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星の王子さまの★エッセイ絵本・その4

「自己肯定感」ってなあに?



自己肯定感。


最近あちこちでよく聞きますが、


わかっているようで、

よくわかんない言葉です。


僕なりに考えてみました。


すると、ふみおくんが、

やってきました。



「このごほん、どーぞ」


「あ、ふみおくん、ありがとう」


その、ごほんは、

脳科学者の黒川伊保子さんの、

「思春期のトリセツ」でした。


そのなかの一節に、

「自己肯定感」とは、

こういうことです。

という、

エピソードが書かれていました。



「思春期のトリセツ」から、

引用させていただきます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


「大草原の小さな家」の、

ローラの母の神対応について、お話ししよう。



ローラが思春期を迎えたときのこと。

ローラには美しい姉がいた。

白い透明感のある肌、ふっくらとしたバスト、

艶やかな髪……

当然、彼女は男の子たちの憧れの的で、

ローラが憧れる少年までが

姉に心を奪われているように見えた。


こうなると、思春期を迎えたローラは、

落ち着いてはいられない。

顔に白い粉を塗ったり、

バストに詰め物をしたりして、

偽造工作に出るのである。


それを見た母親が、ローラにこう言うのだ。


「あなたが、あなたでないふりをしていたら、

あなただけを愛する人は、

どうやって、あなたを見つけたらいいの?」


私は、今も、このセリフを書いていて、泣きそうになる。

このセリフが、劣等感でいっぱいだった

若き日の私を救ってくれたから。


思春期の女の子に、自己肯定感をあげるのに、

こんなに完璧な言葉はない。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


これは、恋愛だけではありません。



例えばこのように言葉を、

置き換えてみたらどうでしょうか。



「あなたが、あなたでないふりをしていたら、

あなただけを必要とする人は、

どうやって、あなたを見つけたらいいの?」


「あなたが、あなたでないふりをしていたら、

あなただけに仕事を頼みたい人は、

どうやって、あなたを見つけたらいいの?」


人生すべてに使える言葉です。


「自己肯定感」

こむずかしく、いじくり回す必要は、

ないと思います。


何しろ、こんなこと、

とっくに知っている国があります。


それも国民が全員、

子供の頃から知っています。


その、素晴らしいとは国は、


どこでしょうか?


シンキングタイム。


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1


答えは、


ジャマイカです。



ジャマイカでは、

「自己肯定感」のことを、


「ナチュラル」といいます。


通常わたしたちは、

自然、自然なものという意味でナチュラルと言います。


ところが、ジャマイカでは、

それぞれの人が本来持っている才能や、

溢れ出るものをナチュラルと呼んでいるのです。


例えば、とても良い演奏をした人には

「とってもナチュラル

(あなたにしかできない演奏)だったよ!」と言ったり、


身も心も美しい人に出会ったら

「ナチュラル

(あなたらしいありのままの美しさを持っている)ね」

と言ったりするそうです。


実はこの事、

noteの記事で、つい最近知りました。


ナチュラルについて、

さらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事をごらんください。


加藤麻理子さんの記事です。


実は加藤さん、

noteでの、ぼくの、押しかけ弟子なのです。


弟子、第一号です。


ある日、

「弟子入りしたいです」、という、

浮世離れしたメールが来ました。


あまりにも、無邪気なので、

つい、OKしていました。


弟子というのは、

半分ジョークで、

ぼくは、
お友達という、
スタンスです。


とにかく、

それいらい、

加藤さんには、

ズームで、

文章の書き方などを、

伝えさせていただいています。


実際には、

文章という、

かた苦しいものではなく、


お話の仕方を、

伝えさせていただいています。


文章を書こうとすると硬くなるから、

ファミレスでお友達に、

話すようにするといいんですよ。

そんな文章を書くといいですよ〜。


と、いうような感じです。


それにしても、

加藤さんの

「ナチュラル」の記事、

素晴らしいです。


そもそも、
加藤さんが、
ナチュラルなひとです。


あ、

ナチュラルだったから、

弟子入り、

つい、オーケーしちゃったんだ。


♪チャンチャン♪


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