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Crispy Boy リリースです!

今夏、醸造アドバイザー兼労働力としてお世話になったFUKUOKA CRAFT BREWINGにて醸造したイタリアンピルスナー、Crispy Boyがリリースです!
醸造を快く受け入れてくれたFCBチームの皆様、ありがとうございました!

Crispy Boy

Italian Pilsner
ABV:5% IBU:32
Malt:Pilsner, C15
Hops:Loral, Spalter Select, Saphir
Yeast:34/70

Brewer' Comment
ノーブル
という言葉はこれは花やハーブ、草木のような香りを意味しヨーロッパのホップの特徴的なキャラクターのひとつです。そんなノーブルさをたっぷり味わってもらえるビールをつくりました。
春先や今ぐらいの秋の涼しい季節に、小高い丘の草原に立って深呼吸したときのようなそんな気分でたくさん飲んでください。


FUKUOKA CRAFTの解説も載せておきます!

オーストラリアにてブルワリー武者修行を終えた後、日本に帰国した『NARU』がfukuoka craft brewingで働いて2ヶ月が経ち自身が仕込んだスタイルはイタリアンピルスナー!
クラフトピルスナーの火付け役になった元祖『Brrifico Italiano』のティポピルスからインスパイアされたスタイルで『クラフトビール=エール主義のイメージはあるけど皆んなに親しまれているスタイルの中でNobleなフレーバーを楽しんだりすることで魅力を知ったり、原点を知れるビール』だと語るNARUの思いが詰まったピルスナーになります。
クラシックなドイツ産ホップLoral, Spalter select, Saphirを使い、その言葉の通りクリスピーなモルトの甘味、花、フローラル、ハーバルな香りが心地よくグイグイと飲み進めることができるビールが今の気分ですよね、爽やかでいて海外に想いを馳せる逸品です。

FUKUOKA CRAFT, https://www.instagram.com/fukuokacraft/

ビールに関するお問い合わせはFUKUOKA CRAFTまでお願いします。

おまけ「苦味をたのしむ」

世の中には色々なお酒がありますが、苦味を主体的に楽しめるのはビールの面白さのひとつだと思っています。
人間を含めた動物は見た目や種類だけでは食べ物の安全性が分からなかったため、苦味を感じそれを排除することで食べて良いものとそうでないものを判断してきました。しかし人間は動物界で唯一「苦味を認識した上でたのしむ」ことができる生き物でもあります。
たとえばコーヒー、苦味の中にある香りや酸味とそのバランス。知れば知るほどたのしいものです。
あとは山菜、オトナになると苦味の中にさまざまな味わいが見えてきます。
こうやって人間は知性と経験で苦味をたのしんできたのです。
みなさんも次に苦いビールに出会ったら、どんな苦味なのか?苦味の奥には何があるのか?なんてことを考えても面白いかもしれません。

おわり

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