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祝福の日 2020.08.31-09.05

8月31日(月)ルーロー飯とビジホのデイユースプラン

昨日昼まで寝ていたせいで、昨晩はなかなか寝付けなかった。一時間以上ごろごろしてから久々にうつ伏せで入眠した。赤子の頃から私はうつ伏せで寝かしつけられていたらしく、この姿勢が一番リラックスできて眠りを迎えやすくなる。おかげさまで敷き布団に押しつけられ続けてきた胸はきれいに平らである。お椀みたいな胸にあこがれがあって、つい最近まで補正効果の高いブラジャーで盛っていたのだけれど、あまりに胴周りの肌の調子が悪いのでブラトップに変えてみたら、それから汗疹やかぶれが一気に改善したので驚いた。

今日は某所に所用があって、その用に合わせてランチやサウナに行く予定を立てていたのだけれど、行き先が臨時休業ということで急遽予定を変更することに。でも、食べる気満々になっていたルーロー飯をどうしても諦めきれなかったので、神保町の台湾料理屋に寄って早めのランチをしてからドーミーイン神田プレミアムのデイユースプランを試してみることに。

レディースランチにルーロー飯と豆腐サラダと麺のセットがあったのでそれを注文する。

前に私が近所のカフェで食べた、肉が細かくてスパイスががっつり効いたルーロー飯とは違って、タレがよく絡んだ角煮丼ぽい料理が出てきた。どちらも美味しい。地方によって作り方が違う? のかな? 調べたけれどよくわからなかった。台湾料理奥が深い。私の中で絶賛台湾料理ブーム(といっても豆花とルーロー飯を最近食べて美味しかったというだけ。あ、台湾茶は元々大好き)なので、友人たちよかったら一緒にどこかに食べに行きましょう。

食後の散歩でてれてれ歩いたのに、ドーミーインには予約時間より相当早く着いた。すぐにチェックインさせてくれてありがたかった。
8時間パックで、宿泊と同じようにダブルベッドがある部屋と大浴場・サウナが使えて3900円。アメニティ完備。安いのか高いのかわからないけれど、静かで電源Wi-Fi完備のホテルの部屋で、新刊の編集作業ができてとてもはかどったのでよかった。ネカフェやサウナの休憩スペースに長居して作業するのも時節柄はばかられるので、家以外の場所で腰を落ち着けられるのはありがたい。疲れたらベッドでごろ寝できるし部屋着スリッパでいられて楽だし。
そして、目的の一つだったサウナはこじんまりしているけれどしっかり熱くて、水風呂は冷たくて軟水で気持ちよくて、外気浴もできて最高だった。神田駅が近いから、外気浴していると踏切や電車の音が下の方に聞こえるのもなんとなくいい感じ。

おかげさまで新刊の編集作業は目標としていたところまで無事終えることができた。

9月1日(火)豆乳だらけ

豆乳をゼラチンで固めたゼリーにはまっていたのだけれど、これってほぼ豆花じゃない?と思ってググってみたらゼラチンで作る自家製豆花のレシピがたくさん出てきた。豆腐を混ぜるとさらにそれっぽくなるらしいので時間があるときに試したい。はちみつとMCTオイルをシロップにして食べるのがお気に入り。あとは米糠パウダー+はちみつでわらび餅的な食感を楽しんだり、バナナやナッツやヨーグルトと一緒に食べたりできて楽しい。

例の、自分の担当分の仕事を進めないまま会議を設定してきて共同作業に持ち込もうとするおじさんとの会議が、定時外で二時間ほどかかって疲弊する。終了後にそのおじさんに「もうこんな時間か、楽しい時間はあっという間ですね☆」と言われたので、乾いた笑いだけを返しておいた。

夕飯は人生初のオートミール。個包装の一食分20グラムに豆乳とトマトを入れてレンチンして食べたらもちもちしてリゾットみたいで美味しかった。そして、食べ終わった後に腹の中で膨張して苦しいほどの飽満感!

しかし今日は豆乳ばっかり摂取しているな。

文章添削教室の申し込みにお返事が来ていたので、夜、あれこれ悩みながら返信を書く。

9月2日(水)飲まずにいられなかった

生理で腰がとてもだるいし出血が多い。普段より明らかに重い。多分ここ数週間の冷房の冷えが原因。ピルでもどうにもならん。だるさを抱えて働く。どうしようもないトラブルに無の心で対応する。

仕事をなんとかこなして17時過ぎに退勤する。T氏と待ち合わせて近所の海鮮居酒屋へ。むつの刺身としめ鯖のガリ巻きが美味しかった。あとう巻き。日本酒は、限定の新政の茜孔雀と桃やまゆがほんのわずかしか残っていないということだったのでそれをいただいた。茜孔雀があとひくおいしさだったけれど、最初に少量飲んだから印象に残っているのかもしれない。その後もいろいろ飲んで満たされた。帰りにコンビニで抹茶アイスを買ってもらったので帰ってから食べ、化粧を落とさずに寝てしまった。**

9月3日(木)買わずに借りる

明け方目覚めて、風呂に入り二度寝。生理+酒+寝不足で身体が重だるい。顧客に対していらいらしてしまうのでよろしくない。このお客様は喧嘩を売ってらっしゃるのかな、と思うときがあるけれど売りに出されているからといって全部を買う必要はない。平常心で対応する。したい。

TSUTAYAでDVDを借りて帰る。楽で楽しいダンス動画に流れてさぼりがちだった部位別の筋トレを再開した。来週水着を着る予定があるので焦っている。体重は減ったけれど筋肉量が増えなくてぶよぶよなままの身体を、なんとか絞れるだけ絞りたい。

