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MINI Cooperと犬とわたし。

ひとそれぞれ、車を選ぶ基準は違う。やっぱり燃費がいいほうにしょう。家族も増えるし大きめでもいいんじゃなーい。いや、エンジンが、いやFFが、、、。

4年ほど、わが家の一員だったmini Cooperとお別れした。小さなボディで大阪から京都までを往復する毎日。途中で止まったことも、ライトが点かなくなったことも、ルーフからの雨漏りも、エアコンがきいてないょーも、隙間風さむいょーも。

ぜんぶ、ひっくるめて「よくがんばりました。」と言いたい。ありがとう。

この車に決めたのは、もちろん夫だが理由がかわいいので反対する余地もなかった。

ぐぅが乗ってて似合う。小さい車だから、後部座席にぐぅが乗ると近くに感じる。

この車は、いぬとの思い出が詰まっていた。だから、ぐぅが居なくなってから、車に乗るたびに何か忘れものをしてるみたいな気持ちになっていた。

後部座席から、嬉しそうな顔をして「はあはあ」と前のめりな犬に「ちかいなーー。」といい抱っこするのが好きでした。

年老いてからは、わたしの膝の上で丸くなり、その温もりを感じることがしあわせだった。

小さなmini Cooperは、そういう意味でも寄り添っていられる空間を提供してくれていたのだ。

その色も、フォルムも1番似合ってたぐぅが「次へと進め」と背中を押してくれた気がした。

何かが変わるとき、得ることと失うことは常に同時だ。変化はいつも±0ではなく、プラスにはたらくんだと思っている。プラスしかないとも思えたりする。

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次にきた車にも、ぐぅはいる。たぶんいる。きっといる。遠くまで走らせるから、見たことのない景色ちゃんとみてなょ。

ありがとう、2020年くりすます☻

おつかれさまでした、わが家のmini☻ そして今日もいちにち、ありがとうございました。




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