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(番外)2023年春:東京パーソナル写真集

今回は、東京の叔父の49日の法要が目的で帰国したので、この2週間の滞在の前半は叔父を偲んでの儀式がありました。

叔父の家の庭。
自分がここで暮らした事もある家で、何度も何度も見ている庭なのに、本当に心が持っていかれます。



そして、無事に曹洞宗の法事も終わり、後半は、、、、
久しぶりの東京を堪能させていただきました。


私はアメリカ在住30年以上でありますが、もちろん、この30年は浦島太郎であったわけでなく、毎年、日本と東京を行ったり来たりしております。
なので、日本に行っても(戻っても)そんなにびっくりする事はないのですが、それでも、何か

おっ! 

っと、思わず「もののあはれ」を感じる事があり、
今回はそれを皆様にご紹介しようと思いました。

まずは、王道のこれからまいりましょう!

その1。


2023年、春のはじめ。。 季節の移り変わり。
何気ない住宅地の一コマ。。。。

こういう風流なものが似合う夫であった!



その2。


私といえば、

何か、 力強いものに惹かれる!!


私の「もののあはれ」は、こちらです!

ど〜〜〜ん!!

澁谷にて。

勝つ男!

カツオ!!!


もうこのネーミングに、私の中の男性ホルモンが痺れました!
(女性ですが、、、)

そして、この安さも努力の現れと見て、感動です。


その3。

これも、見たことなかったので、感動しました。

肉の自動販売機!!!

目黒にて

今、すぐに!!肉が食べたい!!そんなパッションに対応すべく、24時間販売中!!

日本に住んでいる皆様には、当たり前の風景なのでしょうかね?


その4。

次はこのすぐ近くの、気合い半端ないこのお店です。
ここ10年前からずっと気になっていたのですが、店の前でここの写真を撮影するのを躊躇っていたのですが、ガイジンの夫が今回撮影していたので、拝借いたしました。


目黒の平和通り商店街

このガムテの貼り方に人生の厚みを感じますね。応援したいですが、ちょっと何を買ったらいいか、迷うところです。


その5。


銀座の歌舞伎座の前にこんな本屋さんがありました。

銀座

ドアの前に白いサインがはってあったので、「閉まってるのかなあ?」と
ちょっとがっかりして、近寄ったら、ただ「故障中」とかいてあるサインだった。苦笑

つまり、自動ドアが右と左にあって、左のドアが故障してる(だけ)だった。
なので、右のドアから入れば、何の問題もないわけです。笑

建物も素敵ですよ。1920年代くらいでしょうか?


中は、もう、かなりコアなセレクションでした。

なんか、買わないと、。。。

いえ、自分が買ってあげないと、もしかしたら、次回はもうないかもしれないという脅迫観念が、こみ上げる。

後で、この事を妹に言ったら、「こういう人は地主さんで、お姉さんより絶対お金持ちなんだよ!おそらく家賃だけで悠々自適に生活してるよ。」と言われ、
そういえば、隣はラーメン屋。同じ建物なので、おそらく本屋さんが地主なのでしょう。

しかし、そんな土地事情には疎い自分は、こんなコアな本屋さんはいつまでも残って欲しいと思いながら、、、、
またこういうところで、ありがちだが、レジのおじさんの視線をこちらに、ガンガンに感じるわけです。

そのプレッシャーをまともに受けて、買ったのが、これ!!

彼はこのヘアスタイルが好きというだけで、読んだ事がある。

ちゃんと最後まで読んでくれたまえ!!!



その6。

本屋さんといえば、今回イベントをやらせていただいたのですが、そちらは、詳しくここに書きました。


この素敵な本屋さん、フライングブックスのご子息なのですが!

もう、かわいいのなんのって!!
私のギフトを気に入ってくれて、上をしっかりつまんで、離しません!



早速、着てくれたところ!!
このカメラ目線!!

このなんの曇りもない美しい顔!!自分と同じホモサピエンスだと思えません!



その7。


キタQ(北九州市)の門司港時代、幼馴染の友人が最近、めでたく結婚!!
銀座からシャトルバスが出ている高層マンションに住んでいた。

部屋からのベランダ。この驚きの眺め!!なのだが、、、。

そこに物干しざおに洗濯バサミ!


彼女は「この素晴らしい風景をバックに洗濯物を干す!」のだな。

2023年春には、こういう時に「もののあはれ」を痛感します。


そして、最近亡くなったバート・バカラックを聴きながら、というか、見ながら? 門司港から空輸してくれたフグの刺身!食べるというなんというシュールな時間であろうか、、、。 ありがとうよ〜〜。涙

結婚、おめでとう!お幸せに!!




その8。


話題のディオール、行ってまいりました。
駅からけっこう歩きますね。

90%が女性でした。

服はもちろんの事、この展示がすばらしい。
途中から服なんかどうでもよくなってしまう、この圧巻ぶり!


ディオールの服を見に行ったというよりも、むしろ服を使った空間芸術の中に身を置いた感が。

サンプルばかりを集めての展示


えっと、ここで、突然ではありますが、旅に出るといつもやるシリーズ
頭に何かのせて撮影するってやつ!

頭にディオールをのせてみた。

あのね。。。。汗
美術館で、遊んでじゃないよ!

そして、最後のこれ、、、、
なーんか、自分のに、似てない?って。苦笑

こちらがアタクシの箱の服シリーズ、90年代の作品。

まっ、なんとでも言えますがー。汗



その9。

展覧会といえば、こちらもタイミングよく、私の甥っ子、ZEN (彼はパルクールの世界チャンピオンになった事もあるのです!)の写真展を覗く。

パルクールをやってる自分と風景のコラボ!



これはビルの屋上か?ドローンで撮影したものですね。(多分)
ここにいま〜す!!苦笑

うちの妹夫婦のやっている「カーフ」では、このパルクールのコンセプトでもある

「TOOLISM」の展示とコンビで、この写真展は開催されました。

「移動性、可動性」にインスパイアされた家具です。


興味がある方はこちらから。チェックしてみてくださーい。



その10。

最後になりましたが、見出し画像の銀座7丁目のビアホールライオン。
昭和9年(1934年)に建てられたそうで、今も全く同じです!!

昼間っから飲んでいる、アルコールをやめたと豪語したばかりの夫婦。

それでは、今回はこのへんで〜〜。ごきげんよう〜!
2023年、春の東京でした!

L*


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