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思い付きプレイリスト。7

noteでは
長い記事は
あまり読まれないそうですね。

そして

何処かから引っ張ってきた
動画や音声がペタペタと貼り付けられてる記事も
ほとんどの人が
それを開くことはないそうです。

ふははは。

いうわけで

それらの例が
見事に踏襲された

好きな曲を好きと言いたいだけの

大して気の利いた解説もなく

時に「お前一体何様だよ!」目線で語る

そんな

プレイリスト記事を始めたいと思います!

1. Wake Up / Roy Wood

spotifyでお気に入り曲をシャッフル再生したら
一曲目がロイさんのクリスマスソングで
「I WIsh It Could Be Christmas Everyday」だった。

梅雨だし
もうすぐ夏だってーのに

なんて素晴らしい選曲なんだっ!

僕は感動してしまった。

何故なら僕は

真夏にフランク・シナトラさんの
クリスマスアルバムを聴きながら
仕事をしていたりするし

そういうとこ
あまり気にしない。

好きな時に好きな曲を聴いている。

いうことで
一曲目はロイさん。

この曲はThe Move、ELO、Wizzardと
様々なバンドで活躍したロイさんが
初のソロ作として1973年にリリースした
「BOULDERS」というアルバムに収録されています。

Wake UPというこの曲は

ピチャピチャと音を立てて
水溜まりの上を歩いているみたいなリズム音が
ずっと鳴ってるんですよね。

なんだか梅雨っぽい気がしませんか?


2. I Got Knocked out the Same England Did / Bilk

bilkは英国エセックス発のトリオ編成バンド。
幅広い世代の音楽による影響を感じるし
ポップでありながらも芯のあるサウンドを鳴らす彼等に
すっかり僕はハマってしまった笑

中でも70'sUKパンクっぽい
タイトなサウンドで演奏されているこの曲が
僕は大好き。

歌はなんかラップっぽいけど
それもまた演奏に合ってる気がするし
全然アリだと思う。

ボーカルを含めた各楽器の音も
喧嘩せず、それぞれに抜けがいいし
疾走感や勢いがありつつも
バランスいいなぁと思うし

素直にかっこいいなぁって思います。

最近出たばかりの
アルバムもすごく良いんだよなー

最高です。


3. Les Yeux Noirs / Pomplamoose

youtubeを主な拠点として活動している
アメリカの音楽デュオ

pomplamoose!

カヴァー曲の印象が強い彼等ですが
オリジナル曲もとても良いです。

とか言っときながら

今回のこの曲は

カヴァーなんすけどね. . . 笑

この曲は

有名なジャズ・ギタリストである
ジャンゴ・ラインハルト氏の代表作の一つ
「Les Yeux Noirs」のカヴァー。

アコースティック楽器のみで編成されてたりして 
なんて言うか、レトロ感があるし

何より

みんな楽しそうなのがいい♪

僕は演奏下手くそなんですけど
仲間に入れてくれよ!って
言いたくなっちゃう笑


話は逸れますが


この曲の作曲者であるジャンゴ・ラインハルト氏。

先ずはこの映像を観てもらいたいのですが↓ ↓ ↓

この映像を観て
何か気付いたことはありませんか?


ジャンゴさんは世界的に有名なギタリストです。


しかし彼は


18歳の頃


火事により


重度の火傷を負いました。


そして


右足と

左手の薬指と小指に麻痺が残りました。


しかし彼は


やめないんです。


ギターを弾き続けました。


指の感覚を失うという
ギタリストとしては
致命的なハンデを背負いながらも

彼は演奏することを

やめなかったんです。

親指と人差し指と中指の三本で指板を押さえるという
独自の奏法を開発し

彼は事故後も

最高の音楽を奏で

多くの観客を魅了し続けました。

何事も諦めないことが肝心とか
負けない心を. . .云々とか
そういうことを言いたいわけではないんです。

ただただ

かっこいいなぁ〜って

思うこと。

しみじみと

心の底から

僕はそう思っている

ジャンゴさん

素晴らしい音楽をありがとう。

4. Come Apart / Fazerdaze

fazerdazeは
ボーカルのアメリアさんを中心に活動する
ニュージーランド発の
インディーポップバンド。

この曲が収録されているアルバム「Break!」が
僕はとても好きです。

なんとな〜くメランコリックな雰囲気が
アルバム全体に漂っている感がありながらも
どこか「突き抜けちゃう」みたいな
自分で言っててよく分からないんですが笑
対照的に陰鬱さとは真逆の
妙な爽快さもあるなぁと感じる
そんなアルバムです。

