自然が好きなほのぼの女子

自然や森林が好きなほのぼの女子です。 よろしくおねがいします〜。

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最近の記事

竹林整備の重要性(第1弾)

 竹から生まれたかぐや姫、日本最古の物語と知られる竹取物語の主人公、かぐや姫は日本の神聖で情緒あふれるな竹林から生まれた美しい姫という印象が強いのではないでしょうか。今、日本の神聖な竹林と思われていた場所は、悲しいことに放置竹林として姿を変えてしまっています。  このブログ(第1弾)では、地域の方々が放置竹林の問題解決に向け、様々な角度から竹を利用した新商品を考案し、新たな商品へと生まれ変わらせている方々に焦点を当てて書いていきたいと思います。 ①「幼竹」をメンマとして生

    • お酒の原料が、驚きの「木」!?

       仕事で疲れた時に、もうたまらずに冷蔵庫からだすビール。「く〜たまらん!」ビールだけで止まるわけない、「もう、ホントやってられない。何なのよもう!」そう独り言を呟きながらお酒は進む。つい日本酒やらワインやら、冷蔵庫からガサゴソ探して取り出しては飲む。録画してあるお笑い番組を観ながら。  皆さん突然ですが、「木のお酒」があるということをご存知でしたか?もちろん、原材料は「木」!木のセルロースがアルコール発酵の種となり、お酒はできます。固い細胞壁からセルロースのみを取り出すとい

      • 沿線まるごとホテル!

        「沿線まるごとホテル」とは 既に利用されなくなった駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として蘇らせ、沿線集落の空き家を「ホテルの客室」に改修、さらには「ホテルのキャスト」として地域住民が接客、運営を図るという「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を創出したホテルです。自然豊かな場所には新鮮な水、空気、どこか懐かしいと思わせてくれる心温まる瞬間が詰まっていることでしょう。  都会で働く人々は、時間に追われるが如く働いています。1分1秒何に追われているのか不思議な

        • 健全な森の姿とは?

           生き生きとした森、それは多種多様な動植物が生息している森、それは針葉樹や広葉樹が混交している明るい森。(針葉樹だけの森は1年中葉を付けているので、どうしても鬱蒼とした暗い森になってしまうのだ。)  現在の日本の森はどうだろうか。戦後、私たちは建築材不足を補うため、人が管理しずらい場所までも苗木を植え、下刈り、除伐、間伐を行い森林を管理して材として搬出していた。だが、徐々に安い輸入材が多く日本に出回り、今まで、きちんと手入れしていた森林に人が立ち寄らなくなり、結果荒れ果ててし

        竹林整備の重要性(第1弾)

          木材の美が際立つ素敵なお家で暮らしてみたい!

           大企業あるいは国家公務員として勤務している方は、全国転勤がかかせないのではないでしょうか。旅行が好きな方にとっては全国転勤は、一つの楽しみかもしれません。  仕事から帰ったらアットホームな場所が待っている方も多いのではないでしょうか。もし、そんな場所が木材をふんだんに使用された空間だったら。高い天井に広い窓による開放感、そこから放たれる木漏れ日。内装は木材が織りなすアート的な曲線美を生かした素敵なデザインとなっていて、思わず高級ホテルに泊まっているかのような気分を味合わせて

          木材の美が際立つ素敵なお家で暮らしてみたい!

          木の上に建つ「だちまかんハウス」?

           公園の上に建つ「だちまかんハウス」漢字で表すと「達間館」(友達との間を繋ぐ建物) ツリーハウスの材料には地域の不要木を使用していて、自然の恵みの恩恵を無駄なく使用しているところに感銘を受ける。  なぜこのようなプロジェクトに至ったのか、それは過疎化に伴う人口減少が主な要因だ。このツリーハウスはゲストハウス兼地域おこしの拠点として建てられており、ひいてはゲストハウスを利用した方々が愛媛県西予市野村町中筋地区に移住したいと思うきっかけとなったらという、実に興味深いプロジェクト

          木の上に建つ「だちまかんハウス」?

          「空師」とは

          空師という職人を聞いたことはあるだろうか。 この空師という仕事を78歳の男性が現役で続けている。 空師とは、高い木の上にある枝や幹を切り倒す職人のことを指す。一見、木を根元から伐採する林業となんら変わらないと思われるだろうが、周囲の状況によっては、上から順々に細かく木を伐っていく方法が推奨される場合もある。 それは、切り倒したい木の近くに建物や構造物がある場合だ。 建物を傷つけずに木を伐り倒すことは、非常に神経を使う。人命(職人の命)に配慮するだけでなく建物にまで目を配ら

          9年で材として利用できる木が登場!!

          「木は樹齢何年になったら材として使用できるか?」 材に適した木に対して「この木はどれくらい生きてると思う?」って子ども達に聞いてみる。そうすると返ってくる答えは 「うーん、100歳かな、やっぱり50歳ぐらいかな・・・?」ってズバリ当ててくる。 誰しもが早くても木を材として使用できるのは、50年ぐらいからだと回答するのだ。今、日本の多くの木々は利用時期にきている。 だが、伐るだけではいけない。裸になった山を放置すれば、土砂災害や砂漠化が増加・拡大するだけにとどまらない。二酸化炭

          9年で材として利用できる木が登場!!

