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君が代の意味に込められた思い。

1999年(平成11年)「国旗および国歌に関する法律」において、
正式に日本の国家として制定された。
もともとは、1000年前からうたわれており、
1869年に歌詞が「古今和歌集」の短歌から選ばれ、
徐々に国歌として定着していった。

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで

君が代の「君」とは、高貴な人を表す。
そして、「キ・ミ」とは古事記に登場する神様であり、
この世で初めて性別をもって生まれた神様
「キ」男神イザナキノミコト
「ミ」女神イザナミノミコト
この神様二人を足して、「君」であり、「男と女」という意味だ。

二人はお互いの余っているところと、
足りないところを合わせて、完全になろうとした。
すると「子」が生まれたのだ。
「きみ」は、「完全に成熟した」という喜びの言葉であり、
おめでたい、相手を敬う言葉となったのだ。

「代」は時代をこえて。
「千代に八千代に」お互いを愛し愛、尊敬しあう時代が
千年、八千年、永遠に続きますようにという意味。

「さざれ石の巌となりて」
さざれ石というのは、正式名称を「礫岩(れきがん)」という。
細かな石が長い年月をかけて固まって巌となったのだ。
つまり、小さなたくさんの石が結束し、
一つの巌となる。男女が結ばれて生まれた子供たち、
また日本国民一人ひとりが助け合い、団結しあいなさい。
という意味が込められている。

「苔のむすまで」
苔は子孫繁栄を表し、
日本国民が協力し、男女が一体となり、
絆と信頼のもと長い年月をかけて広がっていく。
苔は冷え切ったり、乾燥しているところには生えない。
濡れていて、水はけのよいところに育つ。
つまり、濡れたものと、固いものがしっかりと結びついたところに苔が生える。
「むす」三柱の神のうちの二柱、タカミムスビ、カミムスビのムスを指している。

日本の国歌「君が代」はお互いに調和し、助け合うことで
国を発展していこうという日本の美徳である。
現代の学校では君が代をうたわない先生や子供たち、
また日本を美化しているなどと叫ばれますが、
本当にそのような国歌なのでしょうか?
私はとても日本の奥ゆかしさを感じられる素晴らしい国歌だと誇りをもっています。
もう一度、日本のすばらしさに目をむけて、日本人が日本に誇りを
持つべきではないでしょうか?

最後にアメリカと中国の国歌を載せて終わります。

アメリカの国歌
1.
おお、見えるだろうか、
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした
砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!
2.
濃い霧の岸辺にかすかに見える
恐れおののき息をひそめる敵の軍勢が
切り立つ崖の向こうで
気まぐれに吹く微風に見え隠れする
朝日を受け栄光に満ちて輝きはためく
星条旗よ、長きに渡り翻らん
自由の地 勇者の故郷の上に!
3.
戦争による破壊と混乱を
自慢げに断言した奴等は何処へ
家も国もこれ以上我々を見捨てはしない
彼等の邪悪な足跡は
彼等自らの血で贖(あがな)われたのだ
敗走の恐怖と死の闇の前では
どんな慰めも傭兵や奴隷達の救いたりえず
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!
4.
愛する者を戦争の荒廃から
絶えず守り続ける国民であれ
天に救われた土地が
勝利と平和で祝福されんことを願わん
国家を創造し守り賜(たも)うた力を讃えよ
肝に銘せよ 我々の大義とモットーは
「我等の信頼は神の中に有る」ということを
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!

中国の国歌

いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ!
我等の血と肉をもって
我等の新しき長城を築かん
中華民族に迫り来る最大の危機
皆で危急の雄叫びをなさん

起て!起て!起て!
万人が心を一つにし
敵の砲火に立ち向かうのだ!
敵の砲火に立ち向かうのだ!
進め!進め!進め!

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