映画「スタジオ グレア」

色の見えないカメラマン助手と、自分の道が見えない女優の一夜の逃避行…。 世界も身分も…

映画「スタジオ グレア」

色の見えないカメラマン助手と、自分の道が見えない女優の一夜の逃避行…。 世界も身分も全く違う2人が、1枚の写真をきっかけに札幌で出会う。 北海道での2人の出会いから別れまでの24時間を描いた、ドキュメントタッチのロードムービー。

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映画「スタジオ グレア」 榊原雄×米村真理×末吉ノブ監督 ロングインタビュー(後編) インタビュアー:吉田可奈

陵介が瑆の手を握ってくれたシーンは、涙が溢れました ――ちなみにおふたりがキュンとしたシーンを教えてください。 榊原 最後にカフェのシーンがあるんですが、ここは実は追加で撮影したシーンなんです。 ――追加って、北海道ですよね!? 再び行ったんですか? 榊原 そうなんです。映画は3泊4日で撮影したんですが、このシーンだけは満足いかずにあらためて撮影をしに行ったんです。 末吉 厳しいことを言えば、全然ダメだったんですよ。めっちゃ大事なシーンなのに、2人のお芝居が全然だめで…

    • 映画「スタジオ グレア」 榊原雄×米村真理×末吉ノブ監督 ロングインタビュー(前編) インタビュアー:吉田可奈

      米村真理には、ヒロインぽい存在感があったんです。――みなさん、試写はいかがでしたか? 末吉ノブ(以下 末吉) 恥ずかしいっすね(笑)。これまで作ってきたMVやライブDVDって、スタッフ・キャストみんなで一緒に観る機会がほとんどなかったんですよ。でも、やっと完成できたことに安堵しています。 榊原雄(以下 榊原) 僕はすごく感動しましたね。試写を見たのは、撮り終わってからかなり時間が経っていたんですが、スクリーンの向こうには、スタジオグレアの世界が広がっていて、陵介がいて、姿乃瑆

      • 姿乃瑆マネージャー 伊藤役 オツハタ コメント

        劇団ノーミーツというところに所属しております、オツハタと申します。 北海道の雄大で美しい自然の中で昨冬撮影した映画『スタジオ グレア』がいよいよ公開されます。 このご時世に、皆で作った作品がお客様の皆様の目に触れる機会があること、心から有り難いことだと感じています。作品の立ち上げから、僕に出演のオファーを下さり、企画のすべてを動かしてくださった末吉ノブ監督はじめ、関係各位の皆様、本当に本当に感謝です。かけがえのないチームです。 『スタジオ グレア』は、米村真理さん演じる女

        • 浅岡役 米元信太郎 コメント

          スタジオグレアが遂に公開となり、皆様の目に触れることとなりました。 本当に本当に嬉しく思います。 コロナ蔓延による環境の変化は、俳優の環境にも例外なく訪れました。 仕事が減り、改めて自分がなぜ表現をするのかを問いかけたとき、やはり何かをお客様に届けたい、その想いに気づかされました。 そんな流れの中で出会った末吉ノブ監督とスタジオグレア。 本当に運命だったと感じます。 この作品で僕は、カメラマン見習いの陵介の上司・浅岡を演じています。 浅岡は、どこか燻る陵介に対して、決

        映画「スタジオ グレア」 榊原雄×米村真理×末吉ノブ監督 ロングインタビュー(後編) インタビュアー:吉田可奈

          「東城凛の雑談」 斎藤千晃 コメント

          俳優部の斎藤千晃です。 私は主人公(陵介)の幼馴染で、密かに想いを寄せている役、東城凛を演じました。 すごく面倒見のいい、友達想いの、素敵な役を頂きました。 今回、監督の末吉ノブさんから、この役をいただいたとき、嬉しくて飛び跳ねたことを覚えています。 この映画では、観てくださるお客様の目線に一番近い立場かな、と個人的には思っています。 役作りにあたり、監督から"プリティーインピンク"のダッキー役を参考にしてほしいという指示があり、その映画をもとに、自分の過去の恋愛を思い

