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日本の若者の未来

日本から離れて海外生活も3年が過ぎた。外から出たことではじめて気づいた日本という国の特徴や国民性。
日本では当たり前だったことが海外では当たり前ではないということ。
私たちの国、日本の未来について考えたい。


アジアの若者たちの向上心

海外で感じたこと。それは、日本という国の将来を憂う気持ち。
アジアの国の成長がすさまじい。
まるで鎖国をしたかのように、気づいたら周りの国にどんどん追い抜かれている。
政治や経済、教育など原因は様々あるだろうが、一番は危機感だと思う。

海外の若者の学習意欲や向上心が日本の学生とはまるで違う。
学校での学習意欲や卒業後の企業、将来の展望などは意識がとてつもなく高い。
自国の大学に落ちた学生が日本の大学に来るという記事を以前読んだことがあるが、あながち間違いではないだろう。

海外から働きに来る時代は終わった

日本の旅行者がシンガポールのレストランで食事をした際に、値段が高すぎでぼったくりだと思い、警察を呼んだというニュースが以前あった。結果、ぼったくりではなかったが値段の高いものを勧められていたとのことであった。
この事件からわかることは英語の問題はさておき、日本人の考える物価はシンガポールでは通用しないということである。
安い賃金と安い物価が長く続いた日本で生活してきた人には、海外のインフレのすごさは伝わらないだろう。
私自身も海外に来なかったら感じないままだったと思う。

これからの時代、旅行者に来る外国人はたくさんいるだろう。
物価が安いから。
日本に働きに来る外国人はいなくなるだろう。
物価が安いから。
現実は日本の中からだけではわからない。

「ご飯がおいしく四季がありきれいな国」で人気だったはずの日本が、「物価が安いから」という理由になってしまったのはいつからなのだろうか…

今後の若者に求められること

海外に出てみて強く感じたこと。それは社会に出る前に色々な事を経験すべきであるということ。
私自身も学生時代に戻れたらもっと色々な事ができたなぁと後悔している。
部活にバイト、飲み会、大学の講義への意識の低さ…

もっと意欲的にやるべきであった。
海外時代にインターンを経験したり、留学するのもいいだろう。
日本各地を旅行したり、色々な資格を取ることだってできる。

海外では、大学には勉強したくて来ている。在学中に会社を設立することも珍しくない。コミュニティーを拡げて、熱く夢を語る仲間を作っている。

最後に1つアドバイスができるとしたら、
自分の価値を高められるようにすること。
「自分」=「〇〇」という強みを作り上げること。

自分自身も教師として、日本や世界で活躍したいと考える若者を一人でも多く増やしていきたいと強く感じている。
負けるな日本。頑張ろう日本。

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