ぐんこ

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創作小説をマイペース更新中!( '꒳ ' ) モデルがいたり、いなかったり…フィクション、ノンフィクションをまぜまぜで書いてます!フォローや♡ありがとうございます!!Twitterもあります☆【枯れるはな】(※更新中)

マガジン

  • 枯れるはな *夜のハルジオン*

    枯れるはな *夜のハルジオン* 【枯れるはな-3】 様々な恋愛模様のお話です。 フィクション、ノンフィクションをおりまぜて… 恋愛オムニバスになる予定です! ▹夜のハルジオン…〈※更新中〉 ※枯れるはなシリーズは、マガジンタイトルに記載しております!

  • 枯れるはな *アカネ落城*

    【枯れるはな-2】 様々な恋愛模様のお話です。 フィクション、ノンフィクションをおりまぜて… 恋愛オムニバスになる予定です! ▹アカネ落城…全10話〈完結〉 ※枯れるはなシリーズは、マガジンタイトルに記載しております!

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    自分好みの拾い物です!

  • 枯れるはな *引越しツバキ*

    【枯れるはな-1】 様々な恋愛模様のお話です。 フィクション、ノンフィクションをおりまぜて… 恋愛オムニバスになる予定です! ▹引越しツバキ…全10話〈完結〉 ※枯れるはなシリーズは、マガジンタイトルに記載しております! ※初投稿なので色々と不慣れです!

最近の記事

ちょっと長めのおやすみ

プライベートが忙しく、神出鬼没なペースで更新になりそうです。 なので、ちょっとした小話を…… 枯れるはなは、恋愛オムニバスですがそれぞれで登場する人物達に繋がりがあります。 引越しツバキでは、椿と茜であったり… アカネ落城では、茜と椿は勿論、紫苑であったり… 単品で読める内容にはなってますが、ささやかな繋がりもあります。 ある話では、モブキャラでも ある話では、主人公な枯れるはな。 どうぞ今後とも、つたない文章ですが 宜しくお願いします。

    • 【夜のハルジオン 2】

      毎日、リアルは退屈で不安。 朝なんて憂鬱で仕方ない…… そんな日々の中で、紫苑はユキと話すのが楽しみになっていた。 仕事の合間には、SNSで何かしらを呟きユキが反応してくれるのが嬉い。 紫苑はユキが気になっていた。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 家に帰ればユキと時間を合わせてログインし、一緒にオンラインの世界で通話をしながら遊ぶ。 耳障りのいい声を聞きながら、ゲームはそっちのけでただ会話する時間だけが長い日もあった。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ユキは大学生。 就職先は決まって

      • 【夜のハルジオン 1】

        紫苑(しおん)の夜は長い。 母と2人暮らしの紫苑は、男女問わず友達が多い。 ただ、顔を知らない友達もいる。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 紫苑は26歳。仕事を転々としていたが、今は派遣社員として働きつつ、趣味も楽しんでいた。 趣味はゲーム。 1人でやる事もあるが、大半はオンラインやマルチプレイが出来るものだ。 母は、紫苑の趣味に理解がある。 だから、通話しながらゲームをする紫苑を咎めないし、楽しいならいいよと言う。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 今日までは仕事があって、楽しく遊

        • 13歳のもんちゃん

          6月16日に13歳の家猫、もんちゃんが天国へ旅立ちました。 まだ、悲しみの中にいて何も手につかない状態ですが… 頑張って、生きてくれてありがとうの気持ちを書かせて下さい。 食いしん坊の女の子で、眉間の辺りやヒゲの辺りを撫でられるのが好きで、小さい頃は真っ白で青い目だったのに、成長したら茶色くなってきて「あれ?」と、思ったのを思い出します。 お気に入りのオモチャをくわえて持ってきては、遊んでくれと目の前に置いたり、ご飯を準備している姿を見るとソワソワして起き上がってきたり

        ちょっと長めのおやすみ

        マガジン

        • 枯れるはな *夜のハルジオン*
          2本
        • 枯れるはな *アカネ落城*
          10本
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          6本
        • 枯れるはな *引越しツバキ*
          11本

        記事

          【アカネ落城 10】

          茜の中で思い出に変わっていく3人。 その裏にぼんやりと頭の何処かで思い出していたのは卯木だった。 その色や形はボヤけてみえなくとも、茜の頭の何処かでソレに叫んでいた。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「お姉ちゃん!このライブに行きたいんだけど、一緒に行こう!?」 LIMEの相手は茜の妹、紫苑(しおん) 紫苑は26歳で、姉の茜とは仲が良い。 ライブの場所を見ると卯木のいるライブハウスだった。 紫苑は卯木との事は知らなかった。 「なるほどね。」と、思うと、可愛い妹に「聞いてみるね