アメリアさん曰く
このアルバムのテーマは「解放」とのこと。

あるツアーを終えた後に

自身の人生全般に於ける「歯車」のようなものが「外れ始めている」と感じたアメリアさんは

それまでのストイックに強くあり続けることこそ最高!という思考を封印し

上手くいかない人々や
上手くいかない物事に対して

文字通り

さっぱりと

「諦める」ことにしたという。

結果、あらゆる物事が好転し
自身のクリエイティブな感覚も増したと
彼女はインタビューで
そう語っていました。

「私にとってそれは解放だった」と。

僕が感じた
なんとなく「突き抜けちゃう」の正体は
それかな?なんて

思ったりする。


5. Eyes / Wine Lips

カナダ・トロント発のガレージ・ロックバンド

Wine Lips !

バンドの情報があまり見当たらないので
ネットで見つけたインタビュー記事から
フロントマンのCam Hilborn氏による
この曲のコメントを抜粋したいと思います。

「”Eyes” は、クリエイティブな面でも、精神的な面でも、肉体的な面でも、燃え尽きてしまったという気持ちを歌っています。私たちの多くが共感できることであり、この1年半でさらにその傾向が強まりました。この曲は、夜更かしやアルコール、乱交によってもたらされた様々な対処法で日々を乗り切ろうとしている自分に光を当てています。そして、自分が負けて壊れてしまう前に、どこまで自分の体の限界に挑戦できるかを考えています」

. . . . . 。

もがくしかないというか
もがくことでこそというべきか

曲を通して
やったれぃ!オラァァァァ!的な

意気込みが
伝わる気がします

なんとなくですが笑

そして

そこはかとなく漂う
このバカっぽさは

最高にロックンロールだと思う。

単純にめちゃくちゃカッコいい曲だと思うし

僕は大好きです。


6. 我に返るスキマを埋めろ / TOMOVSKY

時間は前にしか進まないのに
気持ちは戻ろうとする時が

たまにある。

振り返ることが
必要なこともあるけれど

時々

何かと

色々と

がむしゃらに

やんなきゃなんない時がある。

いちいち我に帰ってらんねぇんだ
やるしかねぇんだからよ

って時に

僕はよくこの曲を聴いている気がする。

そういう歌ではないかもなーとか
思いながら笑

物事はシンプルであるほど
伝わりやすかったりするし

音楽にもある程度
それに通ずる部分があるかもなと
思うことがある。

対して

そんなに
いとも簡単に
物事を単純化すんなっ!という
意見もあることだろう。

ただね

なんて言うか

リズムとメロディーとハーモニー
この基本要素がしっかりしている曲は
聴いてて心地良いんですよ

どこまでも

シンプルに。

因みに
トモさんの双子のお兄さんの
ハルさんのバンド
Theピーズも

僕は大好きだ!

7. October Swimmer / JJ72

この曲を初めて聴いた時
僕は何の疑いもなく
ボーカルは女性だと思っていた。

JJ72は

あの世界的に有名なモンスターロックバンド「U2」を生んだ街
アイルランド・ダブリン発の
トリオ編成バンドだ。

U2もめちゃくちゃカッコいいし
大好きなのですが
JJ72も僕は大好きです。

そしてボーカルのマーク・グリーノ氏は
男性なのだ。

いい声だなぁって思います。

曲もめちゃくちゃいいし

この曲が収録されているセルフタイトルのアルバムもすごく良いです。

バンドは2000年代初期にアルバムを2枚出して解散してしまい
フロントマンのマーク氏は
その後,ソロ作を幾つかリリースしたとの情報は得たのですが、映像や音源には辿り着けず. . .

よって

今現在の活動状況は不明なのですが
いつか新曲を聴いてみたいなぁって
そう思ってしまいます。

今何してるんだろう?


8. Is My Heart (Going Out) / The Vessels

20年くらい前だったかな?

