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公的機関を利用して思ったこと。

こんにちは。
午前中に一つ記事を公開した後、銀行や区役所を駆け回り、ハローワークに
提出するための書類を準備しておりましたmocchiです。

久しぶりに区役所に行った気がします。
こういった手続きは面倒くさく感じますが、全ては自分の将来のため。
やるべきことは早めに済ませるのが吉です。

さて、この記事では、8月に唐突に無職になってからお世話になってきた
様々な公的機関について、実際に利用した上での感想・意見を書いていきたいと思います。

1.土日祝にはなぜか開かない役所

はい。まずはこれです。(笑)
お仕事の休みがカレンダー通りの皆さんは、一度は必ず思ったことがあるはずです。
「なんで休みの日は開いてないねん」と。
平日はなかなか仕事が休みづらく、休日に色々な公的手続きを済ませたい…。
しかし肝心な役所が開いてない…!!!

引っ越しや学校の転入・転出等、ただでさえストレスが多いイベント事の
ストレスを更に倍増させているのは、役所の土日祝は開いてない問題じゃないかと思っています。
「せめて土曜日だけでも交代制で開けてくれよ…」
「皆困ってんのよ…」
と言いたいのは私だけじゃないはず。

「商売じゃないから土日祝はやってなくても仕方がないね」なんて意見も
どこかで見かけたことがありますが、医療・福祉関係の人は土日祝も患者さんや利用者さんのために働いています。
医療・福祉をはじめ、公的サービス関連のすべてを担う役所さんも、せめて土曜日くらいはなんとかなりませんか?と思う次第です。

2.個人情報開示への抵抗感・各種制度への不公平感

ハローワークで受けることができるサービスや支援金には、利用の申請を
する際に、自身が所有している全財産を開示しなければならないものもあります。
普段、銀行の通帳などは他人に見れられないように気をつけて管理している物であるため、例え申請に必要であっても、ハローワークの職員に見せるのは正直、抵抗感があります。

私は、とある給付金の申請に関する説明を職員から受けた際、
「現在は使っていない口座であっても、所有している口座の通帳は
 すべて中身を開示して下さい」
と言われました。
なんだか、「ねぇ、今財布にいくらあんの?出せよ、全部。」と
カツアゲをされている気分になりました。

その職員からというよりは、この国から、
「あるものは全部出せ、搾り取ってやるからよ。」
と言われている気がして、怖くなったのを覚えています。

加えて、その所有する財産の内容(所持金の総額、土地等の所有物等)によっては給付金が受けられない場合があるというのも、なんだか納得しきれない気がします。

もちろん、そのルールの意図は理解できます。
少ない財源を、より経済的に不利な立場にある方へ優先的に回すために、
個人の所有資産へチェックが入ったり、給付に制限がかかったりするのは、
公平性を保つために必要なことのようにも思えます。

しかし、努力して資産形成をされた方が、その資産を理由に給付を受けられないというのは、また違う形の不公平を生み出しているような気がしてなりません。(幸か不幸か、私にはそんな資産はございませんでした…。)

要は、国民から金取るだけじゃなくて、バラ撒けよ、皆によ!!!
と思うのです。
国の財源が、より有意義に、より公平に使われるようになるのを願うばかりです。

3.セーフティネットなのに、受け身。

最後はこれ。これが私が公的機関を利用して最も「やばいんじゃないか」と感じたことです。

雇用保険の手続きや国民健康保険への切り替え等、失業してからしばらくは
国のセーフティネットを利用するためにしなければならないことが沢山あります。
私は、退職してから自分でやらなければならないことを主にインターネットで情報収集し、各種手続きを行ってきました。
市役所やハローワークで手続きに必要な書類を書き、提出することで、
現在、滞りなくセーフティネットの利用ができています。

私は、幸い親に大学まで出してもらい、自分のスマートフォンを持つことが出来て、情報の集め方も理解しています。文字の読み書きも問題なく出来ます。

しかし、失業する方のすべてが私と同じような条件を持ち合わせているのでしょうか?
私は、突然失業する方の割合としては、むしろこれらの条件を持ち合わせていない人のほうが多いのではないかと感じています。

・突然職を失ったけど、どこで何の手続きをすればいいのかわからない。
・そもそも、手続きをすれば受けられる各種制度があることを知らない。
・障害や教育を受けていないことが理由で文字が書けず、必要書類の提出が出来ない。

こういったことが原因で、本来受けられるはずの支援が受けられずにいる
失業者の方が潜在的に多いのではないかと思います。

自分で事前に色々と調べて、足を運び、積極的に質問すれば、ハローワークや役所の職員は力になってくれます。
しかし、ハローワークや役所の方から失業者のもとに歩み寄ってくるのは、
その方が「健康で文化的な最低限度の生活」から離れた時にようやく…
といったところではないかと思います。

失業者のすべてが、自分で情報を得て、能動的に動くことができるとは限りません。ギリギリになる前に、公的機関の方から歩み寄っていく制度が必要なのではないかと思います。

以上、福祉の専門家でもない、ただの失業者の個人的な感想となります。
誤った解釈等ございましても、お赦し下さい。
よろしくお願いします。

おしまい。






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