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ITエンジニアの開発職:技術革新の最前線で未来を創造する

こんにちは
株式会社グローバル・プランニング 広報担当です。

今回は、ITエンジニアと聞いてイメージの強い開発職に関して紹介します。
自分のキャリアプランの参考に活かしてみてください。

「開発」職は何をしている?

「開発」の仕事と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
黒い画面の前で、よくわからないコードを入力している仕事でしょ??
そんなイメージありますよね。
もちろん、そのような仕事もありますが、全然違った仕事もあります。
例えば、
 ・コードを作成する前に顧客の要望をヒアリングして、文章化すること
 ・もともと予定していた結果が出てくるかテストすること
などの工程を経て「開発」をします。

開発の流れ

大きく分けると、
 要件定義→設計→コーディング→テスト
という流れで開発をします。
実際はもっと詳細に分類されますが、別の記事で取り扱います。

要件定義

顧客や利害関係者とのコミュニケーションを通じて、要望を明確にし、システムに必要な要件を文書化します。
これには、機能要件や・非機能要件(性能・セキュリティなど)だけでなく、システムの目標や制約も含まれます。

料理に例えると、食べたい人の状況をヒアリングして、どんな料理を作るかを決定します。
学生ならば?プロスポーツ選手ならば?明日健康診断がある人ならば?
それぞれの場合に応じて、作る料理は変わりますよね。

同様に、ウェブサイトの開発でも、IT企業ならば?病院ならば?外国籍の方が利用する日本語学校ならば?
求められる機能は異なるでしょう。

設計

要件定義の内容を具体化し、システムをどのように実装するかを明確にします。
この段階では、システムの構造を定義し、ソフトウェアの動作などを具体的にします。

料理に例えると、調理を始める前にレシピを決定します。
どのような食材を使い、どのような調理方法を用い、どのような調味料を使うのかなどを決定します。

同様に、ウェブサイトの開発でも、事前にどのような手順で作業を行うかを決定します。
文字の色やフォントの選定、情報を表示する順序などが含まれます。

コーディング

設計に基づいて、プログラミング言語を利用して、コンピュータが理解できる形式で命令を記載し、特定のタスクを実行させます。
コーディングを行うには、テキストエディタや統合開発環境(IDE:プログラミングをする際に必要なソフトウェアを統合して、1つの画面で操作できるようにしたもの)などのツールを使います。

料理に例えると、レシピに基づいて調理を進めることに相当します。

同様にウェブサイトの開発では、設計に基づいて、適切なプログラミング言語やツールを用いてコードを実装します。

テスト

実装されたコードが正しく動作するか検証します。
テストは、ソフトウェアが要件を満たし、正しく動作することを確認するために行われます。
テストのレベルや規模、対象の項目に応じて、単体テストや結合テストなど、複数回に分けて実施されます。

料理に例えると、味見に相当します。
実際に食べて、味付けが適切かを確認します。

同様に、ウェブサイトの開発では、機能や動作が期待通りに正しく動作するかを検証します。

まとめ

・開発職の仕事にはコードを書くこと以外にもある
・要件定義:顧客の要望を文章化すること
・設計:要件定義の内容を具体化し、どのようにシステムに実装するか明確にすること
・コーディング:設計に基づいて、システムにコードを実装すること
・テスト:製造工程で実装したコードが正しく動作するか検証すること


株式会社グローバル・プランニング
代表取締役 金賢守(キムヒョンス)
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