。
もどかしいですね。

そんなうさぎ組にいるあなたが、次のステップに進むには、人と積極的に交流を持つことが大切です。
特に、自分が知らない分野に詳しい人たちとの交流を増やすと良いでしょう。

そうすることで世界が広がり、知識も経験も増えていきます。
どちらもセンスの材料ですから、たくさんあるに越したことはない。
どんどん新しい知識、新しい経験を増やしていきましょう!

そして、失敗を恐れず、アウトプットを続けることも大切です。

続いて、センスレベルが二番目に高い、きりん組にいるあなた!
あなたは、知識も経験も蓄え、アウトプットもそれなりに行ってきた努力家さんです。
意識を張ってさえいれば、センスの良い答えが出せる状態にあります。

ここまで来たら、最上級クラスのらいおん組への進級は、あともうちょっと!
とにかく知識と経験の蓄積、そしてアウトプットを続けること。
それを習慣化してしまいましょう。

また、多くの人から評価してもらうことも大切です。
自分より詳しい人に意見をもらい、そのフィードバックを真摯に受け止めましょう。
人間は傷つかないと成長しません。その時の悔しい気持ちは、成長するための材料にしてしまいましょう!

続いて、センスレベルが一番高い、らいおん組のあなた。
あなたは、もう無意識で行動しても、センスが良い人になっています。
後に続く、後輩たちの見本であり続けられるよう、これまで以上に努力を続けていきましょう。

さて、あなたはどの組でしょうか。
ひよこ組ですか?うさぎ組ですか?

らいおん組へ行くには、順を追ってステップアップしていくのが1番の近道です。
飛び級制度はありません。頑張りましょう!

5:センスの良さはどう判断するのか

ところで、センスが良いとか悪いとかって、どう判断すればいいの?
と疑問に思う方もいるかと思います。

たしかに、センスの良さは数値化できるものではありません。
そのコミュニケーション能力8.2!とかその態度は9.5!なんて数値化できないですよね。

では、どのように良し悪しを判断するのかというと、、、
これは、あなたの周りにいる人が勝手に判断してくれます。

おしゃれかどうかも、カッコ良いかどうかも、自分ではなく他人が決めるものなんです。

ということは、、、
センスを磨くためには、自分を客観視する能力も必要になってくるということですね!

センスの最大の敵は、思い込みと主観性。
あくまでセンスとは他人が決めるもの。
客観視して評価されるものであると覚えておきましょう!

④20代のうちに磨くべきセンスとは

最後に、20代のうちに磨くべきセンスとは何なのか。
これをご紹介して終わりにしたいと思います。

20代のうちは、まだこれといった実力を持っていないのが普通。
実力がないうちは、チャンスが与えられる機会も少なく、結果実力がつかないという悪循環になります。

チャンスさえ掴めれば、思い切ってチャレンジするのに!
そう思っている方、多いのではないでしょうか。

そこで、20代のうちは、この2つのセンスを磨いておくと良いでしょう。

①実力をつけるセンス
②自分をブランディングするセンス

どちらもチャンスを獲得するのに有利になるセンスです。

1:実力をつけるセンス

チャンスを与えたくなるような人間になるには、どうすればいいのか。
それには、チャンスはどこからやってくるのか、そしてどんな人に与えられるのかを想像することが必要です。

チャンスは、自分にあわせて降りてくるわけではありません。
チャンスが降りてくるところに、自分からヘッドスライディングしましょう。

そうして、なんとかGETしたチャンス。次に考えるべきは、それをどう扱うのかということ。
ここがセンスが試されるところです。

チャンスを与えられても、最初は何もできないし、何もできなければ評価もされません。
それでも出来る限りあがくこと。
掴んだチャンスに対して、今できることをすべてやり切り、その時の自分のベストを出すこと。

実力をつけようとあがく人には、その姿を応援するフォロワーがついていきます。
すると、その時の結果がどうであれ、次もまたチャンスに恵まれることになるのです。

2:自分をブランディングするセンス

実力がないうちは、とにかくはったりをかましてでもできる風を装い、なんかできそうなやつと思わせることも大切な手段です。
そうすることによって、最初のチャンスを掴める可能性が高まります。

と、ここで必要になってくるのが、自己ブランディングを行う力。
自己ブランディングとは、「個人」が自らを自らの力でプロモーションすること。
自分の魅力を、自らの力で人に知って貰えるよう活動する事をいいます。

センスが良い人は、視覚的に自分をよく見せることができると、この動画の最初の方でお伝えしましたね。
スーツがだぼだぼな人と、ビシッと着こなしている人の印象の違いを見て頂いたかと思います。
忘れてしまった方は、●分●秒くらいを再チェックしてみてください!

簡単に言うと、こういうことなんです。

今、この場において、自分をどう見せるのが最適解なのか。
チャンスを掴める自分とは、どんな雰囲気で、どんな立ち回りで、どんな言葉を使うのか。

決して独りよがりになることなく、常に客観的に自分を評価し、理想と現実の差を知って、そのギャップを縮めることを楽しみましょう。
これを繰り返すことで、自己ブランディング力が身につき、チャンスを掴める自分になることができます。

【まとめ】

以上、【仕事もプライベートもレベルアップ!自分の価値を高めるセンスの磨き方】でした!

センスを身に着けることで仕事面では「仕事ができる、信頼される人」になり、
プライベートでは「頼られる、憧れの人」になれます。

そうなったら、今よりもドラマティックな人生を送れると思いませんか?

今回板倉さんのお話しを聴き、センスを磨くことがどれほど人生に大きな影響を与えるのか知ることができました。
そして、センスが良いと周りに評価されるようになる頃には、きっと今より自分のやりたいことができているんじゃないかなと、勝手にワクワクしてしまいました。
会社や周りの人達にとって、なくてはならない存在にもなりたいですね!



みなさんも是非センスを磨いて、自分の価値をどんどん高めていってください!

最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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