CD屋さんに行くと
そこには「試聴コーナー」というのがあって
そこそこ大きな店行くと
そこにはズラーっと新譜が並んでて
CDごとに番号が振ってあって
大体プレーヤー自体が
CD10枚までくらいしか入らないから
10枚単位の小コーナーが
ズラーっと並んでて
それを片っ端から
聞き漁るというのを
よくやっていた。(買えや笑)

夏とかアパートにいると暑いから
冷房ガンガンのお店に行って
ほんと何時間も
お腹が空き過ぎて
死にそうになるまで
そこに入り浸っていた。

全く飽きなかったし

寧ろ最高に楽しかった。

もちろん
たくさんいい曲に出会った。

The Vesselsにもそこで出会った。

ブルーのピックアップトラックとユニッククレーン車が
お尻突き合わせて並ぶその構図の意図は
未だによく分からないけれど

僕の胸を打つには十分過ぎるくらいの
素晴らしい楽曲達が
この小さなディスクには詰まっている。

情報はほとんど無い。

アメリカのバンドかな?って思ってたら
UK発のバンドらしいということくらいで

後はほとんどわからない。

日本ではあまり人気なかったみたいで
このアルバム以降の彼等の活動状況は
僕には全く分からない。

ソフトロック路線から
テクノへと方向転換した同名のバンドがいるけれど

それが彼等なのかも

僕には分からない。

でもこのアコースティックな感じと
若干のカントリーっぽさが詰まった
このアルバムは
20年の時を経ても尚
変わらずにこの胸を打つ。

だから

この一枚があれば

新しい情報は
いらないかなって思う。

でも

正直なところ
ほんのちょっとだけ

新曲

聴いてみたかったりもする。


9. I'll Never Find Another You / The Seekers

僕はジャンルや国を問わず
60年代の音楽が大好きです。

たまに

50'sとか60'sとか
10年を一区切りにするのは
何故なんだろう?と思うこともありましたが

聴いてみて納得というか
それぞれの年代に特有の雰囲気があることに
気付けたりして
僕にとってはそれがすごく楽しかったりします。

60年代の音楽は
僕にとってとても優しく響く。

そして暖かい。

同じ温度でも
下手すりゃ生温りぃなと
感じてしまいそうな雰囲気さえも
60'Sとカテゴライズされた
そのざっくりとした時代補正によって
僕の中でキラキラに正当化されてしまう。

ビートルズやストーンズの音楽が生まれたのもこの時代だし

そしてThe Seekersも

60年代に活躍したバンドの一つです。

今回選曲した「I'll Never Find Another You」は1965年のリリースになります。

フォーキーなサウンドと
重厚なコーラスワークスに包まれて
ボーカル・ジュディス氏の歌声が
真っ直ぐに
突き抜けるように響いてくる。

そのハーモニーはとても心地よく暖かい。

ジュディスさん
そっちの景色はどうですか?

あなたの歌声は今でも変わらずに
この世界に響いていますよ。

東京の端っこの

ほんの一角

街道沿いのマンションの

僕がいる

この部屋にさえも。

あ、やべっ. . .

ボリューム上げ過ぎちまった!笑


10. Summer's Over / Rialto

普段、この「思い付きプレイリスト」を作る時
選曲で迷うことって
ほとんどないのですが

今回はなんか迷ってしまいました。

と言うのも

何となく大人しい曲が続くので
最後は元気のいい曲にしようと

そう思っていたのに

浮かんだのが割と大人しめな
この曲だったからです。

更に

これからが夏だってのに
曲のタイトルが
summer's over(夏終了)なんです。笑

僕個人としてはこういうノリは大好きなんですけど

一応公開記事だしな〜とか考えたりで

ちょっと一瞬

変えようかなーとか
思ったんですけど

なんて言うか. . .その. . .


めんどくせーので


変えませんでした。笑

もちろん
とてもいい曲です。

rialtoは95年にロンドンで結成されました。
「映画的」な音楽を作るという大々的なコンセプトのもと
徹底したサウンドメイキングやプロモーションを敢行したものの

時代はブリットポップ全盛期。

そこに新たな波として
プロディジーなどの
デジタル勢が注目を集め始めたりした時期だったりして

間が悪かったというか

それらのシーンに対して
あまり大きなインパクトを示すことができなかった。と

そう記述された記事を読んだことがあります。

その記事には続けてこう書かれていました。

「いい曲を作ったからと言って、必ずしも売れるとは限らない」

そりゃそうだろと僕は思う。

「いい曲」というその捉え方は
ものすごく主観的で個人的なものなはずだから。

基準は常に自分の中にある。

この曲を

僕はこれからも「いい曲」として
聴き続けると思う。

summer's over

これからなんだけどね

ツッコミを入れながら。笑



おわり。


良い日曜日を!🍀

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