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僕の実家

あけましておめでとう御座います。
どうも万物のあらゆるものに感謝の気持ちを綴る鈴木です。

みんなこの年末年始はゆっくりできただろうか。
今年は帰省した人も多いのではないかと思う。
という事で、
今回は実家(建物)に対して感謝の気持ちを綴りたいと思う。

僕の地元は岩手県の片田舎の港町だ。
周りは一面畑だらけ・・・という程ではないがなかなかの田舎具合だ。

そんな田舎にある僕の実家はとても古い。
築80年位の木造住宅だ。
僕が小学校の時はお風呂は薪で沸かすタイプだったし、
朝、キツツキが僕の家をくちばしでコツコツ突いている音で、
目を覚ました事が何度もあった。

家が古過ぎるせいで小学校~高校の時は友達を、
自分の家に誘うという事が恥ずかしくてなかなか出来なかった。
なので友達と遊ぶ時は僕はほぼ友達の家に行っていて、
なぜ友達の家は綺麗なのに、
僕の家はこんなにおんぼろなんだろうと不満に思う事が多かった。

僕が中学~高校の時は反抗期で、
よく家のガラスを割ったり壁を殴って穴をあけたりしてしまった。

しかし今になって思う。
僕の実家はとても古いが雨の日も雪の日も、
台風の日も、2011年のあの東北の震災の日も一度も倒れる事なく、
僕たち家族全員をずっと守ってくれていた。
帰省の時に実家に帰ると、
心の底からほっとできるような安心感を与えてくれる。

実家、壁に穴をあけたり傷付けてごめん。
僕が小さい時からずっと守ってくれてありがとう。

いつか結婚して奥さんを実家に連れて行った時、
ここが僕の実家だ、
めちゃくちゃ古いけど味があるだろって胸を張って言うよ。
実家、これからもよろしく頼む。




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