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5387人/13800、転倒訴訟、ドラマ『悪女』~747日目

 都内新規感染5387人/13800、都基準重症者14人(±0)、死亡4人
病床使用率24.1%(1742人/7229床)、オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率5.2%(42人/804床)

 北海道・知床半島沖で観光船が“浸水”、子ども2人含む26人が乗船も安否不明、海水温2~3度

スーパーで転倒けが訴訟

 スーパーで転倒けが、店に損害賠償請求の訴訟関係。
 非常に身近で自分にも起こり得る転倒事故のため、興味深い。

レジ前短時間天ぷらは客敗訴

 21日付)天ぷら踏み転倒けが、客敗訴確定。2018年スーパーサミットのレジ前に落ちていた総菜の天ぷらを踏んで転び、膝の靱帯を痛めたとして客の男性(37)が同社に慰謝料など損害賠償約120万円を求めた。同社は事故対応で約6万円を支払っている。東京地裁は「安全確認を徹底すべきだった」と同社の過失を認定、約57万円の支払いを命じた。高裁は「天ぷらが落ちていたのは短時間で、店側の責任は認められない」と請求棄却。最高裁も男性の上告を受理せず、高裁判決が確定

床の水濡れケース、一審は客の勝訴続くも

 ※2021年7月、東京地裁。2016年神奈川県内スーパー(小田原百貨店経営)で水に濡れた床で足を滑らせて転倒、左肘を骨折し、手術を受けた男性(63)が約1億200万円の損害賠償を求めた。野菜売り場でサニーレタスの水が床に垂れて転倒の危険が生じたとし約2180万円の支払いを命じた。「清掃などの対応をした形跡がうかがえない」「安全管理義務に違反した」。賠償額は、企業経営者の男性が負傷でバウムクーヘン製造会社が休業し、左肘関節に後遺障害が残ったことなど考慮
 2021年12月、京都地裁。自営業の男性(49)がイズミヤに対し約205万円の損害賠償を求めた訴訟。2018年、従業員が水をつけたモップで清掃した場所で転倒。イズミヤはモップを固く絞って使用し床に水気はなかったと主張するも、転倒後の男性の衣類が水を含んでいて床に水が残っていたとし「安全措置を講じなかった過失」と約56万円の支払いを命じた。

 ……天ぷらが落ちていたのは短時間、場所も通常の想像範囲を超えるレジ前。長い間で床が水で濡れていたのとは違う判断か。お見舞金や治療代6万円を支払っていたのも大きいか。また一審と控訴審で出やすい判決も異なるか。天ぷら敗訴の判決を受けたヤフコメは「これで客が勝つと、天ぷらやバナナの皮を持ってきて店内で転倒する輩が増えそうなので、妥当な判決」という声が多い。
 いずれにしても、転倒しないことが一番。気を付けよう。

セブンで氷を床にばらまいた……

 そういや、自分はこの前、セブンイレブンでアイスコーヒーを買い、珈琲抽出機前で、開けた拍子に中の氷をほぼ全量床にばらまいてしまった。
 店員さんをすぐ呼んで片付けてもらい、自分はぬるぬるのままのコーヒーを持って店を出た。店は空いていたから店員さんも手が空いていてすぐ対応でき(外国の方だったが、現場を見たらすぐ理解された)、氷が融ける前の状態で箒で塵取りに入れることができたけど、店が混んでいて店員さんが対応できず、氷が融けて客が転んだら大変なところだった。まじ、気を付けよう
 そもそも、コンビニは雨の時など床が滑りやすいし。家近くなどは、滑りやすいスリッパでも行ってしまうし、気を付けよう(しつこい)。 

30年前のドラマをリメイクした『悪女(わる)』

 以下、素人の私見。

 芸能界の性加害の話は気にしているが、簡単に書けず脳みそで沸騰中。別のところで書くかもしれない。
 それとは“一応”“別”問題だが、岸田國士戯曲賞も受賞している演劇界では売れっ子の劇作家・演出家・脚本家の蓬莱竜太(46)が、最近人気上昇中の女優伊藤彩利(27)と“二股愛”か、と文春砲。その“二股”相手とされた(本人たちは「友達」「演技指導」と説明)女優鈴木たまよ(27)が出ているらしい、今クールのドラマ『悪女(わる)』(日テレ系、水曜午後10時)第二話をTverで観る。
 ※ネタバレあり

