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息をのむ紅葉絶景|「滋賀」3泊4日琵琶湖一周旅②

前回の記事【「滋賀」3泊4日琵琶湖一周旅 1日目】に続き、今回は2日目に訪れたスポットをご紹介します。

1日目ですでに見所満載となりましたが、2日目はさらに目を奪われる素晴らしい光景が続出でしたのでぜひご覧ください。

【1日目の記事は↓からどうぞ】



【近江八幡】屋形船での八幡堀めぐり

2日目は午前10:00から、前夜に宿泊した近江八幡市での「八幡堀めぐり」でスタート。

八幡堀めぐりはぜひ体験してもらいたいイベントの1つです。

昔ながらの屋形船で水上から風情のある近江八幡の街並みが見られます。

ゆったりと風を受けながら景色を眺める時間は格別です。

ネット上で事前予約可能だったので、私は予め予約しておきました。

当日受付も可能ですが、予約でいっぱいだったり先着順で乗れないことも多いようなので事前予約が無難です。

実際、ご年配の女性たちが「船乗りたかったぁ〜」と残念がっていたので、絶対乗りたい方は予約必須!

ゆっくり見て回るなら周辺でランチを楽しむのもありでしょう。

飲食店が揃っているので、お店選びには困らないはずです。


【日牟禮八幡宮】近江の守護「八幡さま」

八幡堀めぐりの後は少し散策をしてから、乗船場のすぐ近くにある「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」へ。

「近江八幡」の地名はこの八幡さまが由来と言われています。

ご鎮座は西暦131年と言われているので、その歴史の長さに驚かされました。

次の目的地は近江八幡市から琵琶湖の南側を西に向かい、車で15分ほどで行ける野洲市にある兵主大社です。


【兵主大社】国指定の名勝庭園を有する古社

約34,000平方メートルもの境内の広さを有する「兵主大社」は、奈良時代はじめに創建された歴史ある古社です。

朱塗りの楼門は足利尊氏による寄進で、奥に進むと本殿と国指定の名勝庭園があります。

庭園は平安時代後期に作られ、紅葉を眺めながらの散策が楽しめます。


【建部大社】国内有数の大社

兵主大社から車で約30分走り立ち寄ったのが、大津市にある近江国一之宮「建部大社」です。

日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る国内有数の大社で、琵琶湖のほぼ真南に位置します。

320年に現在の東近江市に創建され、近江の守護神として今の場所に遷座したのが675年と伝えられています。

1945年8月17日に作られた日本初の千円紙幣の図柄には、建部大社本殿と日本武尊が使われました。

この千円紙幣は通用期間がわずか7ヶ月だったため、幻の紙幣と呼ばれています。

「琵琶湖とその水辺景観 - 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財として日本遺産にも認定されている建部大社は、滋賀観光では外せないスポットです。


【ランチ】三井寺正面の日本料理店「風月」

建部大社から車で西に走ること30分弱。

同じ大津市にある次の目的地「三井寺」に着いたのが14:00過ぎだったため、三井寺の正面「仁王門」前にある日本料理店「風月」でランチ。

天ぷらとお蕎麦のセットを注文し、紅葉が見れる窓際の座敷席でいただきました。

近江八幡市で昼食をとらないのなら、三井寺でランチするのが良いでしょう。


【三井寺】天台宗門宗の総本山

天台寺門宗の総本山である三井寺は686年に建立されたと伝えられ、正式名称は「長等山園城寺(おんじょうじ)」といいます。

1200年以上もの長い歴史の中で、たびたび焼き討ちされるなど数多くの苦難を乗り越えてきたため、「不死鳥の寺」とも呼ばれているそう。

「琵琶湖とその水辺景観 - 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財として日本遺産にも認定され、広大な境内では春には桜の絶景を、秋には紅葉の絶景が楽しめる一大観光スポットにもなっています。

また、映画や大河ドラマのロケ地としても有名で、「るろうに剣心」、「大奥」や「平清盛」の撮影でも使用されました。

境内を散策すると見所が多くあるので、ゆっくり見て回るのがおすすめです。


【近江神宮】代表的な近代神社建築

次の目的地は三井寺から車で10分とかからない場所にある近江神宮。

近江神宮は1940年に皇紀2600年を記念し、第38代天智天皇をお祀りするため、昭和天皇の御勅許を賜わって創建されました。

歴史は比較的浅いものの全国16社の勅祭社の一社に数えられ、代表的な近代神社建築として国の登録文化財にも登録されています。

毎年4月20日に開かれる例祭では、宮中から天皇陛下の御名代として御勅使が参られ、多くの方々から崇敬される神宮です。


【日吉大社】3,000本の紅葉ライトアップは必見

近江神宮から車で10分弱の距離にあるのが次の目的地「日吉大社」です。

約2100年前に創祀された日吉大社は、全国に3,800余もある日吉・日枝・山王神社の総本宮で、比叡山の麓に広大な境内を有します。

比叡山延暦寺の門前町・坂本の鎮守神にして、平安京の表鬼門にあたる場所にあることから、都の守護神として平安時代から多くの信仰を集めてきました。

境内には3,000本のもみじがあり、見頃の時期にライトアップされる光景はまさに圧巻です。

【日吉大社の紅葉ライトアップ動画を見るならこちら↓】


【石山寺】紅葉ライトアップ最強スポットはここだ!

2日目最後の目的地は東寺真言宗の大本山「石山寺」。

個人的にはここが紅葉ライトアップ最強スポットです。

日吉大社からだと車で30分かけて、建部大社の近くまで戻ることになりますが、絶対に訪れるべき紅葉絶景スポットです。

昼も紅葉絶景が楽しめるのですが、私は夜のライトアップのみ訪れました。

約1,000本のもみじやカエデに加え、本堂や多宝塔などの国宝建造物がライトアップで美しく照らされる光景は、言葉を失うほどの素晴らしさです。

まさに2日目のクライマックスにふさわしい、最高の想い出となりました。

【石山寺の紅葉ライトアップ動画を見るならこちら↓】


2日目は近江八幡市から琵琶湖の南側を西に向かい、大津市の観光スポットを回りました。

日吉大社はと石山寺は紅葉ライトアップが目当てだったため、日中の紅葉は見れませんでしたが、時間に余裕を持って回れる方なら日中も訪れた方が二度楽しめるでしょう。

大津市は見所があまりにも多く、1日中観光することになりました。

それでも朝から素晴らしい景色に目を奪われ続けたので、あっという間に1日が過ぎていきます。

この日は石山寺駅近くのホテルへ21:00頃にチェックインし、付近の居酒屋で軽く飲食をもって締めくくり。

もう少し時間に余裕が持てるなら、周辺でグルメを楽しんでも良いでしょう。

3日目は「日本仏教の母」として仰がれる「比叡山延暦寺」を中心にご紹介するので乞うご期待。

【3日目の記事はこちらから↓】

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