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目標でも願望でも夢でもなく、「問い」を書いておく

相変わらずノートに手書きで「3行日記」を書き続けています。
ルーティンのひとつです。

ただ、数年もやっていると日記もなんとなく惰性になるもの。
時々2日ぐらい忘れてしまうこともあります。
めっちゃいい加減に書くことも。

なんとなく新年になって、ふと思い浮かんだある素朴な「問い」があり、それをノートの欄外にデカデカと書いてみたのです。

目標とか願望ではなく、問い。

毎日ノートを開くたびに目にするのですが、なかなか気に入っています。

これです。

どうしたら明日をもっと良くできるのか?

いたって素朴。
特にスペシャルさもなにもない。



しかし、毎日ノートを開くと、この問いが必ず目に飛び込んできます。

日記(つまり過去の出来事)を書く際に、自然とその日起きた出来事を明日へのチャンスにしようとか、そのアイデアが浮かびやすくなる問いかけになっているのです。

まさに、一行セルフコーチング状態。
このクエスチョンは、もちろんタダです。

たとえばセルフコーチングというのは、こんな感じです。

「少し感情的に子どもを叱りすぎたなぁ」という事実があったとします。
その夜にノートを開くと、欄外にこう書かれています。

「どうしたら明日をもっと良くできるのか?」

う〜ん、明日からはすぐ注意するではなく、質問に変えてみよう、とか。

他にも。

「ここのところデスクワーク時間が多く、腰が痛い」という事実。
夜にノートを開くと、欄外にこう書かれています。

「どうしたら明日をもっと良くできるのか?」

よし、寝る前にソファでだらだらスマホを見るのではなく、ストレッチ動画を見ながら5分は身体のケアをしよう、とか。

こんな感じです。
ちなみにやりだすと、5分どころか15分はストレッチできています。



日記って続けみるとわかるのですが、色々なことに気づかせてくれるのです。

なんとなく分かってきました。
人って、そのタイミングで「どういう問いかけに遭遇するか」で思考と行動が180度変わるということ。

ぼくらは思うよりシンプルというか、単純なのかもしれません。

ならば、あるタイミングで自分にとって「プラスになる問いかけ」と必ず出会うようにしておけばいい。
ぼくらは大切なことをすぐ忘れますから。

ぼくにとっては日記ノートであり、ふだん使わない欄外だったわけです。

少なくとも1日に1回、1年だと365回出会う問い。

「どうしたら明日をもっとよくできるのか?」

ちなみに、断酒をはじめたのもきっかけは問いからでした。


別にいま目標や夢がなくたって大丈夫。
問いひとつで、より良いじぶんに進化していけるなら最高です。

あなたなら、どんなキークエスチョンを日常に仕掛けておきますか?

明日を変えると、未来が変わります。

それでは、また。


ヘッダー画像は鐘井ユウさんよりお借りしました。ありがとうございます。

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