ピクサーオタクが最新作を観ました。

良くも悪くも予想を裏切らないピクサー。

友人関係、家族愛を中心に話が進んでいきながら、差別のメタファー(?)であるシーモンスターと人間の共存という大きなテーマを回収していく。

ファインディングニモで確立した「海」、レミーのおいしいレストランでこだわり抜いた「異国の街並み」を再現する映像技術。

魚が人間を敵視する描写はそれこそファインディングニモにもあったし、モンスターと人間の共存はモンスターズインクを彷彿とさせる。

つまり、ピクサーが今まで培ってきた映像技術やストリー展開を盛り込んだ美味しい作品。

そんでとりあえずイースターエッグ↓
・海底二万マイルのポスター
・ローマの休日のポスター
・YouTubeでシンガーとしても活躍するスタッフ”Nick Pitera”の名前が書かれた本。
・ドナルドダックの人形。
・ピノキオ
・ピザプラネットのスクーター
・屋根にルクソーボール
・潜水服のヘルメットはファインディングニモのやつ？
・WALLEが植物育ててた靴
・カールじいさんの帽子？
・電車のチケットにA113
・電車にピクサー本社の住所っぽい番号
・レースの名前が「紅の豚」のイタリア版タイトルらしい
・優勝カップがカーズのピストンカップのやつに似てる
・レミーのおいしいレストランのグストーっぽい名前が書いてあるお店
・星の中を飛ぶシーンは、短編「月と少年」っぽい
・チョウチンアンコウでオチるのもファインディングニモ？

てな感じで、ファンとしてはやっぱ嬉しいんですが…

正直、最近のピクサー作品は、
モンスターズインクやMr.インクレディブル、カールじいさんの空飛ぶ家を観た時の先が予想できないワクワク感とか最後まで飽きない見応えのある展開がちょっと少なくなってきてるな…と。

やっぱ良くも悪くも分かりやすい。

とってもステキな作品なんですが、
どうしてもピクサーへの期待値はどんどん高まってしまう…。

長年のファンとしては複雑な気持ち！

かつての傑作を超える
ピクサーを新たに代表する
大傑作がそろそろ出てきて欲しい…！