Go Nakakomi

HENNGE株式会社にて、プロダクトマーケティング、情報システム、ISMS事務局、海外…

Go Nakakomi

HENNGE株式会社にて、プロダクトマーケティング、情報システム、ISMS事務局、海外人材採用担当を経て、現在、台湾にて、事業拡大に邁進中。

マガジン

  • ビジネスチャットで働き方改革

    • 42本

    リモートワークが一般化する環境において、手軽に利用できるビジネスチャットは、電子メールに変わるテキスト型コミュニケーションの手段として、より利用シーンが拡大しています。そんなビジネスチャットを活用した、職場における業務改善や働き方改革、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する情報をお届けします。

最近の記事

100回の法則:継続は成功への鍵

この記事は、2022年7月22日に、こちらのHENNGE Taiwanのホームページに英語の記事として投稿した内容の日本語版となります。 会社サイトのブログ記事投稿数が100件に達する2021年の終わりに、HENNGE Taiwanのサイトにおけるブログの投稿数が100件に達しました。最初の投稿から100件の到達までに、2年を要しました。なかなか継続的に続けることは難しく、今もなお、効果的な方法を模索中ですが、以前に比べると、とてもシステマチックに出来るようになりました。さ

    • 職場における上司と部下の関係性に関する実態調査 2022 (管理者編) 結果のまとめ

      企業は一般的に営利団体ですので、目的や目標があり、それをそれぞれの部門が担う役割を遂行することによって、業績を伸ばしていきます。そして、それぞれの部門には、管理を担当する上司がおり、業務を遂行する部下がいます。このような職場において、それぞれの部門が与えられた責務を効果的に実行するためには、良好な上司と部下の関係が不可欠であると考えられます。 そこで、職場における上司と部下が関係性についてどのように認識しているかの実態を調査として、サンプル数は限られていますが、上司である管

      • 業務パフォーマンスの向上にはインプットの意識が大事な理由

        会社で働いている人であれば、必ず自身のアウトプットを少なからず意識していると思います。さらに、業務におけるパフォーマンスといった効率についても意識していることが多いのではないでしょうか?業務パフォーマンスが向上するということを簡単に想像すると、仕事がサクサクと終わっていくようなイメージになると思います。そこで、もう少し掘り下げ、業務パフォーマンスの要素、そして、業務パフォーマンスを向上させるために考えるべきことは何かについて考えたいと思います。 成果とパフォーマンスの違いと

        • 企業文化とは何かを考える

          Glassdoor社が行った調査によると65%の回答者が、企業文化が仕事を続ける上で、大きな要因となっていると回答しています。また、若い世代の方が、給与よりも、企業文化を重要視しているという結果にもなっています。このように注目される企業文化ですが、そもそも、この企業文化とは何でしょうか?今回は、企業文化について考えてみたいと思います。 企業文化とは?企業文化と聞いてもなかなかイメージがしづらい部分があると思います。企業文化とは、ミッション・ビジョン・バリューの中のバリューに

        100回の法則:継続は成功への鍵

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        • ビジネスチャットで働き方改革
          42本

        記事

          ミッション・ビジョン・バリューと目的・目標・アクションの関係を考える

          ミッション・ビジョン・バリューは、組織がどのように振る舞うべきかを定義した指針です。こういったミッション・ビジョン・バリューと言う指針が会社として定められていても、実は、自身の目標にどう繋げていくかについて悩むことは少なくないと思います。そこで、ミッション・ビジョン・バリューは、どのように目的と目標に関係してくるかを考えてみたいと思います。なお、ミッション・ビジョン・バリュー等の議論は、人によって異なると思いますので、あくまでも自分自身としての考えであることを予めご了承くださ

          ミッション・ビジョン・バリューと目的・目標・アクションの関係を考える

          目標設定における定量目標を設定する際に決めるべき3つのポイント

          どんな目的であれ、達成するためには、目標が必要だと考えます。そして、目標設定を行う際には、客観的に数値として結果の評価ができる定量目標があった方が、目的に対する進捗度合いが測れるため有用です。そこで、計測可能な定量目標を設定する際に重要な3つのポイントについて、ご紹介したいと思います。 定量目標を設定において重要な3つのポイント目標設定の基本として、目標はSMARTであるべきだと言われています。SMARTは、目標を形容する英単語の頭文字であり、目標は、具体的(Specifi

          目標設定における定量目標を設定する際に決めるべき3つのポイント

          モチベーションとエンゲージメントを向上させる3つのチェックポイントを自己決定理論から学ぶ

          Gallup社による「State of the Global Workplace: 2021 Report」において、日本の従業員においてエンゲージしている(貢献の意思が強い)と回答した人の比率は5%と世界平均の20%と比べてもとても低い数値になっています。このため、グローバルスタンダードに追いつくためには、職場におけるモチベーションやエンゲージメントの向上が求められる。しかし、そもそも、モチベーションをはじめとしたエンゲージメントを向上させるためには、何が必要なのでしょうか

          モチベーションとエンゲージメントを向上させる3つのチェックポイントを自己決定理論から学ぶ

          目標管理で注目のOKRsをグーグルに持ち込んだジョン・ドーア氏がTED Talkで語るOKRsとは?

          目標管理の有名な手法としてOKRs(Objectives and Key Results)があります。こちらのWikipediaによると、OKRsは、アンドリュー・グローブ氏(Andrew Grove)が、インテル社の研修でその手法を広めたのが最初とされており、OKRsを実践する会社の代表格と言われているグーグル社にOKRsを持ち込んだのは、その当時ベンチャーキャピタルに勤務していたジョン・ドーア氏(John Doerr)とされています。今一度、OKRsの基本を学び直すために

          目標管理で注目のOKRsをグーグルに持ち込んだジョン・ドーア氏がTED Talkで語るOKRsとは?

