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浅岡役 米元信太郎 コメント

スタジオグレアが遂に公開となり、皆様の目に触れることとなりました。
本当に本当に嬉しく思います。

コロナ蔓延による環境の変化は、俳優の環境にも例外なく訪れました。
仕事が減り、改めて自分がなぜ表現をするのかを問いかけたとき、やはり何かをお客様に届けたい、その想いに気づかされました。

そんな流れの中で出会った末吉ノブ監督とスタジオグレア。

本当に運命だったと感じます。

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この作品で僕は、カメラマン見習いの陵介の上司・浅岡を演じています。
浅岡は、どこか燻る陵介に対して、決して進んで背中を押したり発破をかけたりはせず、ひたすらに見守る男です。

コロナ以降、他者に対して不必要に急かすことが目につくように思うこの時代、改めて大人の「待つこと」という意味を考える機会を、スタジオグレアと浅岡という役がくれました。

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人生に迷ったり止まっている登場人物たちがいるこの作品を観たときに、ご自身と重なる人物を見つけ、明日へのちょっとの活力をもらっていただけると幸いです。

それが、浅岡であれば、僕は個人的にとてもとても嬉しく想います。


スタジオグレア、お楽しみください。

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