見出し画像

家族が増えました、幸せも増えました

日頃はご縁はがきの活動記録として綴っているnoteですが、今回は家族の記録として綴らせていただきます。
いつか大きくなった娘が見つけてくれるかも、なんて思いながら。

10月も後半に差し掛かった頃、元気な女の子が産まれました!
体重3,400gほど、お腹の中でスクスク大きく育ってくれていました。
今は母子共に健やかな日々を過ごしています。

産前はできるところまでご縁はがきの活動を続けたい気持ちがあり、また第二子ともなると妊娠の報告をするタイミングを逃し…ということで
直接お会いする方や生徒さん以外の方にはあえて公表せず妊娠期を最後まで過ごしていました。
産後の報告になりびっくりさせた方も。決して隠していたわけではありません^^;
産まれたところでSNSでも報告したのですが、お返ししきれないほど沢山の愛情あふれるお祝いのメッセージや贈りものをいただきました。

なんて愛されているんだろう、私たちは幸せ者だね、なんて娘に話しかけながら感謝で心をいっぱいにしています。心から御礼申し上げます。

ここだけの話、長男のときも比較的短い陣痛でスポン!と産まれてくれたのですが、この子はその記録を更新するスピード安産でした。

深夜3時頃、前駆陣痛の感覚が一定で続くようになって病院へ着いたら間もなくして破水。
同時に痛みも強くなって本陣痛が始まってからなんと2時間後には誕生!
会陰切開することもなく、助産師さんにいきみ方を褒めていただけるほど安産だったみたいです。

こう書くと、無事産まれたのはお母さんの技!と聞こえそうですが、普段の私は体力もなければ筋肉もない身体でして。果たして陣痛を乗り越えられるか、内心不安が拭いきれませんでした。
長男こそ安産でしたが、それは若さゆえに出来たこと!と思い4年越しの出産にかなりビビっていた私です。

そんな心配は杞憂に終わり、娘が持っている限りの力を出し切ってくれたおかげであっという間に産まれました。

出会う前から世界一の親孝行をしてくれた娘。大感謝です。

ちなみにもう少しゆっくり産まれていたらパパに立ち会いに来てもらえたのですが、早すぎて長男の保育園の登園準備中に報告となりました。
土日であれば保育園に預けられず、立ち会いは夫ひとりだけという制約だったので平日に産まれてね、と密かに願っていた母。
娘に願いは通じて平日になるも(お利口さん!)さすがに時間までは読めなかったね^^;

長男の名前には主人の名前の一字が入っています。
私から息子へ、パパの背中をみて育ってねというメッセージを込めて。
娘には私の名前から一字を授けました。

「衣」には「ころも」とも読めるように衣服を意味し、「包み込む、覆う」という意味があります。
また、この字は母親の名前からもらった字でもあります。
母親のように、大きな愛情で包み込む人間に育ってほしいという願いをこめています。

主人のSNSに綴られていた言葉を拝借。
そんな風に想ってくれていたんだね、嬉しいです。

実は、私の字をつけることを考えつつ、名前を考える際には私から主人の一字をあてることも提案していました。
母と子はへその緒からの絆がありますが、パパはそうではない、でも繋がっているんだよという意味で娘にも付けたらどうかな?と。
でも、この子には麻衣の字をつけようと言ってくれて、母の一字に落ち着きました。

娘に授けた意味にふさわしい、愛情いっぱいのお母さんになれるように。
娘と一緒に私も成長していこうと、名前を見るたび思うこの頃です。

さて、何事もなく退院して晴れて4人家族!と思いきや、黄疸の再検査に引っかかり退院から三日後、黄疸の数値が上がっていて再入院に。
よく寝る子だなあなんて主人と話していたら、新生児黄疸だったなんて(;_;)

ちょっとした検査で行ったつもりが、あれよあれよと光線療法の治療に入っていった娘。
入院の間、私は時間も心もぽっかり空いたような気持ちでしたがそれは私だけでなかったようで。

ふと見るたびに「ぼく、妹がいないとさみしい」不安そうな顔のお兄ちゃん。
なんて声をかけてよいか分からず、なにか言おうとすると私も胸が詰まって一緒に泣いてしまいそうになるので、ただただ「頑張ってるから、元気に待ってようね」と長男を抱きしめるだけで精一杯でした。

病院の帰り道で、家に帰ってきて空っぽのベビーベッドを見て、夜な夜な一人起き出し岩のように張る胸から搾乳して。
そんな折々に母ですらこっそり泣いちゃうくらいでしたから、4歳の子にとってはなかなか大きなショックだったのでしょう。
それでも泣いてはぐっと堪えて健気に待っている姿は、すっかりお兄ちゃんの顔つきでした。

たった数日離れるだけで不安定になる自分に、娘に対して芽生えている母心を見つけました。
また生まれてまだ10日たらずでも、もうしっかり家族の一員なんだなと娘の存在の大きさを実感した数日でした。

無事、黄疸の数値は下がって我が家に帰ってきた娘。
みんなでホッとしています。
さあ、気持ち新たに4人家族スタートです^^

産前には、本当に多くの方に支えていただき無事誕生を迎えることができました。心から、感謝申し上げます。
そして娘へ、ママのもとに産まれてきてくれてありがとう。


【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。 講演、セミナーは累計100回以上。 出会ったお客様の数は1100名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。
2020年11月福井新聞掲載。同年12月週刊誌「週刊女性」掲載。
2021年9月書道のはな*みちスカウトキャラバン、カリグラフィー部門グランプリ受賞。
2021年4月「一枚の奇跡」(文芸社)出版。
2021年4月初個展「ご縁はがき展」を東京都内にて開催。
公開講座の他、企業研修や公立高校での出前授業、学童や福祉施設においてもご縁はがきを通して、手描きの筆文字で感謝を伝える技術を普及している。

【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
http://goen-hagaki.com/

こちらも随時更新しています
フォローいただけますと嬉しいです♪
■Facebook
https://www.facebook.com/mai.obara1
■Instagram
https://www.instagram.com/mai.tamashiro1/
■Twitter
https://twitter.com/goenhagaki/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?