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多様性って何?

某公立中学校のお話し。

【多様性について考える】
機会を積極的につくり、
取り組んでいることがあるので、
2つほど ご報告したいと思います。

こちらの報告は、いち保護者としての【私の視点】です。

⭐️まずは1つ目は、標準服(制服)が変わります。

現在、男の子は学ラン。女の子はセーラ服です。
来年度採用に向けて、上はブレザーにネクタイ。下はパンツorスカートを選ぶことが可能になりました。
【ネクタイ】に統一。私の感性から言うと【男性寄りに合わせたんだ】と
思ってしまいます。
【リボン】は女性が身につけるもの?という概念はどうでしょうか?
【男性がリボンを身につける】みなさんは、どう考えますか?
それぞれの考え方の「違いを認める」「違いをうけとめられる」
正解は無くて良いと私は思います。

制服の色や柄などのデザインは決定し、
エンブレムのデザインは、生徒たちから募っている最中でこれから決定します。
その後、生地のメーカー各社が決まったデザインを元に、制服を店舗で販売します。

最終的に、生徒の保護者に売るのは【制服を販売するお店の店員さん】です。
この店員さんが、どう対応するかによっては「多様性が認められない販売になるのでは?」と感じています。

私の願いとしては、店員さんにも、この後お話する「LGBTQの知識、実話」を知って頂きたい。そう願っています。

⭐️2つ目の報告感想ですが
【LGBTQについて学ぶ】研修が、
全学年で行われました。

ある団体の当事者の方が来校して下さり、
約33台のタブレットを教室に設置し、
モニターに映し出しながら生配信。
公立の中学校も、ココまで出来るようになったのだと、感心してしまいました。

生徒達に近い若者の当事者のお二人が、
LGBTQの知識と体験談なども話してくださり、生徒自身に問いかける時間、考える時間も設けられており、あっという間の90分間の研修でした。

生徒から当事者の方へ向けた
『カミングアウトを受けたら、どうしたらよいのか?』
という、質問がありました。

「勇気を出して話してくれてありがとう」
「勉強不足だから、考えてみるね」
「すぐに反応しなくても良い」
「カミングアウトした側も、反応を待ってみることも大切」
とのアドバイスを下さっていました。

人間関係によって、応え方が様々であるのは自然ですね。
まず、大切なのはその話を言いふらさないこと。絶対に秘密にすること。ですね。

最後に、当事者の方々の願いは

みんな「ちがい」を受けとめられる人であって欲しい
みんな「ちがい」を受けとめあえる社会を一緒につくりたい
でした。

『ちがい』とは、自分と他者を比べるときに
気づくこと。『ちがい』を受け入れらるようになるには、色々な方を会い『気づく機会』を通して、培われるものではないでしょうか。




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