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悩む人と、考える人

課題に直面した時、悩む人と考える人がいる。

新卒時代に自分が仕事で大ポカをして途方にくれている時、トレーナーの先輩から「そうやって悩んでても一生答えは出ないから、考えろ」って言われて「いや、どうやって考えればいいんや!」って更に頭を悩ませた覚えがあります。ポンコツ。


考える人は、あたふたしない。

自分が尊敬する先輩・同世代・後輩は即座に「考える人」ばかりだなぁと思い、ツイートするには長くなりそうなのでnoteに書いてます。飯髙さんイズム。


辞書で「悩む」と「考える」の意味を調べると

なや・む【悩む】
1 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。「進学か就職かで―・む」「恋に―・む若者」
2 対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。「騒音に―・む」
かんが・える【考える】
1 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。「解決の方法を―・える」「留学しようと―・える」
2 関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。「周囲の状況を―・えて行動する」
3 工夫する。工夫してつくり出す。「新しいデザインを―・える」

「悩む」は前に進んでないのに対して

「考える」は明らかに前へ進んでいるイメージ。

・就活で進路に悩む
・引っ越しするかどうか悩む
・仕事でミスして対応に悩む
・転職するかどうか悩む
・事業を続けるべきか畳むべきか悩む


考える人は、置かれた状況を理解〜把握して、手と頭を動かしながら計画を作り、実行する。

広告の仕事もスタートアップも人生も、限られた時間の中で最適解を出すゲームという意味では、ルールは同じだと思ったりする。

唯一無二の正解なんて無いのだから、悩んで立ち止まる暇があったら、考える時間を増やしたい。悩む時間があっても良いとは思うけれど。


「考える人」を観察していると、自分なりの思考フォーマットを持っているんだろうなぁと感じることが多々あります。

引き出しが多ければ多いほど、どんなケースに直面しても悩まずに対応できるのだろう。

自分の場合は、頭のキャパがとにかく小さいので、考える時はなるべく図示しながらノートに書き出すようにしてる。SHOWROOM前田さんが『メモの魔力』を出版してから、ちょっとだけメモを取りづらくなりました。笑

改めて見ると、汚い。笑


自分のテーマ・仕事に紐づけると、

アスリートはセカンドキャリアについて、悩んでいる選手が多いと思う。

・競技以外にやりたいことは何だろう
・競技以外で自分に出来ることはあるのか
・引退したらどんな仕事しよう

でも、悩んでいても、実際には前に進んでいないんですよね。

個人的には、悩んだまま現役引退の時を迎える選手を減らしていけたら、そう考えています。


「考える」ために必要なことはインプットの量と質を増やして、手と足と頭を動かし、アウトプットしてみること。

今後、現役中から自分の人生を最大化させるために、自らのキャリアを主体的に考える選手は、間違いなく増えていきます。

それはもしかすると、既存のアスリート像からは逸れることになるのかもしれません。でも、アスリートの周りにいる方々やファン・サポーターは、その姿を応援してあげてほしいなと思います。

プロである以上、選手たちが競技を疎かにすることは絶対にないし、やっぱり批判されるよりも応援される方が頑張れます。(明らかに間違った逸れ方をしていたとしたら軌道修正してあげてください!笑)

塩浦選手のこの動画ぜひ見てください。五輪選手が、アスリート像についてのリアルについてお話されています。


・・・と、大層なことを言っておきながら、書き進めているnoteの着地点を見失い、悩み倒しているここ数日です。

悩まず、考える!(自戒)

(明日公開できたら良いな、、、)


- fin -

著書『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』http://urx.red/Fh0w|Revive Inc. PR manager◁電通ライブ・電通テック◁東京学芸大学蹴球部 学連/全日本大学サッカー選抜主務|日本に40人の苗字、ゴカツデです。#アスリートSNS本



いつも読んでいただきありがとうござます:)