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音楽大好きだけど音楽業界を辞めた話 #2

こんにちは。カメコです🐢

前回は、学生時代の音楽経歴(大したものじゃないですが…)から
レコード会社でアルバイトを始めるまでのお話をさせていただきました。

今回は、新卒でレコード会社に入ってからの話をしたいと思います!

レコード会社アルバイトから新卒入社

大学3年からアルバイトをしていたレコード会社に、
そのまま新卒で入社しすることになります。

大学4年の5月頃に入社する意志はあるか?と聞かれ、
当時音楽業界にどうしても入りたかった私は、もちろん「YES」と返答。
親会社で1回だけ面接をして、内定をもらいました。
(ほぼ面談のような感じで、就活はしていないし、周りと比べてめちゃくちゃ楽だったと思います)

親会社採用で、2ヶ月間の研修後に配属が決まり、無事アルバイトをしていたレコード会社に出向となりました。

アルバイト時代の雑用がCDの販促に関わることが多かったので、販促に配属にされます。

レコード会社の販促とは?

レコード会社の販促の仕事は…
担当商品が会議で決められた目標売上枚数に達するよう、
販促企画を組み立てて実行する

ざっくりいうとこんな感じです。
アーティストごとに担当を持って、同じアーティストの商品は同じ人が担当することが多いと思います。
売上枚数の管理も行うので、レコード会社の中だと比較的数字を扱う仕事かなと思います。

配属後の仕事内容

わたしの場合は、配属直後は上司について仕事を覚えて、
配属半年後にメジャーデビューする新人アーティストの担当を持たせてもらいました。
わたしがいた所は比較的少人数の会社だったので、
いきなりネットサイン会やらインストアイベントやらを一人で任されてんてこ舞い!
しかし上司や担当アーティストや事務所が良い方ばかりだったので、
辞めたいほど辛くなることもなく、だんだん一人で仕事ができるようになっていきました。

基本的な流れとしては、
売上管理をして、目標枚数達成のための販促企画を提案し、アーティストや事務所の確認を取って進めていく、みたいな感じなのですが…
配信イベントやインストアイベントの時は、
ケータリングの手配、衣装の準備、機材の確認、楽屋の案内、PAさんやヘアメイクの手配までなんでもやりました。
ライブ会場でCDを手売りすることや、レコーディングで女のコーラスがほしいからと言って歌わされたこともあります、笑
私が若手だったのもあるかと思いますが、”CDに関わることならなんでもやる雑用係”みたいな感じを想像していただければと!

入社してからは販促以外の現場(TV局やMV撮影、レコーディング等)に行ける機会もたくさんもらって、とても勉強になったし、貴重な経験でした。
現場に行くだけで人脈が広がるのでそこも嬉しかったです。
(音楽業界は人脈命!)

レコード会社での働き方、良さ◎

アーティストに会えたり、解禁前の情報を知れたり、仕事でライブを見れたり、TV局やラジオ局に行けたりするので、
ミーハーなひとにとってはめちゃくちゃ楽しい職場ではあると心から思います。
私はバンドが好きだったので、仕事で大型フェスに行けるのはかなり嬉しいポイントでした。
(仕事していない時間帯は、ライブ見て、遊びに来てる友達に会ったりもしてました…最高でした…)

働き方としては、
コロナ禍でリモートワークが導入されたので、
必要なときだけ出社、現場に赴けば良い形でした。
土日や深夜の稼働もしょっちゅうなので拘束時間は長いですが、
自分のペースで仕事を組み立てられたので、そこまで苦ではなかったです。
親会社が上場しておりコンプライアンスは割と厳しかったため、
土日稼働分は振替休日をもらえてました。
(勝手に)”裁量労働”的な感じで働いていたので、
平日9時〜18時は絶対仕事、みたいな形が自分には向いてないことに転職してから気づきました!遅い!

服装、髪色、ネイルは自由すぎるほど自由だったので、辞めてからありがたみに気づきました…(当時は髪の毛ピンク色で爪も盛り盛りでした)

次回は、「レコード会社で働き始めてモヤモヤし始めたこと」をお話したいと思います!
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです☺


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