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【不妊治療】つい自分を責めてしまうんだ(卵巣過剰刺激症候群)


一昨日、一週間の入院を終えて退院した。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)。
お腹に水が溜まって卵巣が腫れる。

正直、身体の方は
昔、重症膵炎になった経験があったからその辛さに比べれば…だった。
だから入院する前日も苦しいのに歩き回っちゃったんだけど…(^-^;

心の方は
沢山自分を責めた。
いや…責めたフリをしていたって言った方が正しいかも。
「そこまでして子ども作らないといけないの」
「自然に授かれないんだったら子どもなんて望まなきゃいいのに」
「不妊治療せず、普通の生活をしておけば患わない病気にまでなって…」

次々に出てくる自分からの自分への批判。

だと思っていた。
けど違った。

入院中友人が言ってくれた。

「今回のこと、あなたが決めてあなたの意思でやったことだよね。
危険(OHSS)も含めて。
それでもやりたいって思ってやったんじゃない?
『子どもが欲しい』って強く思ったから思ってやったんじゃない?」

そうだった。

半年前にも入院まではしなかったものの
OHSSで食べることも寝ることもできず呼吸困難になったりして苦しんだ。
今回の採卵でも苦しむことは想定していた。

それでも子どもが欲しいと思ったのだ。

自分で自分を批判していると思っていたが
人からの受けたくない批判を自分で作り上げ、自分にぶつけていただけだった。

自分を責めてしまう時
尋ねてみようと思う。
「その言葉は誰が言ってるの?」
「それって本当?」
意外と架空人物からの声だったりするかもしれない。


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