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聖書の預言 黙示録編「致命的な傷が癒される」

1.致命的な傷が癒される

黙示録13:3
「その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、
その致命的な傷もなおってしまった」

以前に、1260日の預言についてまとめた。
もう一度、振り返っていく。

東ゴートが滅亡したAD538年~AD1798年を指す。
この1260年の間は教皇絶対主義期間であり、
AD1798年にナポレオンによって
ピウス6世が捕まり、ローマ教皇による大帝国は終焉を迎えた。
これが「致命的な傷」の意味するところである。
しかし、黙示録にはそのローマ・カトリック(教皇権)は
致命的な傷を負ったが、「その傷も治ってしまった・・・。」とある。

その後に起こったこととは?
第二次世界大戦時、イタリアのムッソリーニが権力を握る。
1929年2月10日の「ラテラノ条約」にて
かつて、イタリア王国が1870年にローマ教皇庁から没収した領土を、
ローマ教皇に返還した。
この条約により、カトリックをイタリアの唯一の宗教とすることを認め、
学校などで宗教教育を復活させることを約束したのだ。
そして、バチカンの独立が認められた。
→まさしく「傷が癒された」のだ。

2.イエズス会が裏で手を引いている

この一連の黒幕が前回登場した「イエズス会」である。
当時、カトリック諸国やイタリア本国でも、
イエズス会の欺瞞性が手に負えなくて、
「人々はこの組織を弾圧しなければならなかった」と記録されている。
1773年、教皇クレメンス14世は、イエズス会の解散命令を出したのだ。

・・・

イエズス会はその報復として、1798年、フランス革命軍を
バチカンに送り、教皇権に死ぬほどの傷を負わせたのである。

このように、イエズス会はカトリック教会内における、
反イエズス会勢力をすべて粛清していったのだ。

教皇権を奪い取った後、再度、教皇権を復活させた。
この時、バチカンを事実上掌握し、全権を握ったのである。
この1773年~1884年 イエズス会が解散させられている間に、
イエズス会のリッキー将軍と、
7歳からイエズス会学校で教育されたアダム・ヴァイスハウプトは
「秘密結社イルミナティ」を結成。
フランス革命を指揮したのだ。

黙示録13章4節
「人々は龍を拝み、さらにその獣を拝んでいった。」

現代において、全世界がローマ法王に敬意を払い、従っている。ヨハネ・パウロ2世の葬儀には→アメリカ大統領および、
ライス国務長官などの高官が参列
ほかにもあらゆる象徴的出来事がおきている。
「全世界の人々はおどろき恐れてこの獣に従う」
という体制がすでに出来上がっているのだ。

世界のトップが龍(悪魔)獣(ローマ法王)を崇拝している。
「誰がこの獣に匹敵し得ようか」
カトリック教会は世界最大の闇企業として君臨。
世界中のマフィア、政府、警察、裁判所と共謀しているという事実があり、
人身売買も行っている。

黙示録13:5~7
「この獣には、また、大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、
42か月の間活動する権威が与えられた。
・・・聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、
さらに、すべての部族、民族、国語、国民を支配する
権威を与えられた。」

1年=360日
2年=740日
半時=180日=1260日=1260年
AD538年~AD1798年 1260年の預言
ダニエル書、黙示録の預言は一致している。
1260日に関するものも同じ期間を指す。
1260日の預言は2300の夕と朝の間にある。
聖書の預言が成就しているのだ。

ローマ法王は、神に罪を告白し許しを請うことを禁止している。
ローマ・カトリックの司祭にこそ罪を許す権威があると主張するのだ。
クリスチャンに対して、ローマカトリックは宗教弾圧をしている。
自分たちが唯一の宗教であると主張しているのだ。
宗教の自由を認めない、法王絶対主義をつくっている。

海から上がった獣の正体「ローマ教皇」であることを解説した。
黙示録にはもう一つ、「地から上がった獣」についての描写がある。次の記事では、そのことについてまとめる。


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