          【アカネ落城 10】

          【アカネ落城 9】

          何をしても上手くいかない。 塞ぎ込んだ時に…… 手を差し伸べるように、甘い言葉を、優しく囁かれたらどうだろうか。 その相手に対しての評価は高まるのが自然。 弱っている人間は、つけ込み易い。 だから、落ちやすい。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 茜は、別れ際に棗に抱きしめられた。 驚いたのと同時に、胸が高鳴る。 「……好き。」 雑踏に混じりながら囁かれた棗の言葉は、茜の全身に染み渡る。 茜は頭が真っ白になったーー 「俺が茜さんを、癒してあげる。」 そう言って、身体を離す

          【アカネ落城 9】

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          【アカネ落城 8】

          柊吾(とうご)は42歳のオーナー。 茜達とは違うショップのオーナーだが、仕事が出来る男として有名だ。 仕事が出来ると聞くと堅物の様なイメージだが、柊吾は口から生まれて来たような人。 人を笑わせるのが得意で、周りを明るくさせる。 そんな柊吾が、茜と別れたと犀太から聞くと「じゃあ、俺行っても良いかな?」と言ったのだ。 犀太とは友人だったが、気持ちには正直になりたいと言う柊吾に「いいよ。」と、犀太は答えた。 そして、茜を呼び出して食事に誘って気持ちを伝えた柊吾。  ◇ ◇ 

          【アカネ落城 8】

          【アカネ落城 7】

          楽しければ、それだけで良かった。 見失った『好き』の感情は、未だ分からない。 茜は、犀太が嫌いではない。 つまりは、好きかと聞かれると……ハッキリと言いきれない。 自分で納得がいく『好き』と言う感情の定義は、未だに分からないままだった。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 付き合って1ヶ月が経った。 茜に不満が生まれる……それは、犀太の話す事が原因だった。 茜が 話す色々な愚痴を聞く事も、しばしばだった犀太。 犀太はその流れを、いつも……自分の苦労話にすり替えるのだった。 「俺

          【アカネ落城 7】

          【アカネ落城 6】

          卯木は、茜と別れた後も壱衣が「慰めてやるよ。」と、言って遊びに誘われていたが…… あんなに楽しかった遊びは、虚しく感じる様になっていた。 壱衣は卯木の好みを把握している。 だから、卯木が喜びそうな女を捕まえては、卯木を遊びに誘う。 しかし、卯木は遊んでもSNSに写真を上げる事はしなかった。 何か変わった訳ではない、いつも通りなのだ。 いつも通りに壱衣と酒を飲み、 いつも通りに裸の女と夜を明かす。 いつも通り……の筈だ。 ーーおかしい。 いつも通りに、行為を楽しめない。

          【アカネ落城 6】

          【アカネ落城 5】

          思い出を漁って、自分がどんな風にしていたか思い出したい。 「異性との交友関係って、どんなだった?」 思い出した所で、10代の恋愛経験なんて成人した自分に何の役に立つかもわからない。 それでも、何も武器がないよりはマシだと思っては、思い出せない感覚を探す茜。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 椿とよく行く居酒屋とは違い、犀太の友人が営む居酒屋へと案内された茜。 「お!いらっしゃい!今日は女の子連れて来たの?」 犀太の顔を見ると、ガタイの良い男の店員は顔馴染みのようで、ラフに話しか

          【アカネ落城 5】

          【アカネ落城 4】

          『落城』それは…… 字の如く、城を攻め落とされる事と、口説かれて拒みきれずに承認する事を意味するらしい。 どちらも、色恋沙汰と似ている様に思える。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 茜の職場はファッションビルだ。 いくつかのフロアにテナントのショップが入っていて、近所付き合いの様に隣り近所のショップのスタッフ同士で、話したりと交流もしばしば…… テナント用の回覧板を持った、隣のショップスタッフがスタスタと、レジカウンターで事務処理をする茜に話しかけた。 「お疲れ様、回覧だよ。」

          【アカネ落城 4】

          【アカネ落城 3】

          二兎を追う者は一兎をも得ず…本当だろうか。 どちらも、得る方法を知らなかったからじゃないか? 絶対に方法はある。 それを必死に考えた、今すぐ教えて欲しい。 今現在、そのマニュアルが必要だ。 ――これは、窮地に立たされた卯木の焦り。  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「これ、どういう事かな?」 茜の怒りが声色から滲む。 それは先日の壱衣と楽しく遊んだ卯木の写真。 全身を巡る血液がその瞬間に凍てつくと、卯木は思考を巡らせては言い訳を考えた。 ……しかし、何も考えつ

          【アカネ落城 3】

          【アカネ落城 2】

          ーーどんなシーンにも選択肢がある。 結果は安牌でリスクの少ない、平凡な選択か。 結果は未知数でハイリスクを犯すかもしれない挑戦的な選択か。 どちらにするか悩むのは、多少なりとも『冒険心』を秘めているからだろう。 しかし、その冒険の正否は冒険に出てみないと分からない。 そもそも、冒険をする事に対する正否も、冒険をするルートを辿ってみないと分からないのではないだろうか。 そう考えると、たまには『冒険』をしてみるのも良いかもしれない。 ーー但し、ハイリスクを覚悟し

          【アカネ落城 2】

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