 今田美桜(25)が連ドラ初主演の、女性活躍のお仕事ドラマ。毎回のように配属される部署が変わるので、その部署の社員たちも毎回変わる。つまり、いろんな芸能事務所がいろんな俳優、女優をちょい役で売り込みやすい形のようだ。鈴木たまよも第二話の職場で、いくつか台詞のある役だった(エンドドールでは、役柄は無し)。
 
 原作は、深見じゅんの漫画で、1988~97に『BE・LOVE』(講談社)に連載。1992年に石田ひかり主演で放送され、今回30年ぶりにリメイク

“男性差別”すれすれ回避か? 描写

 それはさておき、気になったのが、“男性差別”すれすれ回避か? の描写。

 女性活躍と言いながら、まだまだ男社会の会社の中で女性が頑張っていく話らしいので、多少は男性をいじる場面もあろう。が。

 ひとつは、今田美桜演じる主役が、向井理演じる「T・O」を探し回るというシーン。向井理のつもりが、どんどん別人が出てくる。これが、年配だったり、太っていたり、要するに、「かっこいいイケメン設定」の向井理とは似ても似つかぬ男たちが登場し、今田美桜が「驚いた表情」をする。ただ、そこで「デブだ」とか具体的な台詞はもちろん言わなかった(確か)。さらに時々フツメン(イケメン?)も交えて、バランスをとった。つまり、「美男を探していたのにブ男が出てきた」という美醜による“男性差別”の描写ではありませんよ、となんとか回避していた。時々表情で出ていた気もするが、まあ、それは心の中だからセーフとして。
 
今、これを男女逆転でやったら、どうだろうな。できないだろう。以前は、「ブス」「デブ」呼ばわりは当たり前だったような。
 イケメン設定は多分OKなのだな。。うう。

 もうひとつは、「女王バチ症候群」で揶揄されていた女性上司(石田ひかり)が今田美桜の信頼に感動する、などで第二話は終わるのだが、終盤で今田美桜が、その部署の男性社員に「ハチのオスは交尾すると死んでしまうんですって」と冗談ぽく笑って言う(ある意味嫌み?)。男性社員が少しぎょとした(と思う)。これ、の方が、“男性差別”というか、蔑視とかにややシフトしてしまっているような。ま、ぎりぎり大丈夫か?
 この台詞、男性社員から男性社員に言わせた方がバランス取れたかも。

30年前の男女観における描写か?

 つまり、30年前は、職場での男女差別、男尊女卑的意識は今よりもっとひどく、その裏返し、反動としての“男性差別”っぽい描写はバランス上許されていた節もある気がする。あくまで私見だが。
 ただ、30年経過し、
もちろん男女差別は残るが、一方で各種の男性差別も指摘されてきた。その現在においての、描写としてはちときついものを感じたのだ。つまり、30年前の男女観における描写で、感覚が古いのではないか。
 
原作を読んでいないので、詳細はわからない。
 「コロナ入社」など新しい要素も取り入れる工夫もしている。

「ハケンの品格」、13年間で取り巻く環境変わる

 またまた私見だが、同じく日テレ系「ハケンの品格」も、2007年の第1シリーズは派遣社員のさっそうとした格好良さが際立っていた気がするが、2020年の第2シリーズではそうでもなかった気がする。
 篠原涼子をはじめとした役者、演出云々もあろうが、一番の理由は、その13年間の間に、一派遣社員が会社を動かすほどの力を持つという「幻想」を、現実社会で視聴者が持ちにくくなったせいではないか。2007年はまだ派遣社員に勢いがあったのかもしれない、2020年は「非正規の一種」となっていなかったか。偏見であれば訂正するが。

 『悪女』は30年経過している。その辺をどう調理しているのか、気になる所。
 そもそも、今は、いろいろと「作品作りが難しい時代」になったのかもしれないけれど。

ウクライナ情勢

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 皆さまのご健康を。

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