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今週のグッドデザインを紹介します(9/4 〜 9/8)

今日は、9月2週(9/4〜9/8)にアップした、とれたてグッドデザイン5点をまとめてご紹介します!



9/4 可動式ブース[アドセル]

段差をなくし出入り口を広くした、利用者を選ばないワークブース。

遮音性と吸音性を確保し、ウェブ会議や電話などの際に利用できるクローズドな空間です。床をなくすことで、車椅子での出入りを容易にしました。天板が昇降して高さが変えられるなど、さまざまな観点でユニバーサルデザインに関する配慮がなされていると、高く評価されました。

#2022年度グッドデザイン賞・ベスト100

9/5 デイサービス[下石の通い所]

まちの日常に溶け込み、地域にひらかれたデイサービスセンター。

開放的で外からも様子が伺え気軽に立ち寄れる場所として設計されました。単に大きな部屋をつくるのではなく、緩やかなひとつながりの平面をトラス梁で立体的にも奥行き的にも分節し、見え隠れする空間があることで利用者が自ら居場所を見つけて時間を過ごすことができます。地元の木材を使用した心地よい空間は、地域が介護と寄り添う、新たな風景をつくりだしています。

#2022年度グッドデザイン賞

9/6 ワークサポートグッズ[オリパクト]

たためる、はこべる、しまえる、ワークサポートグッズ。

組み立てて使用し、未使用時は折りたたんでコンパクトに収納できるオフィス用品「オリパクト」。携帯性と収納性に優れたスリムな形状で、カバンに入れて持ち歩くことも可能。会社などのロッカーでも保管場所を取りません。組み立ても簡単でどこでも快適なワーキングスペースを確保でき、多様な働き方をサポートします。

#2022年度グッドデザイン賞

9/7 文房具[はじめての文房具シリーズ]

小学生から使える、はじめての文房具シリーズ。

過度な情報や装飾を省くことで、使いながら創意工夫ができる余白を残した文房具です。こどもや親、教師の視点も取り入れながら、学習する際に必要な要素を見つめ直して作りました。書体や配色、文字の大きさなど、製品を使いやすくするさまざまな配慮も高く評価されています。

#2022年度グッドデザイン賞・ベスト100

9/8 環境啓発活動[フォレストサポーター鉛筆による資源循環]

日常の身近な道具から、子どもたちが資源循環を体験し考えるきっかけになる鉛筆。

正しく持てる長さで途中から芯がなくなり、捨てるタイミングが明確にわかるようつくられています。残った部分は小学校で回収し、肥料へと再生され各小学校へ配布、植物を育てる活動に使われていきます。鉛筆の開発から、回収、肥料としての活用までを4社の協業で実現し、子どもたちにとって欠かせない道具である鉛筆を通して、資源循環について考える機会を生み出しています。

#2022年度グッドデザイン賞

この連載では、グッドデザイン賞インスタグラムで毎日1点ずつアップしている受賞作品をまとめています。
インスタグラムもあわせてご覧ください!
https://www.instagram.com/good_design_award/