見出し画像

農村への移住が地元の人に手放しで歓迎されるとは限らない話。

人口の少ない町や村に移住したり、農家減少の日本で農家になりたい、って言ったら、すごく喜ばれるのでは?
いやいや、そうでもないです😅
ここ那須高原でも歓迎されるかどうかは住むエリアに寄りますし、なにせ田舎ですから保守的な人が多い。
あそこの角で新築建てるらしい、なんて噂はすぐに広まり、毎日みんな見に行っちゃう(笑)
私たちはたまたま昭和の開拓で町を作ったエリアに引っ越したので、代々那須町の家があまりなく、いろんなエリアからの寄せ集め。町内会の方々も割とだれでもウェルカム!な感じで楽でした。
別のエリアでは、新参者はなにかと苦労する場所もあるようです。地元の人とうまくやっていけなくて引っ越した方もいますしね。
また、那須高原は観光地ということもあり、移住してカフェ、レストラン、ペンションなどをやってる人がたくさんいます。
やっぱり自然と移住組の方々とは仲良くなりますね。
お子さんがいる方は、学校行事やPTAでお友達かできるかもね。
農家になるには農地が必要ですが、農地を借りようにも知り合いがいないと借りれない。田舎なんです。コネクションが1番強い😁知らない人には貸してくれないから。最後の最後で断られることもよくあります。
町内会に入って、新年会や花見に行って、運動会や文化祭に参加して(去年からコロナで無いですけどね)、「農地探してるんですよねー」って話をする。コーヒー飲みに行ったり、買い物に行った先で、「旦那が急に農家になるって言っちゃってー」とか話して情報収集する。
ここでもパートナーの役割は大きくて、人あたりがいい・聞き上手・よく食べよく飲む・な人は相手の懐にうまーく入れます(笑)
都会暮らしが長いと人との関わりがめんどくさい時もありますが、田舎暮らし&農家は人付き合いが重要。
移住前にその町や住むエリアの人に話が聞けるといいですね。今ならSNSで質問したり、現地に行った時に直接会ったりもできそうですし。
どのエリアが移住者を歓迎するのか、農地のことなど相談できる人がいそうか、事前にわかればほんとに楽です。
兼業農家なら大丈夫かもだけど、専業農家を目指すなら、移住前にそこの農家さんと知り合っておくと安心ですねー。
あ、うちみたいに「ま、なんとかなるだろー😁」って楽天的な性格の方なら、きっとなんとかなります😊
#農業 #農家の嫁 #移住 #田舎暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?