9月4日(金)朝晩は涼しい

仕事のモチベーションが全然上がらなくて朝出社したくなさすぎてうだうだとしてしまう。だけど出社して仕事が始まればやるしかない、からやる。仕事仕事仕事仕事。

顧客の相談にのるなどする。

最近は昼食にオートミール粥を持参している。今日は冷凍のシーフードミックスを投入してシーフードリゾット風にしてみた。腹持ちがよいし米より手軽に食べられるのでとてもよい。

手探りで始めた仕事を、こんな風に進めたらうまくいくかも? と試行錯誤しつつあれこれ準備していたら、帰りが遅くなってしまった。しかし時間をかければかけた分だけちゃんと結果が出る類の仕事なので、ちゃんとやりたい。

20時頃帰宅して卵とセロリを炒めて夕飯。あわてて入浴を済ませると、友人たちがLINE飲み会をすでに始めていたので途中から参加した。イメコントークで盛り上がる。4人いてパーソナルカラーが春夏秋冬揃っていることが判明してなんだか楽しい。骨格タイプがナチュラルストレートウェーブと揃ってるPerfumeみたい。翌日も仕事なので一時間ほどで通話を切り上げさせてもらったけれど、あれこれ話せて気分転換になった。夏期休業明け、先の見通しが立たず次から次に問題が起こる仕事に、私はかなり疲れているみたいだ。

汗はかくけれど冷房をつけなくても眠れるくらいには涼しくなってきたのが救い。冷えると気持ちが落ち込んでよくない。

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9月5日(土)祝福の日

久々に早起きして出社。昼が遅くなるので、朝オートミールを食べた。初めて食べたときのように腹が膨張する感覚はもうまったくない。胃腸が大麦に慣れたのか。

14時頃まで休みなく働いて、もうこれ以上がんばれない今週は店じまい、という気持ちになったところで退勤。神保町で遅めのランチをしようと思う。目星をつけていた喫茶店が満席だったので、これまた気になっていた紅茶専門店へ。店内は混雑していて明るくて賑やかで、店員さんはわさわさと動いたり大声で指示を出したりしていて、疲れていたのでその落ち着かない雰囲気にちょっとううっとなってしまう。ミルクティー専用のセイロンストロングティーは香り高くて美味しかったのだけれど。

サンドイッチを食べ終えた瞬間に店員が来てお皿を下げられて、さらに紅茶のポットの蓋を開けられて中身がないことを確認してティーセットも持っていかれたので、すぐに店を出た。混雑していたから仕方ないけれど、多分もう来ないと思う。

ポットの蓋を開けるってなんかスカートめくるみたいじゃない? 口頭で残っているか聞いてくれたらいいのに。

お腹は落ち着いたけれど気持ちが落ち着かなかったので、まっすぐ帰宅したくなかった。気づいたら先週末に引き続き、喫茶「きっさこ」に吸い寄せられていた。入り口を覆う植物と青い壁を見た瞬間ほっとして、店内の薄暗さに気持ちがゆるんでちょっと泣きそうになった。スピーカーに近い席に座ったらジャズの演奏が間近に聴こえて、迫力はあるけれどうるさくはなくて、音に包まれて余計なことを考えずにすんでとても優しくありがたかった。時々曲の終わりに録音された拍手も挟まれて、それも自分が祝福されているみたいに感じられてなんだかよかった。先週に引き続き深煎りコーヒー。今日のジアンのカップも素敵だった。

羽のような花びらのようなカップの持ち手のくぼみが親指に馴染んだ。まだ来るのは2回目だけれど、この喫茶店は私にとってお守りみたいな場所になった。すっかり大丈夫になって、30分近く歩いて帰宅。

18時半から滅多につけないテレビをつけてバスの旅Zを見る。私の大好きな羽田圭介は今日も最高だ。謎の間合いとコメント力。一日の終わりのビールの飲みっぷり。蕎麦屋でも純喫茶でも米と肉を注文するところが、もうまぶしすぎる。そして伸びした瞬間にお腹がちら見えして、肉の付き方が好みすぎて打ち抜かれた。
今回の旅のゲスト(マドンナ)がきたりえだったのだけれど、きたりえは本当にかわいくていい子なので(いや、おまえが何を知っているんだよというかんじだけど、自分がAKBにはまっていた頃に在籍してがんばっていたメンバーにはつい思い入れてしまう…)、羽田圭介と一緒に旅をしていることに完全に嫉妬した。

バス旅が終わると21時からアド街ック天国が始まる。合間にパプリカとトマトをレンチンして食べた。今日のアド街は下北沢特集で、私はどきどきしながら待機していた。もちろんできたばかりの下北沢BONUS TRACKもランクインしたのだけれど、BONUS TRACK内の「日記屋 月日」さんを紹介するときに、商品(日記本)の例として拙著『東京一人酒日記』を映したいということで事前に連絡をいただいたいたのだ。
内沼さんのインタビューの後で、酔って一升瓶を抱えた自分が載った本の表紙が画面いっぱいに大映しになって、あらかじめ聞いていたのにそれでもびっくりする。

放映を見た友人やフォロワーさんが次々にお祝いの連絡をくれて、それがなんだか理想の誕生日っぽくて嬉しかった。

羽田圭介が自分の出演番組をチェックしていて、その流れでもしアド街も見て私の本を見初めたらどうしようと思ったら気が気でなくなり、なかなか寝付けなかったのでまたうつ伏せで入眠した。

いつバス旅のマドンナとして呼ばれてもいいように、足腰の筋トレは欠かさないようにしようと思う(あの番組バスの旅なのにめっちゃ歩くから)。

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