こんばんわ。
また悲しいNEWSが報道されていました。

長寿社会になった結果、浮き彫りになってきた老老介護問題。
これに拍車をかけたのは核家族化。
孤立する独居老人や老夫婦のみで生活している世帯の増加。
しかし、核家族化に拍車をかけたのは国策の結果です。
そうすることで経済活性化をはかったわけです。

そうして目立つようになったのが老人が老人を介護するという状況です。
今では認認介護なるものまであります。
これは認知症者が認知症者の面倒を看るというものです・・・。
どこの地獄ですか？
もしくはなんのブラックジョークかと思うのは私だけでしょうか。

しかし現実に起きている社会問題なので悲劇です。
老老介護の比率は2001年と比べても拡大しており、70歳以上では倍近くになっています。

後期高齢者医療制度や介護保険など後手ですが、いろいろな政策が打たれていますが、現実の拡大のほうが早く根本的な問題解決には至っていません。
また、親族とだけではなく地域との間でも分断が起きていて、孤立しているので問題を抱え込んだまま、心身ともに追い詰められて冒頭の事件のようなことが発生してしまっています。

長生きが必ずしも良いことではないと心底思えてしまう自分がいたりもします。
明るい老後とか見えないですからね。
年金はもうぶっ壊れシステムですから生きてるうちに支給されるのか？
されたとしても生活していける額ではなさそうですし、国は働けるものは定年とかいってないでガンガン働きましょう！という政策ですからね。

隠居とか引退後の悠々自適な生活とかは夢のまた夢にしか思えません。
終身雇用も破綻してますし、副業にパラレルキャリアと自己完結を求める社会の空気を強めていますから、退職金なんてものをもらえる人はごく一握りの人たちだけになりそうです。

自己資金で老後をまかなえるように3000万円でしたっけ？
もっとかな、お金貯めてくださいね。ということを言い出したりしてましたよね。

満たせる国民ってどれだけいるんでしょう？
これ国も破綻しかねないですよね。
見殺しにするわけにはいかないので、生活保護とかとにかく税金投入して助けるわけです。
しかし、働き世代は少子高齢化で減り続けてます。

構造改革とかもう何十年言ってるんですかねw
そして少子高齢化を本気で解決する気があるのかと思います。
憲法改正とかそんなことはどうでも良いから、この国を憂いているのであれば、本気で取り組むべきは社会システムの改革です。

これですよ。
円の価値が下がっているという・・・。
政治家たちはいったいなにを見ているのか、どんな国の未来を描いているのか謎です。
たぶん、多くの政治家が次の選挙で勝つためのことしか考えてないじゃないかと思えてきます。

本当に2流国、3流国への道を歩んでいるようにしか思えない。
現実を直視し、真剣にこの問題に取り組んでいくしかないと思うので次の選挙もその次の選挙も争点はこの没落していく日本をどう立て直すのか、改革するのかということいがいないと思うんだけど、違いますかね。