憂鬱の理由
3年ぶりに開催された、会社の懇親会。
3年前までは、この時期にいつも開催されていた。
毎年、この時期になると、憂鬱な気持ちだった。
この3年間、そんな気持ちから解放されていた。
そして、今年、突然開催されることが決まり、憂鬱になっていた。
でも、しっかり考えなければ。
そう思い、なぜ憂鬱になるのか、理由を考えてみることにした。
まずは、服装。
スーツの人がいたり、カジュアルな人がいたり、イマイチどんな格好で行けばいい会なのか分からず、いつも悩む。
でも、それはさほど、私の中では、大きな問題ではなさそうな気がした。
じゃ、何なのかな?
いつもこの行事が終わると、裏で騒ぎ出す人達がいた。
○○さんと仲良く話していたとか、座る席の位置が、横だったとか前だったとか。
何かしらの行事が終わるたびに、いつも何かどうでもいいことで、大きな問題を作ろうとする人がいた。
今回は突然の開催で、全員出席ではなかったことや、3年の間の人の出入りによって、そんな人達が少なく気付くことが出来た。
そして、そんな席で、大人の悪ノリ的な発言をする人がいるということに、不満を感じていたことを、今日久しぶりに見てしまったことで、思い出した。
軽い気持ちで、若い子達をからかっているつもりかもしれないが、私にとっては暴言であった。
そっか。
自分が嫌だと感じる理由が、しっかりあったにも関わらず、感じていることを無視していたのだな。
そんなことを気づいた後には、仲のいい人達と話し、楽しい時間を過ごした。
美味しいものも、たくさん食べられた。
行って良かった。
そう思えた。
そう思えて良かった。
また明日から、仕事頑張るか。
仕事以外も、また頑張っていこう。
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