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思い付きプレイリスト。 8


寒い。

それぐらいしか言うことがないくらい

寒い。

. . . . . 。

あ、ほんとにそれしか言うことないや笑

と、いうわけで

気の利いた解説もなく
好きな曲をただ好きと言いたいだけの

時に「お前一体何様だよ!」目線で語る

そんなプレイリストを始めたいと思います!

1. Now And Then / The Beatles

ここnoteでも
たくさんの方々が
この曲について書かれていました。

色々な意見があると思います。

僕個人としては
形はどうあれ
今こうして
「The Beatles」名義の新曲リリースに
リアルタイムで立ち会えたということを
一ファンとして
とても嬉しく思います。

ドライな感性では
語りきれない思いが
心の奥底から
グッと込み上げてくるような
そんな感覚があります。

とても素晴らしい曲だと思うし

何よりジョンの声が

僕は大好きだ。

そして

ポールさん
リンゴさん

まだまだ

長生きしてね。

2. Sexx Laws / Beck

アルバムごとに
え?今回はこう来んの!?という
驚きというか感動がある。

僕はそんなベックさんの音楽が大好きだ。

ラモーンズ師匠のように
終始一貫した世界観を
ぶっ放し続けるという男気も
僕は大好きだし
痺れちゃうんだけど

ベックさんのように
変幻自在なアプローチも
僕は大好物だったりする。

レディオ・ヘッドやデヴィッド・ボウイにも
僕は似た要素を感じることがあるし

古くはビートルズとかも
その典型だったように思う。

これは僕の勝手な思い込みなんだけど

彼は「人と違うこと」をしようとしているのではなく
「新しいこと」をしようとしているんだなと思うことがある。

結局同じことを言っているようで
僕にとっては
意味合い、解釈が全く異なる。

それはどちらかが正しいとか間違っているとかいう話ではなく

新しいことをするって
なんかかっこいいよなぁって
なんとなーく思っているという

ただそれだけの話だ。


3. Sad Tomorrow / The Muffs

すっごく個人的な偏見で
ざっくりと語らせてもらうとすれば
ニルヴァーナ的グランジな動きが
グリーン・デイ的ポップ・パンクへと移行して行くその過程に
実に上手くフィットしたバンドだと思う。

シーンの変遷を繋ぐ
橋渡し的な存在
位置付けというか
そんな印象があります。

キムさんの
キュートで
パンキッシュで
クールな佇まいが
僕は大好きだ。

R.I.P. kim Shattuck(1963〜2019)

これからも

僕はThe Muffsのファンです。

たくさんの素晴らしい音楽を

ありがとう。


4. Who's Laughing Now? / Durry

平たく言えば
所謂、ザ・アメリカ系で縦ノリなロック。

ただ、durryさん

情報が全く無ぇ. . .

もはや、アメリカなのかすらも分からない笑

youtubeのオススメに出てくるので
よく観ているのですが
MVがめちゃくちゃ面白いんです。

もちろん曲も
とても素晴らしい。

どことなく
デイヴさん家のフー・ファイターズに通ずるものを感じるし

僕は大好きです。


5. Basket Case / Postmodern Jukebox

Postmodern Jukeboxは
主にYOUTUBEで活動している音楽集団。

有名曲を検索すると
そこに関連して
結構な確率で
彼等のカヴァー曲が出てくる。

僕はWhite StripesのSeven Nation Armyのカヴァーで彼等を知ったのだけど

最近、グリーン・デイの名曲のカヴァーであるこの動画を見つけて
とても気に入っている。

ジャジーなアレンジが
意外とハマるんだなぁ〜と
感心してしまう。


6. Take Me To Your Leader / Pavid Vermin

多分、僕が今現在
いろんな場所で(家とか職場とか車とか)流し聴きしているバンド。(ちゃんと聴けや)

Pavid Vermin !

米ロードアイランド発の
「1人ラモーンズ・コア職人」こと
Glenn Robinson氏がPavid  Vermin名義で活動する
ソロ・プロジェクト。

ラモーンズに影響を受けているということを
後から知った僕は

俺のアンテナはまだ錆びついちゃいなかったぜ. . .

よく分からない誇らしさを噛み締めている。

スリー・コードなポップ・パンクって
誰にでも演奏できるし
簡単って思うかもしれないけど

作ってみようとすると
意外と難しいんです。

上手く言えないんだけれど

「技術」はもちろん大事

だけどシンプルが故に
それよりも「センス」が重視されてしまうからだと思う。

それはきっと
鍛えようと思って
鍛えられる部分では
ないからなのかもしれない。

そして、そのクオリティーを維持したまま
リリースを連発する
彼のストイックさに
僕は脱帽する。

カッコいい。


7. Dreaming Of You / The Coral

「in the morning」という歌に衝撃を受けて以降
僕は彼等の大ファンです。

かの有名なチンピラ. . .
いや、大スター「ノエル・ギャラガー」氏の
お気に入りバンドでもある彼等。

かつてザ・コーラルが
新譜を発表した際に
ノエル氏が寄せたコメントで
僕は爆笑したことがある。

「ザ・コーラルの新作はかなりいい、お気に入りだよ。まだ一回しか聴いてないけどな」

ノエルさんクラスになると
一聴しただけでその良さが
全て分かってしまうのだ。

そのくらい彼等はすごいのだ。

え?