          空き家の活用方法その2「伝統家屋の魅力を海外の方へ発信」

          欄間、掘り炬燵、掛け軸、桐箪笥、雪見障子・・・・ もしかしたら、私たち日本人よりも日本を心から愛してくださっている海外の方が、日本の伝統家屋の魅力を知っているかもしれません。 日本の伝統的な技法が施されている物件や物品が残されているお家を外国人の方に売るという商売を行っている方々がいます。その名も「空き家ハンター」 さまざまな空き家に赴き、外国人にとって魅力的なポイントはないか、お客様へPRするための情報として収集していきます。 中には重箱や昔のそろばん、囲炉裏や漆食器な

          空き家の活用方法その2「伝統家屋の魅力を海外の方へ発信」

          次世代の林業を担う若者達が今、ここに。

          目をキラキラさせている。林業を学ぶ学生だ。 「私が、地元の森を守るんだ」 「将来、山を買ったらキャンプをして、森林整備をしながら薪となる材をを探したり、材でインテリアを作って自分だけの秘密基地を作るんだ」 そんな声が聞こえてくる。 卒業制作として、「世界に一つだけのイス」を作っている学生は目が輝いていた。自分達で伐って、加工して、これから誰かが日常生活の一つとして使うであろうイスに愛情をこめて、一生懸命作っている。その姿は、一人前の職人のように真剣そのもの。 森林の新たな

          次世代の林業を担う若者達が今、ここに。

          「馬」と一緒に農業や林業をしてみませんか?

          「馬」と一緒に土地を耕す、「馬」と一緒に材を運ぶ。50年以上前は、当たり前の光景だった。だが、今はそんな光景を目にすることは少ない。 今の時代、業務に効率化を求める人が大半だ。大量の仕事をどれだけ早く効率的に捌けるか。そしてちゃっちゃと仕事を終わらして定時で帰る幸せな毎日。こんな理想な生活はないだろう。だが、そんな毎日を過ごしているとふと感じることがある。 「人生を効率的に歩んだっていい、でも時間をかけてでも"生きてる"って常に感じれる日々を送ったっていいじゃない

          「馬」と一緒に農業や林業をしてみませんか?

          空き家の活用方法その1「村全体をホテルに!」

           山深いところで密かに息をしている空き家。そこには、大切な家族との思い出がぎっしりと詰まっている。 でも、そこにはもう誰も帰ってこない。  「田舎での暮らしがキツくなってきたから、山をおりようか。」「そうね。もうここまでかもね」と大事な物だけを持ち、山を下りる。そして、街中に家を建ててそこからまた新しい思い出を築いていく。  あるところでは、高齢化や人口減少に伴い限界集落になっているところもある。そういったところでは、たくさんの空き家を今後どのようにしていくか頭を抱えて

          空き家の活用方法その1「村全体をホテルに!」

          大自然の中でキャンプをしてみませんか?

           森の中でキャンプをしたい。できれば、もっと自分好みの森にアレンジして心を落ち着かせる空間を作りたい。友達同士や家族で、地域住民との交流の場として開放的な森林空間を利用してキャンプをしてみたい。そう思ったことはないだろうか。  世界と比較した時に、我々日本人は時間に追われ仕事や日常生活を送っていると思われている。海外の方からは、もう少し心にゆとりを持ってゆったりとした生活を送ってもいいのではないかという意見も聞こえてくる。  だが、日本で生活している以上、その土地での文化や

          大自然の中でキャンプをしてみませんか?

          高層ハイブリッド木造ホテルとは

           みなさんは、もう旅行の計画を立てていますか?  お盆の時期はどこに行こうか、家族でカップルで友達同士で旅行の行程を立てていたりして。  せっかくの大型連休だからこそ、ホテルでゆっくりとくつろげる、仕事のことを忘れられるそういった素敵な時間を思い描いていますよね?!  高層ハイブリッド木造ホテルのザ ロイヤルパーク キャンバスでは「地産地消」をテーマに食(料理)やホテルの外観・内装、家具などにも地域材をふんだんに使用しています。(北海道では地域材の木材を約80%使用。)

          高層ハイブリッド木造ホテルとは

          森林セラピーロードに行ってみよう

           木漏れ日、滝や川の音、杉の葉っぱを踏む感触や音、そしてふと横を見ると葉の影から愛しい人の笑顔が溢れる。そんな、体験をさせてくれる森林の世界を大切な人と一緒にお散歩してみませんか?もしかすると当たり前だと思っていたことが、既に知っていると思っていたことが、実際に森林の世界に足を踏み入れることで新たな発見に出会えるかもしれません。  また、日々森林が呼吸をして成長していることを肌で感じ、新鮮な空気を生み出してくれていることにありがたみを感じながら、明日からも頑張ろうと思わせてく

          森林セラピーロードに行ってみよう

          地域の伝統的なお祭りに欠かせないものといえば…

                「ドン」「ドドン」   鬱蒼とした森の中で太鼓の音が鳴り響く。  日本の伝統的なお祭りには、太鼓や神輿は欠かせない。そしてそれらを作る職人がいる。  地域のコミュニティを育むために昔からお祭りは継承されてきました。職人は、自然が与えてくれる恵みや今この瞬間を生きていることに感謝し続けてきた。感謝する相手はもちろん、昔から自然や山の中にいるとされてきた神様、そして自然そのものにだ。  地方の人口は、昔と比較すると非常に少なくなっている。そのためか、伝統的なお祭り

          地域の伝統的なお祭りに欠かせないものといえば…