          目標達成のための行動計画(アクションプラン)を考える際に有用なコーチングで利用されるGROWモデル

          いくら素晴らしい目標を掲げたとしても、その目標達成に必要な行動計画(アクションプラン)まで考えなければ達成は難しいと考えます。有名なファシリテーションをベースとしたコーチングの方法としてGROWモデルがあります。このGROWモデルは、目標を具体化し、行動できる内容に落とし込む手法ですので、もちろん会社等の組織において、部門メンバーの行動計画を策定する際のコーチングとしてだけでなく、セルフコーチングとして、目標達成に向けやるべきことを具体化する方法にも利用できます。 行動計画

          目標達成のための行動計画(アクションプラン)を考える際に有用なコーチングで利用されるGROWモデル

          目的や目標で利用されるゴールやオブジェクティブという言葉の文脈によって異なる意味合い

          一般的に達成すべき成果等の話をする際に、目的と目標という言葉を使うことが多いと思います。しかし、最近では、OKRs(Objectives and Key Results / 目標と鍵となる成果)というように、目的や目標を表現する際に、オブジェクティブ(Objective)やゴール(Goal)というような言葉が使われることがあります。このオブジェクティブ(Objective)やゴール(Goal)はセットで使われる言葉によって意味合いが異なることがあるため、そのことについて書いて

          目的や目標で利用されるゴールやオブジェクティブという言葉の文脈によって異なる意味合い

          指示待ち社員が自律性を持つために必要な要素をコーチングと経験学習から考える

          よく職場において問題視されることとして、指示待ち社員の存在があります。職場におけるコーチングの役割として、このような指示待ち社員に自律性を持たせ、自立できるようにすることがあるのではないでしょうか?そこで、このように他人に依存している社員が自立できるようになるための考え方について書いてみたいと思います。 依存から自立、そして相互依存へGROWモデルの生みの親として有名なジョン・ウィットモア卿(Sir John Whitmore)が、こちらのTED Talkにて、子供が経験学

          指示待ち社員が自律性を持つために必要な要素をコーチングと経験学習から考える

          コーチングと経験学習を組み合わせた人材育成内省サイクル

          職場における人材育成において、コーチングは欠かせない要素になりつつあります。こちらのデロイト社のレポートによると、コーチング文化の根付いた組織は、業績を21%伸ばすことができたと報告しています。また、経験学習においても、毎日終業前に15分間内省に時間を費やした社員は、そうでない社員に比べ、23%パフォーマンスが良かったという研究結果があります。コーチングも経験学習も社員や部下の内面にある考えや課題を言語化し、そこから解決策を考え実行に移すという考え方では似ていると言えます。そ

          コーチングと経験学習を組み合わせた人材育成内省サイクル

          コーチングの定番であるGROWモデルを利用した人材育成とは?

          社内の人材育成の手法として、コーチングを取り入れる企業が増えてきています。なぜ今、コーチングが必要とされているのか?そして、コーチングの定番とされているGROWモデルとはどんなものなのか?について、今回は書いてみたいと思います。 なぜマネージャー(上司)がコーチングをしなければならないのか?世の中には、工場のラインワーカーのように同じことを繰り返し実施する仕事に従事するマニュアルワークと、医者のように、知識を活かし、課題を解決する仕事に従事するナレッジワークの二つの種類が存

          コーチングの定番であるGROWモデルを利用した人材育成とは?

          "P = p - i" から人材育成におけるコーチングの意義を考える

          最近、人材育成の分野でコーチングという言葉が多く使われるようになりました。しかしながら、具体的にどんなことを行うことがコーチングであるか理解をするのが難しかったりします。そこで、組織内での人材育成におけるコーチングとは何かを考えてみたいと思います。 コーチングとは?スポーツなどをやっているとチームにコーチという役割の人がおり、練習メニューを考えたり、技術向上のためのアドバイスをしたりします。よって、コーチングと聞くと、テクニカルな部分のアドバイスをする人を想像しがちです。し

          "P = p - i" から人材育成におけるコーチングの意義を考える

          ソリューションを売るとは?

          単純に物を販売する行為であっても、そこに意味づけをすることによって、売る姿勢や戦略が変わってきます。今回は、ソリューションを販売するということについて考えてみたいと思います。 例:苺を売るさて、例として苺を売る場合について考えてみたいと思います。普通、苺を販売する際に、どんな形容詞を使って、買いたいと思う人に訴求するでしょうか?一般的に「甘くて、大きい、苺は、いかがですか?」といったことを言って訴求すると思います。では、この文言で販売した場合、どんな人に訴求していることにな

          ソリューションを売るとは?

          ナレッジワーカー(知識労働者)におけるルーティンワーク

          ナレッジワーカー(知識労働者)は、著名な経営学者であるピーター・ドラッカーによって生み出された言葉です。簡単にいうと、考えることによって、生計を立てている人たちのことを言います。基本的に、ナレッジワーカーは、問題を解決することが主な仕事となります。この対義語として、マニュアルワーカー(単純作業労働者)という言葉があります。 ナレッジワーカーとマニュアルワーカーのルーティンワークルーティンワークとは、決まったことを決まった手順で行うことを言います。マニュアルワーカーは正に、マ

          ナレッジワーカー(知識労働者)におけるルーティンワーク