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医療に対する考え(失言あり)

何で?

皆さんも経験があるかと思いますが、
腰や膝が痛くて整形外科学に行って、
レントゲンでは問題ないですね、
と言われて湿布だけ出されておしまい
だったことがあったかと思います。

腰を曲げ腰にに手を当てたり、
膝が痛くて脚を引きずってたり、
這うように来る患者さんもいます。

湿布だけじゃなくて松葉杖くらい
出してあげろよ、
って言いたいくらいになります。

痛みの多くは軟部組織といって
筋肉や靭帯や腱などの障害です。

レントゲンは骨はしっかりと映るが
軟部組織はよく分らないです。

骨は問題ないですね、が常套句です。
骨はそんなに簡単に折れるものでは
ありません。

レントゲンで映らないものは何でもない
が常態化というか標準化しています。

レントゲンで何も映らないので
何で痛いのか分からないから
疲れや歳で片付けられます。
これも常套句となっています。

歳で片付けられた患者さんの痛みが改善できたら
若返ったことになります。

痛みを抱えて何とかしたい思いで
行ったのにそれはないですよね。

医療ビジネス

膝の治療で言えば、
毎回、水を抜いて注射をして
挙句の果て、これ以上悪くならなったら
手術ですね、これも常套句で
常套手段ですね。

患者さんとしては何とか手術は避けたい
と願っているのに、
そこに導くようなことを言いますね。

手術を避ける方法を考える気が
あるとも思えないし、
単価のいい治療にしたいとしか
思えないですね。


痛みがある所だけの問題ではない

膝の障害でみると、
膝の障害は膝だけの問題ではありません。
膝においても身体全体の問題で
特に腰の問題と考えており、
腰の機能を改善しない限り
何度でもダメになってしまいます。

一般的な医療は痛みが発生したところの
局所だけに目を向け、
局所的に処置をします。

減ったしまった関節を人工物に換えるのは
当然必要ですが、
何でなった、
というところも同時に改善しないと同じことを
繰り返します。

現に最近、膝関節の置換術を2回した方が来院
しました。

この方は当初、十数年前に膝の痛みで来院され、
膝の問題だけではないのでちゃんと治した方が
良いですよ、と伝えてはありましたが、
手術が最高峰の医療と刷り込まれているため
置換術を受けると言い来なくなりました。

そして再度、膝が痛いと十数年ぶりに
来院されました。
1回目のものが摩耗してしまい2度の置換術を
受けたが痛みがとれないそうで、
身をもって手術では完全に改善しないと感じて
来院されたと思います。
大変辛い思いをしたと思います。

現在では痛みはなくなり、関節の可動域の改善の
施術をしています。
(整形ではやってくれないとのことで…)



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