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うれしいお知らせ(『小説すばる』コラム掲載)と近況報告など

noteではご無沙汰しています。早乙女ぐりこです。

〈うれしいお知らせ〉

12月15日に発売された『小説すばる』1月号の「夢みるお皿」コーナーに、「うさぎおいしい′23」と題したコラムを寄稿しています。

卯年の暮れにうさぎ料理を喰らうお話です。わずか800字ですが、最近のあれこれの全てを込めました。書店にお立ち寄りの際に、お求めいただけたら幸いです。
私はとりあえず発売日に最寄りの本屋で3冊買いました。見かけたらまた買うと思います。

『小説すばる』の「夢みるお皿」コーナーは、一時期オルタナ旧市街さんやわかしょ文庫さんなど、いつも文学フリマでお会いする方々が次々に参加されていて、羨望のまなざしで眺めていました。商業文芸誌に私の文章が掲載されるのは今回が初めてなのですが、このコーナーで文芸誌デビューを飾れたことをとてもうれしく思っています。

今回ご縁をいただくきっかけになったのは、文章を書けなくてしんどくて、うんうんうなりながらそれでも書いていた時期に作ったZINEでした。しんどくても書き続けていた私グッジョブ! という気持ちです。

そして、『小説すばる』1月号の当該コラムをすでにお読みくださった方、本当にありがとうございます。
予約してくださったり、発売日当日に購入してすぐ感想を伝えてくださった方もいて、ずっと感激しっぱなしで仕事が手につきませんでした(いつもだけど)。

告知前に「あとでうれしいお知らせがあります。誰がうれしいかというと、私がとってもうれしいよっていうお知らせです。」とツイートしたら、作田優さんが「ぐりこさんが嬉しいことは、みんなも嬉しいことなので、お知らせ楽しみにしています!」とリプをくれました。
そんなふうに言ってもらえる私は幸せ者ですね。
自分がうれしいとかたのしいとかだいすきとかおいしいとか気持ちいいとか感じることを、ちゃんと大事にしていきたいなと思いました。そういうのを忘れかけていたのです最近。

〈近況報告〉

四年間、およそ週一ペースで更新し続けていたnote日記を、まったく更新しなくなって二ヵ月ほど経ちました。
その間いろいろなことがありましたが、私はそれなりに元気にしています。そのうち全部書いて発表します。日記も手元では書き続けているので、いつか何らかの形でお届けできたらと思います。

11月11日に、『ハローグッバイ』という新刊を持って文学フリマ東京37に出店しました。
お礼が大変遅くなりましたが、私のブースに来て本を買ってくださった方、すてきな差し入れをくださった方、既刊の感想や激励を伝えてくださった方、ありがとうございました。

新刊『ハローグッバイ』は以下の書店さんで販売中です。
・本屋イトマイさま(既刊あり)
・機械書房さま(オンラインあり)
・百年の二度寝さま(既刊あり・オンラインあり)

上記の書店さんで買っていただけるのが一番うれしいですが、年内いっぱいは自家通販もやっています。自家通販は一筆箋を添えて発送しています。既刊もいろいろあります。

そういえば、『ハローグッバイ』を読んでくれた友人が、私に「恋の暴走族」という二つ名をつけてくれました。ひとりしかいないのに暴走族! ひとりで暴走族!!

〈今後のこと〉

2024年1月14日(日)、文学フリマ京都8に出店します。ブースは[こ-20]です。浅沼シオリさん・武塙麻衣子さんとの共著『三酒三様』や、『ハローグッバイ』『恋の遺影』『東京一人酒日記』などを持っていく予定です。お近くの方、遊びに来ていただけたらうれしいです。

今の私は、百万年書房の暮らしレーベルから出る予定のエッセイ本の原稿と格闘しています。2024年春に出版できるようにがんばりたいです。がんばります。クリスマスも正月もたぶんひたすら書いていると思います。

最近、承認欲求とか物欲とか食欲とか性欲とか、全部の欲望が枯れたら楽になるだろうになあ、なんて思っていたのですが、残念ながら今のところ全然、全然まったく枯れる気配がありません。
今日は、レモンイエローとかライトパープルのニットかなにかを着たら気分も明るくなるんじゃない? と思って伊勢丹に行ったら、アニエスベーでレオパード柄のアウターに一目惚れして衝動買いしてしまいました。

引き続き、欲望にまみれて生きていきます。


少し早いですが、みなさまよいお年をお迎えください。

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