          「東城凛の雑談」 斎藤千晃 コメント

          姿乃瑆役、米村真理からのコメント

          主演を務めさせて頂きました米村真理です。 初めての長編映画、初めての主演という事もあり、とても思い入れのある作品になりました。 私が演じた役は自分の進む道が見えなくなった売れっ子女優なんですが、本をもらった時に真っ先に思い浮かべた女優さんがいてその方から表情や仕草を取り入れました。 売れっ子女優、正直難しかったです(笑) 根は弱いからこそ、それを隠して生きていてそこに自分と近いものを感じ、肩の力を抜いて素直に演じられたと思います。 撮影から1年経った今でも昨日のことのよう

          姿乃瑆役、米村真理からのコメント

          三枝陵介役、榊原雄 コメント

          「北海道もう一回行く?」 監督から思いもしなかった提案をしていただけたのはクランクアップして東京に帰ってきた4日後のことでした。  北海道での3泊4日の限られたスケジュール中、なんとか撮り終えた僕は達成感に包まれ帰宅したのも束の間、「もっとできたのかもしれない。」「あれでよかったのだろうか。」という後悔と不安に襲われていました。その思いが伝わっていたのか、”自主制作なのだから後悔したくない“という監督の意向もあり北海道での日帰りの再撮が決まりました。  当時の思いを書き殴っ

          三枝陵介役、榊原雄 コメント

          「スタジオ グレア」に込めた想い。~監督、末吉ノブ氏のコメント(後半)

          引き続きよろしくお願いします。 そんな経緯もあり、「スタジオ グレア」は始まりました。 まずこの映画を作るにあたり、僕自身がインプットしまくっていた時期、年代の作品へのリスペクトから入りました。 それは洋画がまばゆく輝きまくっていた時代。80年代と90年代です。僕が映画を撮るなら、その時代の洋画からの影響は避けられません。 特に今作はキャメロン・クロウとリチャード・リンクレイターへのリスペクトが多大にあります。シンプルな会話劇なのに、叙情的にストーリーを見せていく事を意識し

          「スタジオ グレア」に込めた想い。~監督、末吉ノブ氏のコメント(後半)

          なぜ今、自主制作で長編映画を撮ろうと思ったか。~監督、末吉ノブ氏のコメント(前半)

          監督/撮影の末吉ノブと申します。 映画「スタジオ グレア」のnoteをお読み頂きありがとうございます。 今回、この「スタジオ グレア」を作ろうと思ったきっかけはやはり、去年の春先から始まった、コロナ禍の世の中を見てです。 それまでは仕事で映像を作る側で、常に何かしらを表現してました。映像を生業として生活して18年間、作ることを他の何かが原因で辞めさせられることなどなく、自分なりに仕事としての映像表現をしてました。 が、コロナの世の中になり、まず仕事が相次いでキャンセルされ、

          なぜ今、自主制作で長編映画を撮ろうと思ったか。~監督、末吉ノブ氏のコメント(前半)

          映画「スタジオ グレア」 です。よろしくお願いします。

          色の見えないカメラマン助手と、自分の道が見えない女優の一夜の逃避行…。 世界も身分も全く違う2人が、1枚の写真をきっかけに札幌で出会う。 北海道での2人の出会いから別れまでの24時間を描いた、ドキュメントタッチのロードムービー。 監督は、西野カナやLiSAなどのMVを手がけてきた映像監督の末吉ノブ氏。 初の長編映画で、荒削りながらも随所に監督のこだわる90年代のハリウッド映画へのオマージュが、オール北海道ロケの美しい映像の中に盛り込まれている。 主演は榊原雄と米村真理。

          映画「スタジオ グレア」 です。よろしくお願いします。