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ブラック優等生

校則ってなんであるんだろう?

管理をしやすくするための合理化では?

だから、上から僕らを抑圧するのでは?

しかし、校則にとってまずいことがある

それは、校則だと思われないことだ

例えば、校則を無視して暴れるとか

わかりやすい不良とか

でも、もうひとつまずい例がある

それは、全員が、校則を守るという事態だ

全員が校則を守ったら、

全員がそうすることを当たり前だとしたら、

校則を持ち出す意味がなくなるのだ

例えば、呼吸をせよ、という校則はないよね

同じく、まるで息をするように品行方正なら

それを規定するとは、どういうことだろう?

そんなもの、必要ないのに?

そんな生徒、いるのかな?

いるじゃない、優等生が

優等生にとって、校則はいらないのだ

校則がある理由?

上が合理的に管理できるからじゃないの?

なら、校則がいらない優等生は、

その合理的な管理をされるのか?

というか、管理されてることになるのか?

校則がいらないとは、管理されないことだ

なら、ある意味では一番自由ではないかな?

人は、不自由であるほど、自由を主張する

例えば、校則に抗ってるときなんかに

この苦しさが、僕の自由だと主張するのだ

でも、それを反転させたら?

校則に従ってしまったら?

従うことが自由だと主張したら?

そしたら、校則の意味はどうなるだろう?

その優等生は、校則そのものになるのかも?

私がルール、を実現できるのでは?

抑圧を私に反転できるのでは?

校則とは、不完全なものである。

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みらいの校則

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