8. Dancing In The Moonlight / Toploader

「月明かりの下で踊ろう」
なんてロマンチックで素敵なタイトルなんだろう!って思うけど

曲もめちゃくちゃ素晴らしい。

因みにこの曲はフランスのKing Harvestというバンドのカヴァーです。
もちろん原曲も素晴らしいです。↓ ↓ ↓

原曲の良さを保ちつつも
また違った雰囲気というか
お洒落なアレンジというか

これはこれでまた別物な感じがするし

何より、ボーカルのジョセフさんの声

完全に曲を自分のものにしてるというか
なんていうか、こう

ソウルフルな

その歌声に胸を打たれます。

UK発のバンドtoploaderの現活動状況については
解散したり、再結成してたりするので
調べてないし、よく分かりません笑

ただ最近、「spotify」でこの曲の「Nightcore 」ver.がリリースされてました。

それはそれで

面白かったですね。


9. ロックンロールと五人の囚人 / 髭

おそらく
多くの人にとって今
「髭」といえば
「髭ダン」さんなんだろうし
もちろん髭ダンさんの音楽も
素晴らしいとは思うんだけれど

僕にとって「髭」と言えば

真っ先に思い浮かぶのが
このバンドだ。

いつだったかCD買ったら
特典で「付け髭」が貰えたりした時は
楽しかったし、笑った。

初めて見た時

ボーカルの須藤さんに対して
「なんだ?このカート・コバーンのコスプレしてる人っ!」って思ってたけど

音楽は本物だった。

ライブも観たことあるけど

めちゃくちゃロックンロールだったし

カッコよかった。

多分、同世代。笑

応援してます!


10. One Way Ticket / Neil Sedaka

僕が社会に出て
まだ間もない頃
ほぼ毎日と言っていいほど
職場の近くにあったステーキ屋さんで
お昼ご飯を食べていた。

とは言っても
お金無いので
よく人に集っていた。(最低か)

その中でも一番お世話になったのは
当時自分よりも一回り歳の離れた
お姉さん的存在
副店長のナオコさん(仮名)だった。

僕はランチを奢ってもらう代わりに
いつもナオコさんの愚痴を聞いていた。

他愛もなかったり
時に深刻だったりで

なんだか色々と喋ってる時の
その表情はよく覚えてるんだけど
肝心な話の内容は
今となってはほとんど覚えていない。

ただ一つ

はっきり覚えていることといえば

一頻り愚痴をぶちまけたその後に
彼女はいつも必ず
「さみしい」と零していたことで

当時まだクソガキだった僕は
「そんなに寂しいならギターでも弾いてみれば、気が紛れるかもよ?」なんて

適当な返事を返していたことを

今となっては
とても申し訳なく思っている。

ナオコさんは関西出身の方で
マシンガントークされると
たまにちょっと何言ってるか分からなかったんだけど
僕のあまりにも惚けた提案に対して
こう語っていたことを覚えている。

方言の感じは曖昧だけど. . .(本場の方ごめんなさい笑)

「あんなぁ. . . ビリー
今の私がやで?
ギターやってな
上手くなってやな
ほんでどうなるか?って
そんなん
ただただ虚しくなるだけやんか
より具体的に寂しさ噛み締めてどうするん?

ポロロローン🎶はぁ美しー♪

んで、なんや
泣くんか?
うわ〜んて
. . . . . . 。

なんなんそれ?

アホやん、そんなの
アホやわ. . .」

そんな彼女に対して僕は

「え?なんで?それがいいんじゃん音楽は。
バカだなー」なんて返したりしていた。

ナオコさんは
適当な返事ばかり返す僕に対し

「はぁ. . .あんたに話しても無駄やわ. . .」と
苦笑いしていた。

今なら思う

彼女はただただ話しを聞いて欲しかっただけで
僕はただただお腹が膨れれば良かった。(最低か)

互いに余計な提案などいらなかったのだと。

馬鹿なのは間違いなく
僕の方だった。

本当にごめんなさい。

. . . . . 。

一体俺は. . .

何の話をしてるんだ?笑

僕らが話しをしている時
店内に流れていたのは
アメリカを中心とした50'sの曲で
白熱球のランプ型の照明に照らされた
薄暗いその空間の中で
それはいつも静かに響き渡っていた。

この曲にもそこで出会った。

ニールさんの歌声が
僕は大好きだ。

ニールさんの少し高めなその声は
店内の喧騒をくぐり抜け

いつもきちんと僕の耳に届いていた。

少し大袈裟かもしれないけど
その音は僕だけの耳に届いているのではないか?と
そう錯覚してしまうくらいに。

リアル世代で聴いていた人々とは
また少し異なる意味での懐かしさが

僕にはある。

元気でいるだろうか?

もう寂しくないと
いいんだけれど。




おわり。

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