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ラーメンがお好きでしょ。

こんばんは。宵待と申します。妖怪です。昼間は、人間のフリをしております。

前回は、大変失礼いたしました。二号にこっぴどく叱られて… …じゃなかった。あ、ありがたいお言葉をたくさんいただきました。
本年もぼちぼちやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それにしても、ラーメンがおいしい季節ですね。いや、ラーメンはいつ食べてもおいしいか。
家ではよく、食後に母がインスタント麺を作ってくれました。あと、カップラーメンも常備してありましたね。(夕飯が終わってからが、本番です(笑))でも、いつも食べていた訳ではありません。金曜日と土曜日だけ。だから特別な感じもして、家族で食べるラーメンが好きでした。

それと、私が好きなラーメンがもう一つ。

高校生の時です。そのラーメンに、出会ったのは。
初めて買ってもらったスマホへの新鮮さも薄れてきた頃、私はYouTubeに夢中でした。帰ってきてYouTube。暇だからYouTube。勉強したくないからYouTube。寝る前にYouTube……みたいな(笑)

そんな時、一本の動画が目に入ったのです。
そこには、よくわからないサムネと、「不思議の国のニポン」の文字。
なぜ私がその動画を観ようと思ったのか、あるいは、自動で再生されたのかは定かではありません。でも、その時動画が動き始めたのは確かです。
その動画には、メガネをかけた男の人が座っていました。
この人は知っています。ジュモクさんです(シャキーンの)。
次に、別のメガネをかけた男の人が入ってきました。この人は……よく分かりません。
そうして彼らは愉快に、ニポンの勉強をはじめました。

なんだこれ……。

めちゃくちゃおもしろい!

素直にそう思いました。
その後、おすすめに上がってきた「不透明な会話」や、「条例」を観たことを覚えています。しかし、その時はその程度で、その他の作品を観たり、作品を見返したりということもなく月日が流れました。

どれぐらい経ってからでしょうか。「小林賢太郎」という名前を、耳にするようになったのは。テレビで、その名前がよく流れていた記憶があります。でも当時、私はその名前の意味を全く理解していませんでした。

そこからまた月日は流れます。
スマホをいじっていると、ある画像に出会いました。

「『青は進め』だな?」
「そうだよ?」
「赤は?」
「『とまれ』だよ。当たり前だ。」
「はたしてそうかな?」
「えぇ?」

そんな、二人の会話が交わされていました。
なんだか、聞き覚えのあるセリフです。

元ネタが示されていたので、早速YouTubeで調べました。

するとそこには……あの二人が座っていました。真っ黒な舞台と、真っ黒な衣装に身を包んで。
そう、それは、「不透明な会話」のパロディーだったのです。

そこからだったと思います。彼らを、「ラーメンズ」として認識し始めたのは。「ラーメンズ」というコンビを知るまで、片桐さんのことは俳優だと思っていましたし、コバケンさんについては恥ずかしながら、認知すらしていませんでした。

そして、知ってからは早かった。
ラーメンズを観まくりました。気がついたら、100本全部観終わっていたほど。また、コバケンさんがやっているポツネンやKKPなんかも、YouTube上にあるものはすべて拝見しました。

それから、彼らについて様々なことを知りました。活動のこと、コンビのこと、二人のこと……。それから、あのテレビの意味も。

けど、やっぱり、あの二人は最高におもしろい。
そう思いました。

あぁ。そうそう。彼らを知って、ちょっと驚いたことがあります。
私は最初、「出会ったのは高校生の時」と書きましたが、「最初に」出会ったのは高校生ではなかったのです。

小学生の時でした。社会の時間に、担任がある動画を観せてくれたのは。
そこには、猫みたいなのがいっぱいいて、「千葉、滋賀、佐賀!」と叫んでいました。よく分からない動画だったけど、大爆笑したのは覚えています。
そこから、「千葉、滋賀、佐賀!」と言うのが気持ちが良くて、常に言いまくっていました。動画をまた観ることはできなかったけれど、一度観たなりに、再現して言っていましたね(笑)

そんな思い出の動画の元ネタは、「ラーメンズ」のものでした。
そうです。私はずっと前に、彼らと会っていたのです。
それがなんだか嬉しくて、でも友達に言っても伝わらなくて、一人もどかしい気持ちになっていました。

これが、私と「ラーメンズ」との出会いのお話。多少前後していたり、間違っていたりするかもしれませんが……。
不思議ですよね。どんなに仲がいい人でも、どうやって仲良くなったのかは思い出せないあれです。(実際今回も、記憶を絞り出しながら書きました(笑))

そんな彼らのファンと言えるのかは分かりません。YouTubeにあがっていない作品は観れていないし、円盤も一つも持っていない。もちろん、ライブにも行ったことがないです。
でも、ふとテレビで片桐さんを見つけると、嬉しくなります。ハナウサカイグリで、毎回クスッとしてしまう。
例えるならそう……彼らは、ちょっと気になる、隣の席の男の子たちなのです。

おや、こんな話をしている間にラーメンができあがりました。深夜のラーメン……。最高ですよね。それでは、伸びてしまわないうちに、お暇させていただきます。

では皆さん、よい宵をお過ごしください。
(ちなみに私は、2分ぐらいの硬めが好きです。)